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CULTURE カルチャー

2019.02.18

【まとめ】イケメンスターからいぶし銀の名脇役へ!
ケビン・コスナー映画5選!

90年代に世界中の映画ファンを虜にしたケビン・コスナー。S級作品の主役を経て、現在では名バイプレイヤーとして活躍している。そんな彼の出演作を厳選してご紹介!


 

『フィールド・オブ・ドリームス』
製作年/1989年 監督/フィル・アルデン・ロビンソン 主演/ケビン・コスナー 男の職業/農夫

ロマンと信念を持って生きる、それがオトコ!
人生の途中で道に迷ったときに観直したいのがコチラ。主人公はトウモロコシ畑を営む平凡な中年男レイ。ある日、レイは畑の中で「それを造れば、彼は来る」という不思議な声を耳にし、畑の真ん中に野球場を造ることを思い立つ。周囲から変人扱いされるも、レイは人生の折り返し点にいることを自覚し、心の声に従うことを決意する。

完成した野球場に現れた戦前の名選手シューレス・ジョーは「ここは天国かい?」とレイに尋ねる。まさに夕暮れの日差しを浴びたグランドは天国のように美しいのだ。亡くなった父と不仲だったことを気にしていたレイだが、野球場を造ったことで父が憧れていた世界に触れ、夢を見ることの大切さに気づく。大人の男ならば流行やまわりの声に流されず、生き方も自分流を貫くべき。そんなことを教えてくれる作品だ。「直感は大事にしたほうがいいわ」とレイを励ます妻アニーのセリフも実に印象的だ。




『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』
製作年/1999年 監督/サム・ライミ 出演/ケビン・コスナー

自分がなにをやってきて、これからなにをやりたいのか、そこが大事!
毎年、シーズンが終わる頃になると引退表明が出される野球界。今作の主人公、ビリー・チャペル投手も40歳を迎え、選手生命のピンチに立たされている。優勝が決まるゲームでの登板を任されているのだが、その日の朝にオーナーからトレードまたは引退を勧められてしまうビリー。しかも恋人には別れを告げられたばかり。モヤモヤを抱えたまま、彼は一世一代のマウンドに上がることになる。

引き際を考えたとき、人はこれまでの自分の生き様を振り返るもの。今作のビリーも、決戦のマウンドで対戦バッター、さらに痛みを訴える自分の右腕と格闘しながら、これまでの日々に心を巡らせる。そしてタイトルが意味する“野球が好き”という思いがあふれ出すクライマックスへ! ケビン・コスナーの“直球”なヒーロー像も清々しく、引き際を描いている作品なのに後味もこのうえなく爽やか。これまで自分がなにをやってきて、そしてこれから本当になにをやりたいのか。そんなメッセージが熱く伝わってくる。




『守護神』
製作年/2006年 監督/アンドリュー・デイビス 出演/ケビン・コスナー、アシュトン・カッチャー

混乱の中でも冷静さを失わないこと!
アメリカ沿岸警備隊のエリート養成学校を舞台に、“守護神”の異名を持つ伝説的な沿岸警備隊員ベンと新人訓練生ジェイクの絆と成長を描いたアクションドラマ。この映画が興味深いのは、新人ジェイクを1人前にするという物語だけでなく、教える立場のベンがジェイクを通じて過去のトラウマから立ち直るという点も織りこまれているところだ。クライマックスでの命を賭けた2人のレスキューシーンは胸が詰まること必至。

本作が教えてくれるのは、救助現場での心得。舞台こそ、嵐の中でのレスキューと現実ではなかなか遭遇しないシチュエーション。しかし、ケビン・コスナー演じる教官ベンが語る、「混乱の中でも冷静さを失うな」という教えは、あらゆるケースに当てはまる。劇中でも、事故に遭遇した救助者が動揺して暴れるため、救助作業の邪魔となる場面が出てくる。その際にベンは顔面を殴って黙らせる荒技を披露(⁉)。そこまでしなくともいいだろうが、万一の場面では、まず冷静になることが“頼れる男”の第一歩であることは間違いない。

 


『ドリーム』
製作年/2016年 監督/セオドア・メルフィ 出演/タラジ・P・ヘンソン、ケビン・コスナー

差別を排除し、正当に評価する理想の上司!
NASAに勤務する3人の黒人女性を主人公にした本作は、1960年代が舞台。最先端のNASAですら人種や男女の差別意識が色濃く、3人は仕事が優秀でも正当に評価されない。自分たちだけで闘っても、なかなかこじ開けられない扉。それを開いてくれるのが、ケビン・コスナー演じる理解ある上司ハリソンだ。

3人のうち、複雑な計算を得意とするキャサリンは、新たに配属された白人男性ばかりの部署で才能を発揮する。だが、有色人種用のトイレは800mも離れたビルにあり、コーヒーポットも白人用は使えないなど仕事に支障をきたす。そんな実状をハリソンが打ち破るエピソードが、あまりに爽快!

さらに黒人女性ばかりの計算部でスーパーバイザーを務めるドロシーは、自身の昇進問題と葛藤しながら、同じ部署のメンバーをまとめ鼓舞するなど、あちこちに上司と部下、師弟のエピソードが登場する。NASAを陰で支えた主人公たちの功績は、後の世代の道を切り開いただけでなく、この映画を観た現代のわれわれにも勇気を与えることになった。映画自体が“人生の師”として学べるレベルなのである。
 

 


『モリーズ・ゲーム』

製作年/2017年 原作/モリー・ブルーム 監督・脚本/アーロン・ソーキン 出演/ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ、ケヴィン・コスナー、マイケル・セラ

シブ〜い演技が、観る者をグッと感動させる!
『ソーシャル・ネットワーク』の脚本家アーロン・ソーキンが初監督・脚本を務めた本作は、米女子モーグルの五輪候補選手が、高額ポーカーの経営者に転身したという驚きの実話を描いたもの。主人公のドラマチックな半生と、彼女を演じたジェシカ・チャステインの好演も素晴らしいのだが、ここでは思わずムネアツとなるポイントとしてケビン・コスナーの存在感をあげておきたい!

ケビン・コスナーは1987年『アンタッチャブル』のヒットにより注目を浴び、その後『フィールド・オブ・ドリームス』、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、『ボディガード』の大ヒットにより世界的スターへと登りつめた。しかし近年、主演作でのヒットに恵まれず、“90年代の大スター”という存在に。そんな彼が再び脚光を浴びるようになったのが、2013年『マン・オブ・スティール』だ。クラーク・ケントの養父役を深みある演技で表現し、リブートしたスーパーマンと同等の注目を集めたのだ。

新たに手に入れた脇役として魅力は昨年の『ドリーム』でも観てとれるのだが、本作でも実に味わい深い演技を披露している。役柄は、ジェシカ演じるモリーの父親役。五輪候補選手を育てた父親だけに、ひたすら練習を課す厳格な人物なわけだが、当然モリーとの関係は上手くはいかない。そして競技中の事故でアスリート人生が絶たれたことを機会にモリーとは、疎遠となってしまうのだ。



物語の中心は、ポーカー経営で巨額のマネーを動かす、その後のモリーの華麗なる転身ぶりだ。つまり、その間父親であるケビン・コスナーは回想シーン以外に登場することはない。しかし、終盤モリーが人生の崖から転げ落ちたときに、ふと姿を現わすのだ。そこでのやりとりはネタバレになるので詳しくは書けないが、その存在感、過ぎ去った長年の月日を想像させるシブ〜い演技が、観る者をグッと感動させるのだ!



本作は、モリー本人が2014年に出した回顧録がベースとなっていて、アーロン・ソーキン自らがモリーへの取材を重ね、本では書かれていない父親との複雑な関係もシナリオに盛り込んだ力作だ。モリーの人生逆転ストーリーとともに、ケビンの演技と父娘のヒューマンドラマにも是非、着目して欲しい。

©2017 MG’s Game, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.


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文=長野辰次、斉藤博昭 text:Tatsuji Nagano、Hiroaki Saito、
photo by AFLO
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