富士山の麓でシャンパーニュメゾン〈ヴーヴ・クリコ〉が開催!
世界で4カ国でしか行われないスペシャルなピクニックの会場に日本が選ばれたわけとは?
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シャンパーニュといったら、どんなイメージだろうか? 夜? パーティ? おそらく多くの人がこんなイメージを抱いているに違いない。しかし、1772年フランス・ランスで創業し、マダム・クリコにより飛躍したシャンパーニュメゾン〈ヴーヴ・クリコ〉はちょっと違う。シャンパーニュをもっと気軽に、リラックスした環境の中で、太陽や自然を感じながら楽しんでもらうというアール・ド・ヴィーヴル(暮らしの美学)を提唱しているのだ。そのコンセプトを体現するようなピクニックイベントが今年、世界4カ所で開催。フランス、スペイン、アメリカ、そして日本。はたして日本が選ばれた理由とは?
そもそもピクニックとは、諸説あるが18世紀末から19世紀にかけてフランスではじめられたものといわれている。同じフランスルーツの〈ヴーヴ・クリコ〉は、そんな太陽の恵みを讃える優雅で心踊るライフスタイルへのオマージュとして、"ヴーヴ・クリコ ピクニック"を開催。選ばれた場所は、日本を代表するアイコニックな山である富士山の麓。そんなエクスクルーシブなところで2日間で約100名のゲストを招待して、"ヴーヴ・クリコ ピクニック"を開催した。このラグジュアリーなピクニック・エクスペリエンスをサポートしてくれたのは和歌山のミシュラン2つ星レストランvilla aida(ヴィラアイーダ)の小林寛司オーナーシェフ。ピクニックスタイルにインスパイアされたシャンパーニュとフードペアリングが次々と登場した。
当日は、俳優やインフルエンサーなども多く参加し、華やかで盛大なピクニックとなった。そして、唯一無二のこのイベントについてコメントも出してくれた。そのうちの何人かのイベントへのコメントをここで紹介しておこう。
01 夏木マリ
富士山をバックに開放的な空間でのピクニック。日常を忘れてリラックスでき、贅沢な時間でした。特に今日の小林シェフのお料理に、すっきりとしたラ・グランダムのロゼのほんのりした甘味がバッチリだったと思います。普段、家でもお食事はいつもシャンパーニュからスタートするのでやはり欠かせない存在です。うちのワインセラーには〈ヴーヴ・クリコ〉をいつも常備しているくらい、昔からずっと好きなブランドですし、マダム・クリコのクリエイティブな生き様、行動力に強く共感します。
02 神崎 恵
こうして大自然の中で深呼吸できるような瞬間は、まさに日々慌ただしく過ぎていく毎日に『句読点を打つ』ような、大変豊かな時間となりました。美しい風景と空気の中、音楽のように流れるリズムでいただくシャンパーニュとお料理のペアリングは至高のひととき。マダム・クリコが体現してくれた繊細かつパワフルな味わいは、まさに現代の女性の美しさを象徴したようなシャンパーニュだと感じました。時間を豊かにするパワーを持ったシャンパーニュは、お祝いの席ではもちろん、毎日の自分へのご褒美のためのエールとして自分のために開けたいです。
03 Chay
富士山の麓で、太陽を感じながら楽しむシャンパーニュとお食事は、まさに至福のひとときで、スペシャルな体験となりました。特に印象に残っているのは、最後のデザートとのペアリングで飲んだ「リッチ オン アイス」。普段デザートと一緒にシャンパーニュを飲まないので、フレッシュでみずみずしい味わいがとても新鮮で楽しめました。外では気の知れた友人と、お家ではゆっくり家族とヴーヴ・クリコで乾杯をしたいです。
さて、それでは本題に戻るが、そもそも日本がピクニック会場に選ばれた理由とはなにか? もちろん今、多くの外国からの観光客が訪れているように、日本が持つ多様な魅力に海外の人々が気づいてしまったということもある。でも、それよりなにより実は今から遡ることおよそ30年前の1996年5月21日に富士山の麓でヴーヴ・クリコ ピクニックが開催されていたのだ。そんな縁もあり、今回開催されたのは、同じ富士山のエリアであり、奇しくも日にちも5月21日(今回は22日も開催)というのも同じ。そんな〈ヴーヴ・クリコ〉と日本との関係から、栄えある4カ所のピクニックのうちのひとつとして日本が選ばれたのだ。
それでは、最後に当日、提供されたシャンパーニュと料理のペアリングを紹介しておこう。
1.ひよこ豆のスープ x イエローラベル マグナム
シンプルながら、滋味深いスープには、〈ヴーヴ・クリコ〉の味わいとスタイルを代表するシャンパーニュのマリアージュで。メゾンのスタイルを象徴する4つの要素、フレッシュさ、力強さ、豊かなアロマ、シルクのようななめらかさがひよこ豆のスープと好相性。
2.カスクルートxラ・グランダム 2018
好きな野菜をセレクトしてバケットに挟み、好みの調味料で味つけをしていただくという、まさにピクニックらしい料理。こちらに合わせるのはシャンパーニュ地方の「偉大なる女性=ラ・グランダム」と称されるマダム・クリコへのオマージュを込めた特別なシャンパーニュ。卓越した品質のピノ・ノワールが収穫された年にのみ造られる。90%という例外的に高い比率でピノ・ノワールをブレンドしたラ・グランダム2018。
3.ジャンボン ロティ& 初夏野菜のマリネ x ラ・グランダム ロゼ 2015
ひとつの料理をみんなでシェア。シェフが贅沢に豚モモ肉のロティを切り分けてサービスするライブ感あふれる演出の一皿。お好みのソースと初夏野菜のマリネ各種を自由につけあわせていただくスタイル。こちらには最高級のロゼ シャンパーニュのペアリング。美しい色彩と表情豊かなアロマ、深い余韻が魅惑的。
4.マスクメロン ココナッツミルク 茶寒天タピオカxリッチ オン アイス
遊び心のあるタピオカとココナッツにマスクメロンが贅沢な味わいを添えるデザート。こちらには様々な果実とマイルドなスパイスの香り、甘い口当たりが見事に調和した新感覚のヴーヴ・クリコ リッチを。ピクニックの余韻をいつまでも楽しめる。