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2026.03.17 NEW


“超一流”と呼ぶにふさわしい傑作! 〈ランボルギーニ〉テメラリオ

〈ランボルギーニ〉のラインナップにおいて、長らく主役を務めた“ウラカン”の後継モデルがついに姿を現した。その名は“テメラリオ(Temerario)”。スペイン語で“大胆不敵”を意味するこの1台は、先行する“レヴエルト”に続く、〈ランボルギーニ〉第2のHPEV(ハイパフォーマンス・エレクトリファイド・ビークル)。サンタアガタ・ボロネーゼのクラフトマンシップが、電動化という新たな翼を得て、スーパースポーツの定義をあざやかに塗り替えようとしている。

最大の見どころは、なんといっても4.0ℓV8ツインターボエンジン。特筆すべきは、量産型のスーパースポーツとしてはじめて1万rpmという驚異的な回転数に到達したことだ。180度のフラットプレーン・クランクシャフトを採用したこの心臓部は、レーシングカーさながらの鋭いレスポンスと、高周波でエモーショナルなサウンドを響かせてしまう。

そこに3基の電気モーターが組み合わさり、システム合計出力は実に920CV! 0-100㎞/h加速はわずか2.7秒、最高速度は340㎞/hを超えるというから弩級。だけど、単に速いだけじゃない。電気モーターが低回転域のトルクを補う“トルク・ギャップ・フィラー”として機能することで、全域で途切れることのない加速フィールを実現している。このあたりは、シティコミューターとしての使いやすさに繋がる部分でもあって、まさしくギャップ萌えポイントといえるかも。



デザイン言語は〈ランボルギーニ〉の伝統を継承しつつ、さらに洗練されたエッセンシャルかつアイコニックなもの。ひと目でそれとわかるシャークノーズや、六角形をモチーフにしたデイタイム・ランニング・ライトが、唯一無二の存在感を放つ。

インテリアのコンセプトは“Feel like a pilot(パイロットのような気分)”。低いシートポジションに座れば、目の前にはデジタル・インストルメント・パネル、中央には8.4インチのスクリーン、そして助手席側にも専用ディスプレイが備わり、ドライバーとパッセンジャーが一体となって“飛行”するような体験を共有できるのだ。

さらに、ウラカンと比較してヘッドルームが34㎜、レッグルームが46㎜拡大されており、ヘルメットを着用した状態でのサーキット走行はもちろん、週末のロングドライブも快適にこなせる実用性を手に入れた。

テメラリオは、13種類もの多彩なドライブモードを備えている。特筆すべきは、市街地走行に最適な“Città(チッタ)”モードだ。このモードでは完全電動での静粛な走行が可能で、早朝の住宅街でも気兼ねなく走り出せる。一方で“Corsa(コルサ)”を選べば、920CVの全ポテンシャルが解放され、まさに野獣のようなパフォーマンスを披露する。

さらに、今回はじめて採用された“ドリフト・モード”は、オーバーステアをコントロール下に置きながら、ドライバーのスキルに応じた“走る楽しさ”を最大限に引き出してくれる。イタリアを代表する音響職人、Sonus faber(ソナス・ファベール)製のサウンドシステムに包まれながら、エンジンの鼓動を全身で感じる――それは、単なる移動手段を超えた、極上のエンターテインメントといえるだろう。

サーキットでコンマ1秒を削るストイックな一面と、リゾートへの旅を優雅に彩るラグジュアリーな一面……。その両極を高次元で融合させたテメラリオは、大人の遊び心を刺激してやまない、まさに現代の“超一流(フオリクラッセ)”と呼ぶにふさわしい傑作!

気になるスペックは?

★DATA 〈ランボルギーニ〉テメラリオ
●全長×全幅×全高:4706×1996×1201㎜
●車両重量:1690㎏
●ホイールベース:2658㎜
●エンジン:4V型8気筒DOHCツインターボ
●エンジン最高出力:800CV/9000-9750rpm
●エンジン最大トルク:730Nm/4000~7000rpm
●モーター最高出力:220kW/3500rpm
●システム最高出力:920CV/677kW
●トランスミッション:8速DCT
●駆動方式:四輪駆動
●税込価格:約4200万円〜

 
Information

●ランボルギーニ カスタマーサービスセンター
TEL:0120-988-889

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文=今井優杏 text:Yuki Imai
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