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CULTURE カルチャー

2018.12.22

コレがあるから映画は面白い!?
予測不能なドンデン返し映画5選

映画の醍醐味といえば、「この先どうなるのだろう〜」というまだ見ぬ結末へのワクワク感。なんだけど、残念なことに中盤あたりから結末がわかってきて興醒めしちゃう、な〜んて作品もある。けれどもご安心を。ここで紹介する5作品は結末の予測が全く不可能! そのうえ、物語も良質なので、鑑賞後は思わず唸ること必至。横で一緒に観ている彼女の可愛いビックリ顔も拝めるチャンス到来かも!? ちなみに結末がわかるネタバレ解説付きなので、未見の人は鑑賞後にご覧ください!

 

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『ユージュアル・サスペクツ』
製作年/1995年 監督/ブライアン・シンガー 出演/ガブリエル・バーン、ケヴィン・スペイシー

結末の予測が不能な代表作!
ドンデン返し度★★★★★

最後の最後で驚愕するサスペンス映画といえば、まずは本作の名が挙がることだろう。それだけ予想できない展開が用意されているのだ。
密輸船が爆破され、多額の現金と麻薬が消え去る事件が発生。唯一の生存者は、船の襲撃を指示された詐欺師ヴァーバルだった。警察がヴァーバルの尋問を行う中、ヴァーバルが犯罪者仲間4人とともに船を襲撃したこと、その襲撃を命じたのが正体不明のギャング、カイザー・ソゼであることなどが浮かび上がり……。
物語は尋問を受けるヴァーバルが、密輸船爆破事件が起こるまでの過程を回想する形で進行。この回想がキーポイントとなっているのだ。

<ここからネタバレ>
話を聞き終えた警察は、ヴァーバルの犯罪者仲間の1人をカイザー・ソゼと断定。しかし、ここからが大ドンデン返し。取調室を後にし、街に消えたヴァーバルこそがカイザー・ソゼだと分かる。なぜならヴァーバルは、取調室にある書類やマグカップに書かれた文字を拝借して、嘘の供述を延々と話していたというわけ。警察は見事にそれを信じ、騙されていたというオチだ。ヴァーバルを演じたケヴィン・スペイシーの名演、嫌味なくらい巧妙に張り巡らされた伏線などを本編で確認すれば、「えええええ!?」となるのは間違いない。アカデミー賞脚本賞受賞とスペイシーの助演男優賞受賞も納得の秀作。
 

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『ファイト・クラブ』
製作年/1999年 監督/デヴィッド・フィンチャー 出演/エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ジャレッド・レト

人間の本質を鋭く斬った物語に唸る!
ドンデン返し度★★★★

不眠症に悩むエリート会社員の“僕”は、出張中の機内で謎の男タイラー・ダーデンと出会う。互いを殴り合うことで自己を解放し、生きる実感を得るようになる。そんな2人のもとにやがて大勢の男たちが集結。秘密組織ファイト・クラブが結成され、地下室でのファイトが展開されるようになるが……。
こちらの作品、エドワード・ノートン演じる“僕”のナレーションによって展開。名前のない“僕”視点こそが結末の大きなヒントとなっているのだ。

<ここからネタバレ>
肉体的な痛みやタイラーへの友情を通して“僕”が自分を取り戻していく中、事態は“僕”の思惑からそれた方向へと転がっていく。タイラーは“僕”を蚊帳の外に置きはじめ、ファイト・クラブの面々と何やらよからぬ企みをするようになる。しかし、ある出来事をきっかけに、あれほど憧れていたタイラー・ダーデンは、実は“僕”自身が作り出した産物だと判明。

ファイト・クラブを設立したのも、仲間とともに何かを企てていたのも、要はタイラーは自分自身だったのだ。患っていた不眠症も、会社員としての働く以外に、実はタイラーとして“僕”がレストランなどで働いていたせい。さらに、タイラーとの殴り合いも自分で自分を殴っていただけのことだったのだ。

あっと驚く大ドンデン返し映画であると同時に、世の中や人間の本質を鋭く斬った作品としても支持されてきた1本。タイラー・ダーデンを演じるブラピのマッチョな肉体にうっとりする彼女が、大ドンデン返しにポカ~ンとする瞬間を見逃さないように!
 

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『鑑定士と顔のない依頼人』
製作年/2013年 監督・脚本/ジュゼッペ・トルナトーレ 出演/ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス

恋路も絡んだドンデン返し!結末は、ぜひ彼女と話し合って!
ドンデン返し度★★★★

美術鑑定士のヴァージルは友人の画家ビリーと共謀し、オークションで美術品を不正に落札する日々。そうして集めたコレクションを、ヴァージルは隠し部屋に飾って愛でていた。そんな中、ヴァージルは資産家令嬢のクレアから美術品競売の依頼を受ける。女性に接するのが苦手なヴァージルと、広場恐怖症で自室に引きこもるクレア。だから、鑑定士と依頼人でありながら顔を合わせたことのない2人。しかし、満を持して出会うと、たちまち恋に落ちるのだ……。

<ここからネタバレ>
偏屈で、女性に免疫のない男の一世一代のラブストーリー……と思いきや、実は哀しすぎぎる大ドンデン返し映画へと発展。クレアの目当てはヴァージルの秘蔵コレクションで、彼を巧妙に騙していたのだ。しかも、クレアの黒幕はなんとヴァージルの相棒だったビリー。画家としての自分を認めてもらえないビリーは、実はヴァージルに長年の恨みを募らせていたというわけ。

大好きな彼女と観るにはビターすぎる展開だが、いろいろな解釈のできる作品として劇場公開当時から話題に。愛の物語か? 単なる詐欺ドラマか? 張り巡らされた伏線の回収ともども、鑑賞後に彼女と2人で語り合うのもいいかもしれない。
 

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『真実の行方』
製作年/1996年 監督/グレゴリー・ホブリット 出演/リチャード・ギア、エドワード・ノートン、ローラ・リニー

青年アーロンを演じるエドワード・ノートンに圧倒される!
ドンデン返し度★★★

カトリックの大司教が惨殺され、現場から血まみれで逃走した聖歌隊の青年アーロンが容疑者として逮捕される。金儲け第一主義で目立ちたがり屋の敏腕弁護士マーティンは、無償でアーロンの弁護を行うことに。無実かどうかは関係ない。裁判に勝てばそれでいい。そう考えていたマーティンだったが、か弱いアーロンの無実を徐々に信じはじめ……。

<ここからネタバレ>
裁判が進む中、大司教がアーロンら聖歌隊員に性的虐待を行っていた事実が発覚。そこにこそ死の真相が隠されていると察知したマーティンは、アーロンを問いただす。追い詰められたアーロンは攻撃的な態度に豹変し、大司教の殺害を告白! アーロンは二重人格障害者で、彼の中には気弱な人格と攻撃的な人格が混在していた…。

当時まだ無名だったエドワード・ノートンが、アーロン役の演技でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。それにもうなずけるほど、この作品の大ドンデン返しはノートンにかかっている。ただし、この先にはもう1つの大ドンデン返しが……。表情で翻弄しまくるノートンと同じくらい、映画を楽しむ彼女の表情もクルクル変わるに違いない。
 

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『アイデンティティー』
製作年/2003年 監督/ジェームズ・マンゴールド 出演/ジョン・キューザック、レイ・リオッタ

無関係な話がつながる快感と終わらないスリルが味わえる!
ドンデン返し度★★★★★

ある死刑囚が多重人格障害を疑われ、死刑執行前夜に再審理が行われることに。一方そのころ、とある寂れたモーテルでは、運転手のエド、娼婦のパリスら男女11人が大雨により足止めされていた。しかも、11人が1人、また1人と何者かに殺される事態が起きる……。

<ここからネタバレ>
無関係に思えた物語と物語が、あるシーンを境にドッキング。モーテルの11人は、死刑囚の中にいる“人格たち”だったことが判明。この構成とドンデン返し感が見事で、一緒に観た彼女も口を開けてあんぐりすること必至! しかも、この作品が秀逸なのは、構成の妙が浮き彫りになった後もスリル感が続くこと。死刑囚の刑執行を回避するため、彼の中に多数いる人格たちは「殺人者の人格は誰なのか?」を突き止めなくてはならない。

実は、その過程にも第2の大ドンデン返しが潜んでいるわけで……。さすがにオチは伏せておくが、数あるドンデン返し映画の中でも非常に巧妙。ハラハラドキドキ感が彼女との距離を縮めてくれるうえに、「こんな映画を知ってるなんて❤」と尊敬されたりもして。

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文=渡邉ひかる text:Hikaru Watanabe
photo by AFLO
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