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CULTURE カルチャー

2018.11.17

お目当ての彼女と踊れるチャンス到来!?
男も歌って踊りたくなるミュージカル映画5選

好きな彼女ともっと親密になりたい、な〜んて思っている人におすすめなのが、お家でのミュージカル映画の鑑賞。クライマックスに近づくにつれて、気分も盛り上がっていき、物語が最高潮に達したときには思わず2人で歌って踊ってる!? なんてこともあるかも!

 

 


『グレイテスト・ショーマン』
製作年/2017年 監督/マイケル・グレイシー 出演/ヒュー・ジャックマン

2018年の顔ともいえる大ヒット映画のナンバーなら、きっと心もカラダも動き出す!
『レ・ミゼラブル』やブロードウェイの舞台ですでにミュージカルの実力は証明済みのヒュー・ジャックマン。彼が主演し、日本でも予想外の大ヒットを記録した1本がコレ。ヒューが演じるのは、サーカスの起源を作ったとされる19世紀の興行主、P・T・バーナム。人並み外れた外見や才能の持ち主を集めてショーを作り、オペラ歌手の公演も後押し。様々な困難にぶつかる彼の波乱万丈な人生を、劇的なミュージカルナンバーが彩る。

もちろんミュージカルの“王道”的な見せ場はがっつり用意されている。たとえば、バーナムの盟友となるフィリップと、空中ブランコ乗りのアンが織りなす幻想的なシーン。これには心を奪われるほどだ。しかし、なかでも注目してほしいのが、世間から差別を受けてきたショーのメンバーが、その怒りと自分の誇りをこめた『ディス・イズ・ミー』。このシーンは圧巻で、激しいまでの情熱に圧倒されるはず。今年の初めに大ヒットしたことで、キャストも来日し、テレビ番組にも出演していたので、もしかしたら彼女も耳にしているナンバーかも。ヒュー・ジャックマンを中心に、ザック・エフロン、ゼンデイヤなどキャストたちの本格派パフォーマンスを観られることも、ミュージカル映画の大きな魅力。年末のホームパーティで、こちらを流せば楽しい雰囲気をさらに盛り上げてくれること間違いなし!
 




『シカゴ』
製作年/2002年 監督/ロブ・マーシャル 出演/レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

彼女のキュートで、セクシーなダンスが見られるかも!?
セクシーなドレス姿のレニー・ゼルウィガーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズがマシンガンを持って踊るシーンが有名な本作。ノリのよい女の子だったら、「こんな風にかっこよく踊りたい!」と思わずにはいられない名シーンだ。ミュージカルとして、実に34年ぶりとなるアカデミー賞作品賞受賞。ミュージカルの復活を知らしめた、記念すべき一作でもある。

1920年代のシカゴが舞台。キャバレーの歌手であるヴェルマと、スターを夢みるロキシーが、ともに殺人を犯した容疑で刑務所に収容される。有能な弁護士のビリーも加わり、濃厚な人間ドラマがミュージカルナンバーとともに展開していく。ミュージカルの“突然、俳優たちが歌って踊り出す”というスタイルに違和感を持つ人いるでしょ? でも、本作はノープロブレム。基本的に登場人物の妄想やイマジネーションがミュージカルシーンになっているので、その切り替えが自然なのである。

この『シカゴ』は、“ミュージカルの天才”と称された演出家で振付師のボブ・フォッシーが、1975年に手がけた舞台がオリジナル。映画版も、フォッシーの振付のテイストが残されていて、スタイリッシュに仕上がっている。1920年代のゴージャスな衣装やメイクなど、女子目線で“アガる”要素が多い逸品でもある。ということは、彼女が煌びやかな映画の世界に没頭して相手にしてくれない、な〜んてことになっちゃうかも!
 




『ヘアスプレー』
製作年/2007年 監督/アダム・シャンクマン 出演/ジョン・トラボルタ、ミシェル・ファイファー

とにかく明るい主人公のハッピーオーラが気分を盛り上げてくれる!
もし彼女が人一倍容姿を気にする人だったら、この作品を観ることで気分が楽になり、ノリノリになってくれるかも! というのも本作は、逆境にも負けずに乗り越えていくハッピーミュージカル映画だから。舞台は人種差別が色濃く残る1962年のボルチモア。16歳の女子高生で、おデブなトレイシーがTVのバラエティ番組に出演しようと奮闘するストーリー。番組ホストの目にとまった彼女は、見事に夢を叶えるが、それを面白く思わない周囲から反発に遭う。一見、シリアスな展開なのに、とにかく明るく前向きなトレイシーのキャラと、各シーンのド派手なビジュアルで、とことんハッピーなムードに浸らせてくれる。

トレイシーの母親を、ジョン・トラボルタが巨体&女装の特殊メイクで演じるなど、キャストたちのインパクトは絶大! 冒頭のトレイシーの通学シーンにはじまり、登場人物それぞれの個性を生かしたミュージカルシーンは、観ているこちらも一緒に踊り出したくなるノリのよさ。TVショーで、憧れのイケメンと踊るトレイシーの姿には、きっと彼女もときめいて、思わずリズムをとってしまうはず。カラフルで明るいミュージカルの世界に、“他人と違ってもいい”という、いま何かと話題の多様性のテーマもこめられている。
 




『グリース』
製作年/1978年 監督/ランダル・クレイザー 出演/ジョン・トラボルタ、オリビア・ニュートンジョン

人差し指を突き出すポーズを一緒にやってみたい!
40年前の1978年公開なのに、今また改めて観ても古さを感じさせない。それがこの『グリース』の持ち味だ。ダンスのポーズも真似しやすい振り付けが多いので、各シーンで彼女と一緒にポージングすれば、楽しくなること間違いないだろう!

夏の避暑地で出会うも、離れ離れになったサンディとダニー。しかし、夏休み明けにサンディが新しい高校に転入すると、なんと、その学校を仕切る不良グループのリーダー格がダニーだった。再会した2人の恋が展開する、“学園ミュージカル”の元祖ともいえる作品。

中盤の見せ場が、学校からTV中継されるダンスコンテストなので、とにかくダンスシーンが印象的な本作。主演のジョン・トラボルタは、前年の『サタデー・ナイト・フィーバー』に続いてキレキレのダンスを披露。本作の公開当時、彼は24歳で、相手役のオリビア・ニュートン・ジョンに至っては30歳(!)だったが、年齢の違和感を一切感じさせないのは、そう、ダンスに魅了されるから。ダニーを中心に、男性キャストがクルマのまわりで踊る『グリースト・ライトニング』のシーンは、ミュージカル映画には珍しく、男子目線でかっこいいと感じる。ここでの人差し指を突き出すポーズは、彼女と2人でキメると楽しいのでお忘れなく!
 




『世界中がアイ・ラヴ・ユー』
製作年/1996年 監督・出演/ウディ・アレン 出演/ドリュー・バリモア、エドワード・ノートン

たどたどしいダンスに親近感が湧いてくる!
肩肘張らない歌とダンスで、鑑賞後は心の底からハッピーな気持ちになれるのがコチラ。現在、スティーヴン・スピルバーグ監督が『ウエスト・サイド物語』のリメイクを製作中であるように、巨匠と言われる監督が一度はトライしたいジャンルが、ミュージカル。ウディ・アレン監督も本作で長年の夢を叶えた。NYマンハッタンに住む弁護士の一家を中心に、様々な登場人物の恋愛模様が綴られる。舞台はヨーロッパにも移り、ロマンチックで心ときめくストーリーに、歌&ダンスが絶妙に溶けこんでいる。

エドワード・ノートンとドリュー・バリモアがマンハッタンをそぞろ歩くオープニングナンバーから、デパートのマネキンが踊り出すなど、軽やかさが冴えわたる演出が魅力。ウディ・アレン監督は、キャストが出演契約するまで、本作がミュージカルであることを秘密にしていたという。しかし、それが功を奏し、歌やダンスの経験が少ないジュリア・ロバーツらスターの、ちょっぴりたどたどしいパフォーマンスに妙に親近感が湧き、この点はコテコテのミュージカル映画とは違う印象に。『ラ・ラ・ランド』と同じように、観ているうちに誰かに恋をしたくなる。そんな魔法もかける一作なので、距離を縮めたいカップルには断然おすすめだ!


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文=斉藤博昭 text:Hiroaki Saito
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