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CULTURE カルチャー

2018.07.20

彼女が胸に飛びこんでくること必至!
暑~い夏に観たい怖~いホラー映画5選!

夏真っ盛りとなると観たくなるのがホラー映画。

37度の猛暑でも、一気に背筋が凍ってしまい、一緒に見ている彼女が思わず胸に飛びこんでくるほど(?)怖~い傑作映画5選をお届けします!


『パラノーマル・アクティビティ』
製作年/2007年 監督/オーレン・ベリ 主演/ケイティ・フェザーストン 彼女が胸に飛びこんでくる回数/4回

なにかが起こりそうというビクビクが半端ない!
夜な夜な不審な現象に悩まされるカップルが、寝室にビデオカメラを設置し、原因を探ろうとしたところ、不気味な現象が映っていて恐怖に襲われるという作品。ドキュメンタリー仕立てで、出演している俳優たちはみんな無名なため、予備知識なしで観てしまうと本物の呪いのビデオに遭遇してしまったかのような不気味さがある。

設置した固定カメラに、寝室のドアがひとりでに開いたり、シーツがふわりとめくれるといった場面が映っているだけなのだが、それが背筋が凍るほど怖いのだ。つまり、なにかが襲いかかる直接的な恐怖描写よりも、なにかが起こるかもしれないという不安や緊張のほうがよっぽど恐怖を感じるというわけ。彼女が胸に飛びこんでくる回数は少ないかもしれないが、抱きついている分数は長そうな作品だ。製作費わずか1万5000ドルながら、全世界で興収1億9000万ドルの大ヒットを記録したことでも知られている作品。
 

  

 


『28日後…』
製作年/2002年 監督/ダニー・ボイル 主演/キリアン・マーフィ 彼女が胸に飛びこんでくる回数/5回

速すぎるゾンビにとにかくビビる!
ホラー映画の人気ジャンルであるゾンビ映画界に革命をもたらした“高速ゾンビ”が怖さを倍増させる作品。それまでのゾンビたちは死体らしくノロノロとしか動けなかったのに比べ、本作のゾンビたちは動物実験によって人為的に生み出された凶悪ウイルスに感染した新種で、獲物を見つけると猛ダッシュで襲ってくる! 観ているこちらの心の準備ができないうちにバンバン襲ってくるので、とにかくビビる!しかも窓ガラスくらいは平気でブチ破るほどアクティブだし、噛まれたら数秒で感染してゾンビ化してしまう。待ったなしの恐怖なのだ。

本作を撮ったのは英国映画の鬼才ダニー・ボイル。『スラムドッグ$ミリオネア』では米国アカデミー賞に輝くなど、ドラマ演出の巧みさや映像センスのよさで知られている。そのため怖いだけでなく物語の面白さも備わっている。後半は高速ゾンビたちよりもさらに始末の悪い、残された人間同士のエグい争いにゾッとさせられる。平凡な若者ジムと勝ち気な黒人女性セリーナとの恋愛要素も盛りこまれているので、彼女と一緒にドキドキしながら楽しんでみては?
 

  

 


『シャイニング』
製作年/1980年 監督/スタンリー・キューブリック 主演/ジャック・ニコルソン 彼女が胸に飛びこんでくる回数/6回

何度観てもジャック・ニコルソンの怪演は怖い!
ホラー映画の名作中の名作で、ジャック・ニコルソンの怪演にひたすら恐怖を感じてしまう作品。ジャック演じる作家志望の中年男が、豪雪に閉ざされた高級リゾートホテルに妻と息子の3人だけで過ごすことになる。しかし、そのホテルでは、かつて管理人が家族を惨殺した事件が起きていて、中年男も徐々におかしくなっていくわけだが、そのリアリティある演技がやたらと怖い!誰もいないはずのホテルの廊下に、双子の少女が現われる序盤戦から不気味。そして、気が狂ったジャック・ニコルソンが斧を持って、妻や息子のいるバスルームの扉を破るシーンは最大の見せ場だ。ここで彼女が胸に飛びこんでくるのは間違いない⁉ 

また、予知能力を持つ息子が終始呟く「レッドラム」の意味が明かされるシーンもかなりの恐怖。『IT/イット』でも知られるベストセラー作家スティーブン・キングの代表作を、スタンリー・キューブリック監督が画面の隅々まで計算し尽くした映像によって、怖さを最大限にまで引き上げている。そのため、観れば観るほどそのこだわりがわかり、恐怖度もアップしていく。スティーブン・スピルバーグ監督が今年公開した映画『レディ・プレイヤー1』の中でオマージュを捧げていたのは、ファンにとっては嬉しい演出だった。
 

 


『エスター』
製作年/2009年 監督/ジャウム・コレット=セラ 主演/ヴェラ・ファーミガ 彼女が胸に飛びこんでくる回数/9回

9歳の少女の裏の顔がヤバい!
意外な存在が殺人鬼だったというギミックがコワ面白いサイコスリラー。部活や職場の人間関係をボロボロにしてしまう女性はサークルクラッシャーと呼ばれているけど、タイトルロールとなっている少女エスターは仲良し家族をズタボロに引き裂く超恐ろしいファミリークラッシャーなのだ。孤児院でいつもひとりぼっちで過ごしている美少女エスターを引き取ったばっかりに、ケイトたち一家はお互いに疑心暗鬼に陥ってしまうという物語。

9歳児ながら大人びた雰囲気のエスターは常に首と手首に黒いリボンを巻いており、どことなく不気味な存在。最初は猫を被っていたエスターが徐々に邪魔者を処分していく中盤以降は、恐怖と驚きのサンドウィッチ状態で、彼女が胸に飛びこんでくる頻度も跳ね上がるはず。エスターの黒いリボンの秘密が明かされるクライマックスは、むしろ自分から彼女の胸に飛びこんでしまいたくなるほどの衝撃度だ。ちなみに本作の製作は、あのレオナルド・ディカプリオ!
 
 


『スペル』
製作年/2009年 監督/サム・ライミ 主演/アリソン・ローマン 彼女が胸に飛びこんでくる回数/10回

ところかまわず老女が襲いかかる恐怖!
思いっきり「ギャッー!!」と叫びたくなる驚き系ホラー映画。なにが叫ぶほど怖いのかというと、ひたすらに“老女”が襲いかかってくるというところ。息つく暇もない展開は、まるで絶叫系ライドに乗っているかのようだ。銀行員のクリスティンが、ローン返済の延長を希望する老女の願いを断ったことから物語が展開するわけだが、実はその老女は黒魔術を操る厄介な人物。逆恨みから呪いの言葉を浴びせたうえ、ところかまわずクリスティンを襲いはじめるのだ。見るからに不気味な老女が思いがけないところから度々現われるので、油断できないのが本作の面白いところ。

したがって、彼女が胸に飛びこんでくるポイントも、ほぼ全編にわたって仕込まれていると言っていいだろう。なかでも、同じベッドで寝ていたはずの恋人がいつの間にか老女に入れ替わっている場面は、鉄板もののハグポイントかも。見終わった後は妙にスッキリ感があるので、“リアルに怖いのは苦手”という恋人たちにもおすすめしたい。監督のサム・ライミは『死霊のはらわた』や『スパイダーマン』などで知られるヒットメーカー。円熟期に達した彼のホラー演出が存分に満喫できる。 
  

 

 
文=長野辰次 text:Tatsuji Nagano
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