【限定2026本】
〈ロンジン〉の新作は、ローター上で馬が疾走する特別モデル!
2026年は午年。馬が疾走する姿に自分を重ね合わせて「前進を誓う」な〜んて人も多いのでは? で、そんな人に是非見てもらいたい時計がコレ。先頃発表された「ロンジン マスターコレクション イヤー・オブ・ザ・ホース」だ。2026年に合わせて限定数は2026本。赤いグラデーションが幸運を呼び寄せそうなのだが、実は裏面にも見てほしいものがある!
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さっそく時計の裏面を見てみると、そこにはゴールドカラーの自動巻きローターの上に疾走する馬が刻まれている。実はコレ、中国のピオン・アートミュージアムとコラボし、Peon Xu(ピオン・シュー/徐悲鴻)の傑作『Galloping Horse(奔馬図)』の象徴的なモチーフを彫刻したもの。時計着用時には見えないものの、手を動かすと時計の裏面では自動巻きローターがくるくると回転。それと同時に、彫刻された馬もくるくると疾走するというわけだ。
ピオン・シューの傑作
『Galloping Horse(奔馬図)』がこちら!
Galloping Horse (Deshi)_Peon Art Museum
ちなみにピオン・シューは、中国の現代アートを代表する画家のひとり。西洋技法と中国写実主義を融合させ、伝統芸術に革新をもたらした存在として名高い。う〜ん、確かに。西洋絵画の精密さと中国水墨画の詩的な生命力を併せ持つとされているが、オリジナルの『Galloping Horse(奔馬図)』を見ると、優雅に駆け回る馬の躍動感が自然に、そしてエネルギッシュに表現されている。ちなみにこの時計は、作家の息子であり著名な書家であるQingping Xu(チンピン・シュー)氏が監修したものでもある。家族の芸術的遺産を継承するといったストーリーがこの時計の魅力に加わっているのは面白いエピソードかも。
一方で表側、つまり文字盤のデザインや仕上げといった部分も抜かりはない。吉祥の意味合いを持つ赤がサンレイブラッシュ仕上げとあいまって、美しさがいっそう際立つものに。そして、ムーンフェイズの黄色の差し色も計算されたようで見事。見ようによっては月が輝く夜空から、文字盤に広がる美しい朝焼けへ。そう見立てると、なんだか素晴らしい1日がはじまるようで、とっても幸せな気持ちになってくる。
長いアプライドインデックスは、視認性を助けつつもとってもエレガントだ。赤から黒へのグラデーションの境目に長さを合わせているから見た目のバランスもよし。赤い文字盤でもどことなく品がいいのは、そんなデザイン性の高さが貢献しているとみた。そして肝心の中身に関してもいうまでもない。磁気に強いシリコン製ヒゲゼンマイを搭載したムーブメントは、ロンジン エクスクルーシブ 自動巻きムーブメント L899.5。約72時間のロングパワーリザーブも自慢で、高精度にして長い使用にもちゃんと寄り添ってくれるだろう。
ちなみにこの時計が発表されたのは2025年12月14日の香港。ロンジン 香港カップなどのG1ホースレースが行われた香港・シャティン競馬場が、お披露目の場として選ばれた。ご存じのとおりこれまで〈ロンジン〉は、スポーツの世界選手権の公式タイムキーパーを務めてきた実績が数多くあるが、もちろんホースレースも然り。むしろ、古くからエレガントな社交場でもある競馬場で行われる馬術競技は、最も〈ロンジン〉らしいスポーツとなっている。
そんな背景のもと、今回のイベントでも華やかなゲストが多数登場。なかでも〈ロンジン〉の新アンバサダーで中国の俳優ユー・
お披露目が行われた香港・シャティン競馬場。日本の馬も出走し、G1レースとなると大声援が巻き起こった
レース前には韓国のアーティストRAIN(レイン)が登場。ライブでパフォーマんンスを披露し、華やかな場をいっそう盛り上げた
中国の俳優ユー・
とにかく午年を祝う〈ロンジン〉の新作「ロンジン マスターコレクション イヤー・オブ・ザ・ホース」だが、年男はもちろん、活力や勢いを大事にしたいひとにはうってつけ。是非手にとってみてはいかがだろうか。
ロンジン マスターコレクション イヤー・オブ・ザ・ホース
カレンダー付きムーンフェイズ表示を備えた限定モデル。グラデーションレッドのダイヤルにゴールドカラーのアプライドインデックスが映える。ケースバックはシールスルー仕様。ケース裏側には“YEAR OF THE HORSE - LIMITED EDITION”の文字とシリアル番号が刻まれる。ケース径42㎜、自動巻き、SSケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水、パワーリザーブ約72時間。44万7700円(ロンジン)
●ロンジン
TEL:03-6254-7350
URL:https://www.longines.jp
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