イギリス・サマセット州にあるウェルズ大聖堂で行われている、新作映画『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース(原題)』の撮影現場に、俳優イドリス・エルバが姿を現した。本作は米マテル社のアクションフィギュア『マスターズ・オブ・ユニバース』シリーズを実写映画化するもの。米DEADLINEによると本作は、10歳の頃に宇宙船で地球に不時着し、故郷エターニアとの唯一の絆である“魔法のパワーソード”を失ってしまった王子・アダムの物語。約20年後、その剣を再び見つけたことで、彼は再び宇宙を超えてエターニアへ。邪悪なスケルターの魔の手から故郷を守るため、アダムは自らの過去と向き合い、やがて“宇宙で最強の男”ヒーマンとして覚醒していく、という内容。イドリスが演じるのは、ダンカン――別名マン=アット=アームズというキャラクター。主人公アダム=ヒーマン役をニコラス・ガリツィンが演じる。
この日の撮影は、ウェルズ大聖堂内で行われ、過去の出来事を描いた“フラッシュバック”シーンを撮影したようだ。そこには若き日のアダム=ヒーマン(アーティ・ウィルキンソン=ハント)の姿もあり、さらに伝説的な悪役スケルターが登場する場面も含まれているようだ。このほかの共演に、宿敵スケルター役にジャレッド・レト、サム・C・ウィルソン。監督に『バンブルビー』のトラビス・ナイトが務め、脚本をクリス・バトラーが執筆する。2026年6月5日全米公開予定。
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