1990年代のノリが懐かしい『キャプテン・マーベル』にハマっちゃう!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』というシリーズ集大成の公開。その直前という重要なポジションを任されたのが、『キャプテン・マーベル』。多数のマーベルヒーローの中でも、パワーは最強といわれる彼女は、いったい何者なのか? アベンジャーズ結成前が舞台なので、マーベルのほかのヒーローとの関わりはゼロ。つまり、1人のヒーローの誕生物語をストレートに満喫できる作品になっているってわけだ。
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『キャプテン・マーベル』
ムネアツなポイントは?
思わず“あるある”と共感しちゃう‘90年代シーン!
記憶を失った主人公が、不屈の精神とパワーで軍人として活躍する。宿敵に捕らわれるが、脱出して地球に不時着……と、展開だけ聞くと、よくある超人ヒーローもののパターン。しかし、こちらの予想をいい意味で裏切っていくドラマが用意され、マーベル映画を観慣れた人でも新鮮な驚きを味わえる。過去の記憶からは、女性ゆえに受けた不当な差別などもあったりして、このあたりもほかのヒーロー映画よりドラマチックだろう。自分探しや葛藤がパワーになっていく点は、同じ最強女子を描いたDC映画『ワンダーウーマン』とも違うので、比較してみるのもいいかも。
そんな独特なヒーロー映画も、実は違った楽しみ方ができるというのも、この作品の魅力。それっていうのが、舞台設定。アラフォーにとっては青春ど真ん中だった‘90年代が舞台の物語。だから、当時リアルに経験してきたカルチャーが存分に味わえるという。なんせ、キャプテン・マーベルが地球に落下した先は、あの“ブロックバスター・ビデオ” ! ’90年代に全盛だった米レンタルビデオチェーンで、日本にもあったのご存知? それ以外にもポケベルなど懐かしいアイテムが登場するので、見ているだけで楽しい気分になる。サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーもデジタル処理で若返り。キャラも超軽妙と、『アベンジャーズ』とのギャップもファンにとっては“ツボ”になること確実!
『キャプテン・マーベル』
監督/アンナ・ボーデン、ライアン・フレック 出演/ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジャイモン・フンスー 配給/ディズニー
2019年/アメリカ/上映時間124分
3月15日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
©2019 MARVEL
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