海好き男なら『アクアマン』に共感できる!?
今や空前のアメコミブーム⁉ といわんばかりに、次々と送り出されるアメコミヒーロー映画。超人的な力を持ち、“負けない”“あきらめない”“悪を許さない”、まさに正義の味方だ。彼らは様々な場所で戦いを繰り広げてきたが、最新作ではついに“海底”をホームグラウンドとするヒーローが登場。それが“アクアマン”だ。これまでに観たことのない海中ならではのアクション映像は新鮮!
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『アクアマン』
ムネアツなポイントは?
“アクアマンのユーモアある豪快さは男の憧れ!”
未知のテクノロジーと巨大モンスター軍で、地上の征服を狙う海底アトランティス帝国。それを止められるのは、ただ1人。アトランティス帝国の王族の血を引く男、アクアマンだった。人間の男とアトランティスの元女王の禁断の恋の果てに生まれたアクアマンことアーサー・カリーは、やがて地球の運命を握る戦いに身を投じていくことに。それは、地上に生きてきたアーサーが、海底のヒーローである自分と向き合うプロセスでもあった。
DCコミックのヒーロー総出演映画『ジャスティス・リーグ』で、仲間のヒーローたちとともに戦ったアクアマンがついに主人公に。いわゆる“単独主演”となる今回は、生い立ちから現在まで、アクアマンの物語がたっぷりと語られている。大雑把? いえいえ大らかともいうその性格は豪快で、深刻な状況もユーモアで乗り切るのがアクアマンの持ち味。そのノリはアクションシーンにもいえることで、お魚もびっくりの海中バトルは目まぐるしくダイナミック。それもそのはず、『ワイルド・スピードSKY MISSION』のジェームズ・ワン監督が腕を振っているのだから。これでもかといわんばかりのド派手アクションを披露してくれる。
注目は単に迫力のスゴさだけではない。男たちの成長ドラマも見ものだ。幼くして母と引き離され、出自から目をそらして生きてきたアクアマン。しかし、母のルーツである海底帝国からいつまでも逃げてはいられなかった。なぜなら、自分とは父親の異なる弟、現アトランティスの王が戦いを挑んできたから。人間の血を引いたアーサーを疎み地上を征服しようとする弟、そして地上を守ろうとする兄。壮大な戦いの中に複雑にもつれた兄弟の思いが交錯し、なぜか共感する気持ちが湧いてくるからアラ不思議。地球の戦い、自分の戦いにアクアマンがどんな決着をつけるのか! ちなみに男目線でいえば、ヒロインを演じるアンバー・ハードがツンデレな役柄でとても可愛いのと、母親役のニコール・キッドマンの異常なほどの美肌ぶりなので、それにも注目してみて!
『アクアマン』
製作総指揮/ザック・スナイダー 監督/ジェームズ・ワン 出演/ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソン、ドルフ・ラングレン、ニコール・キッドマン 配給/ワーナー・ブラザース映画
2018年/アメリカ/上映時間143分
2月8日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
©2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
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