Safari Online

SEARCH

URBAN SAFARI アーバン サファリ

2022.11.19

Gastronomic City YOKOHAMA
今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。

サンフランシスコの3つ星店からシェフを招聘して、今年開店したばかりのモダンな熾火料理店。革新的な手打ち蕎麦を武器に、研ぎ澄まされた技術で挑む懐石料理店。今横浜で極めて異彩を放つふたつのレストランをご紹介する。

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。中華街やクラシックホテルを擁し、食文化において成熟したイメージを持つ横浜。しかし、近年のガストロノミーの文脈の注目度としては、街としてやや後れをとっていた感もあるだろうか。ところが最近、ウルサ方の美食家たちも大絶賛し、密かに通う料理店がふたつある。

ひとつは、今年4月に横浜駅西口にオープンしたばかりの〈スモークドア〉。この店は、日本ではまだ珍しい熾火を駆使する、薪火料理専門のレストランである。薪火は、原始的な調理法ながら、近年は食材によって微細に火入れができることから、最先端のレストラン中でそれを武器とするところも登場している。その代表が、2009年にミシュランで3つ星を獲得した、サンフランシスコの〈Sai son〉だ。その店でエグゼクティブ・スーシェフを担当したタイラー・バージズ氏を招き、横浜で勝負を挑む。

日本の食材のパワーやポテンシャルの高さに魅了されたというタイラー氏は、「自身が培った熾火の技術を駆使し、世界のどこにもない薪火料理を作りあげたい」と意気込みも熱い。西海岸風の開放感ある店内で味わう料理の数々は、美味しいだけでなく新鮮な驚きがある。

一方、元町中華街で、ひときわ異彩を放つ店構えと料理の内容で、食通たちを驚嘆させているのが、蕎麦懐石料理の〈横浜 晋山〉である。店主の徳武 聡氏は、蕎麦の奥深さに魅了されてこの道に入り、都内の蕎麦懐石の名店で修業後、2016年12月にこの店を開店。料理は、派手な演出はないものの、磨き上げた技術と確かな仕事がなされ、創意も加わり、ひと味もふた味も違う奥深い日本料理を作り上げている。

白眉は看板の蕎麦である。注文が入ってから打ちはじめる更科蕎麦は、切れ味も抜群。特に、かわり蕎麦の雲丹蕎麦は、蕎麦粉に新鮮な雲丹を仕込んで打ち上げ、つゆにも雲丹を溶け込ませる手間と贅の凝りよう。これには通すら卒倒するはずである。

いずれ劣らぬ、美食の未体験ゾーンを、是非横浜で実際に体験してほしい。

SMOKE DOOR
[ スモークドア ]
3つ星の熾火料理が横浜で味わえる。


サンフランシスコの〈Saison〉は、人類最古の調理法といわれる熾火料理で、2009年にミシュランの3つ星を獲得した伝説の名店。そこでエグゼクティブ・スーシェフに従事したタイラー・バージズ氏が、日本の食材を使い、より進化させた熾火料理で挑むレストラン。

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。“アボカドトースト”は、絶妙にスモークしたアボカドをトッピングしたトーストの前菜

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。“畑のキャビア・じゃがいものガレットとパンケーキ”は、とんぶりを秘伝ソースで48時間マリネ。独自の味つけでキャビアを表現した一品。熾火で炊いたわかめで磯の香りに

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。“4日間かけて作るビーツのロースト”は、ビーツを熾火でじっくり火入れしたシェフ渾身の料理

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。独自の熾火料理法を武器に横浜で勝負を挑むタイラー・バージズ氏

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。モダンで広い店内は、テラス席やバーも併設する

YOKOHAMA SHINZAN
[ 横浜 晋山 ]
美食家がこっそり通う横浜中華街の蕎麦の名店。


蕎麦をメインにした懐石料理店である。中華街にひっそり佇む、こぢんまりした店内ながら、マダムのきめ細かなもてなしもあり居心地がいい。料理は、看板に偽りのない切れ味も抜群の手打ちの更科蕎麦を中心に、季節の料理の数々が味わえる。酒も充実している。

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。更科蕎麦に雲丹を練り込むという大胆かつ唯一無二の料理、“雲丹蕎麦”

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。注文が入ってから打つ雲丹蕎麦。茹でる前の蕎麦からも雲丹の豊かな芳香が漂う

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。季節に呼応して創意工夫の料理が供される“前菜5品”

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。店主の徳武 聡氏は、大学卒業後に蕎麦に目覚めこの道に。都内のミシュランの蕎麦屋で修業後、2016年にこの店を立ち上げ、いまや知る人ぞ知る名店に

今絶対に行くべき、横浜で注目の美食系レストラン。横浜中華街にあって異彩を放つ店構え

“Gastronomic City”の記事をもっと読みたい人はコチラ!
世界トップシェフたちが東京で新たに挑む話題のレストラン。
肉で攻めるか鮨で拓くか、東京・和食系のニューウェイブ。
今行きたい! 東京・フレンチと東京・中華の新星現れる。
王道それとも気鋭? 東京・フレンチ名店の鴨対決!
レストランの未来のトレンドの形を示す東京の2店舗。
今行くべき東京の和食系レストランの最旬事情を探る。
今、東京で注目される若手外国人シェフの実力。
奥能登の輪島で日本の美食旅の魅力を味わい尽くす。
東京の底力を見せた今年の『アジアのベストレストラン50』。
ラグジュアリーな美食エリアとして注目される軽井沢。
ローカル・ガストロノミーの聖地、南魚沼の絶品料理。
沖縄から世界に発信する、宮古島の最新ガストロノミー事情。
今、東京で最も注目すべきブランニューなレストラン!
大阪発世界へ。美食の地図を塗り替えた注目のレストラン。

 
Information

●スモークドア
住所:神奈川県横浜市西区南幸 2-16-28 HOTEL THE KNOT YOKOHAMA 1F
営業時間:レストラン7:00~23:00、モーニング7:00~11:00(10:30最終入店)、ランチ11:30~14:00LO、カフェ14:00~17:00、ディナー17:30~23:00(フード22:00・ドリンク22:30LO)、カフェ・バー7:00~23:00
定休日:ホテル休館日に準ずる
TEL:050-3174-8172
URL:https://hotel-the-knot.jp/yokohama/smoke-door/

●横浜 晋山
住所:神奈川県横浜市中区山下町106-16 周ビル1F
営業時間:17:30~22:00LO ※完全予約制
不定休
TEL:045-228-9479

『Urban Safari』Vol.30 P35掲載

取材・文=中村孝則 text:Takanori Nakamura
美食評論家
1964年神奈川県葉山生まれ。ファッションからカルチャー、美食などをテーマに新聞や雑誌、テレビで活動中。主な著書に『名店レシピの巡礼修業』(世界文化社)がある。2013年より『世界ベストレストラン50』の日本評議委員長も務める。’22年春より、JR九州が運行する「ななつ星in九州」の車内誌の編集長に就任。
〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!
SPONSORED
2025.12.24

〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!
『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!

今年で3回めの開催となった、本誌『サファリ』主催のゴルフイベント『サファリ・オープン 2025』。毎年、様々なコンテンツやアクティビティでも話題となるこのコンペ。今回はさらに斬新なサービスも加わり、熱い盛り上がりを見せていた。そんな大盛況…

TAGS:   Lifestyle
知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!大人の品格を宿すクラシックな1本!
SPONSORED
2025.12.24

知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!
大人の品格を宿すクラシックな1本!

大人のコーディネートは、小物選びで“品格”が決まる。特に顔まわりの印象を左右するアイウエアは、手を抜けない重要パートだ。そこで注目したいのが〈トム フォード アイウエア〉の新作。繊細でクラシカルなフォルムが目元に知性を添え、冬スタイルを格…

TAGS:   Fashion
今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!
SPONSORED
2025.12.24

今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!
デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!

タフで男らしい大人のカジュアルに欠かせないデニムは、今、王道の骨太な1本が人気。なかでも2023年に復活し、昨今のトレンドも相まって注目されている〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない。デニム本来の武骨な魅力やヴィンテージ感を気軽に楽…

TAGS:   Fashion Denim
クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!
SPONSORED
2025.12.24

クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!
今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!

カジュアル好きの男にとって、ミリタリー系のアウターは昔から定番。とはいえ、いい年の大人になるとガチの軍モノは、マニアックすぎて少々着こなしにくいのも事実。ならば、洗練された大人仕様の1着を。〈センテナ〉のミリジャケなら武骨なデザインはその…

TAGS:   Fashion

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ