『メリー・ポピンズ リターンズ』は、なんと男がグッとくるシーンが満載!
2017年の『美女と野獣』、2018年の『グレイテスト・ショーマン』と毎年、大ヒットが生まれるミュージカル映画。2019年はさらに活況を呈しそうなこのジャンルに、勢いをつけそうなのが『メリー・ポピンズ リターンズ』だ。1964年にアカデミー賞5部門受賞した傑作ミュージカル『メリー・ポピンズ』の半世紀以上を経た続編。一見、子供や女性向きと思うかもしれないが、大人の男性がムネアツになるポイントも用意されている! この週末のデートで鑑賞してみてはいかが!?
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『メリー・ポピンズ リターンズ』
ムネアツなポイントは?
“困難に立ち向かう、バンクス家の父マイケルに勇気が貰える!”
ロンドンに住むバンクス家は、母親を亡くしたうえに、大恐慌の影響もあって自宅を失いそうになる大ピンチ。そんなバンクス家のもとに、空から舞い降りてきたのが魔法使いメリー・ポピンズだ。バンクス家の父親、マイケルは、自分が子供時代に面倒をみてくれたメリーとの再会を喜ぶ。メリーはマイケルの子供たちの母親代わりとなり、得意の魔法を使ってさまざまなトラブルを解決していくのだった。
1964年の『メリー・ポピンズ』は、『チム・チム・チェリー』など数々の名曲を生んだだけでなく、実写の画面にアニメのキャラを合成するという、当時としては画期的なテクニックを採用。その手描き風2Dアニメの合成を今回もあえて採用。アナログなキャラが歌って踊って大暴走するシーンは、まるで古きよきアニメを観ているよう。なんとも懐かしい気分にさせられるのだ。CGを駆使した水中シーンなどにもクラシックな雰囲気が反映され、“夢と魔法”というディズニーの精神をしっかりと伝えている。
そしてこの新作で男性に注目してほしいのが、やはりバンクス家の父親マイケル。彼の視点で感情移入してしまうところは多々ある。愛する妻を亡くし、子供たちのしつけに、自宅の立ち退き騒ぎなど数多くの困難に見舞われてしまう。けれどもメリー・ポピンズとの再会で、忘れかけた素直な気持ちも思い出し……と、大人の男性がグッとくるポイントがさり気なく用意されているのだ。マイケル役、ベン・ウィショーの演技も共感度満点!
1964年版にメインキャストで出演していた、現在93歳のディック=ヴァン・ダイクが軽やかなタップを披露するなど驚きのシーンも盛りこまれ、ミュージカル映画としては王道の作り。幸せな後味に浸るのは間違いない!
『メリー・ポピンズ リターンズ』
製作・監督/ロブ・マーシャル 出演/エミリー・ブラント、リン=マニュエル・ミランダ、ベン・ウィショー、エミリー・モーティマー 配給/ディズニー
2018年/アメリカ/上映時間131分
2019年2月1日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
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