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CULTURE カルチャー

2026.03.05

12 体のフィギュアがスター・ウォーズ・トイの原点!
オールドケナーの初期に誕生した12 バックには世界中のコレクターが夢中!

1978年、後にオールドケナーと呼ばれるフィギュアが誕生した。この瞬間こそ、スター・ウォーズがスクリーンから飛び出し、手に取れる存在になったときだ。価格高騰や希少性など、収集は困難を極める中でもコレクターを熱狂させる理由とは!?

ほかのスター・ウォーズ情報はこちら
  

 

 

オールドケナー&スター・ツアーズのコレクター
Space convoyさんが語るフィギュアの魅力

ケナー社が1978年に販売を開始したフィギュア、通称オールドケナー。その中でも最初期にあたる12体は〝12バック〞と呼ばれ、世界中のファンを魅了する存在だ。「全部で192体あって、今は180体くらい所有しています。あと10体ほどでフルコンプですね」。そう語る彼のコレクションは量だけでなく質も圧倒的。だが、その残り10体が簡単に埋まるわけではない。「ここ10年でめちゃくちゃ高騰しました。ちょっとノリで買える金額じゃない」。

レイア・オーガナ

反乱軍の象徴として登場したレイア姫。公開当時、知性と勇気、気品を兼ね備えた存在は新しい女性像として刻まれた。その凛とした姿は別格の存在感を放ち、今も色褪せない

ルーク・スカイウォーカー

砂漠の惑星で平凡な日々を送っていた青年。未知の世界への憧れとフォースに導かれた運命が、銀河規模の冒険へと背中を押す。迷いながらも一歩踏み出す姿こそ、物語のはじまり

R2-D2

感情豊かなドロイド。様々な危機を機転で切り抜け、C- 3POとともに仲間を導いてきた。小さなボディに勇気と忠誠心を宿し、物語を静かに動かす存在として愛されている。

チューバッカ

豪快に咆哮し、優しさも併せ持つ、森林惑星キャッシーク出身のウーキー族。ハン・ソロの相棒として戦場を駆け、仲間を守る存在だ。巨大な身体に宿る温かさと不器用な愛が胸を打つ。

 

20年前ですら希少なものは20万円を超えていたというが、「今では200万〜300万円の域になってしまった」。残っているのは数十万円クラスばかりで、しかも市場にほとんど出てこない。なかでも最大の難関が、アナキン・スカイウォーカー。「幼少期ではなく、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』公開当時に作られた、ルーク・スカイウォーカーの父親としての姿です」。初期の頃のエンディングでオビ=ワン・ケノービやヨーダと並んで登場する、いわゆる〝おじいちゃんのアナキン〞。現在では作品の中でも若い姿に変わってしまったその造形こそが、最大の壁になっている。

ストームトルーパー

白い装甲に身を包んだ帝国軍の象徴。無機質で統一された姿は、圧倒的な支配力と恐怖を視覚化した存在だ。スター・ウォーズの世界観を強く印象づけるアイコン的キャラクター。

C-3PO

流暢な言語能力と過剰なほどの心配性が特徴のドロイド。常に右往左往しながらも、潤滑油として物語を支えてきた。人間味あふれるふるまいに思わずクスッとなることも多い!?

ダース・ベイダー

黒い甲冑に包まれた圧倒的存在。重低音の呼吸と威圧感で恐怖を体現し、父としての悲劇を背負う姿が深い陰影を与えた。善悪を超える宿命の象徴でありつつ、永遠のアイコン。

サンド・ピープル(タスケン・レイダー)

砂漠に生きる謎多き部族、サンド・ピープルことタスケン・レイダー。その異様な姿は未知なる脅威を象徴する存在。辺境の過酷さと恐怖を体現し、荒々しいリアリティを与えた。

 

そもそも12バックが生まれた背景も特別だ。『スター・ウォーズ』は1977年にアメリカで公開されたが、当初ヒットするかは未知数だった。「最初はフィギュアを出す予定がなかったみたいです。でも映画の大ヒットで急遽作られたのが78年発売の12体。ちなみに今もっているオールドケナーを全部足したら、家が建つ(笑)」。そう冗談めかして語りながらも、彼の視線は真剣だ。12 バックは、単なる玩具ではなく、コレクターとしてのこだわりがつまったアイテムなのだ。

ベン・ケノービオビ=ワン・ケノービ)

砂漠に身を潜めて生きる隠遁者。その正体は伝説のジェダイであるオビ=ワン・ケノービ。ルーク・スカイウォーカーを導く存在として現れ、師としての威厳と優しさが希望を灯す。

ハン・ソロ

ハリソン・フォードが演じた皮肉屋で無頼な密輸業者。目の前の利益よりも仲間を選ぶ瞬間が胸を打つ。ひょうひょうとした軽口の裏に友情と勇気を秘め、物語を加速させる存在。

デス・スクワッド・コマンダー

ダース・ベイダー直属の精鋭兵士。白と黒の装甲が放つ威圧感は、帝国軍の恐怖そのもの。登場シーンは少なくとも存在感は抜群。脇役ながら世界観を引き締める重要な役割を担う。

ジャワ

砂漠の惑星タトゥイーンの原住民。砂漠を徘徊する小柄な商人としてドロイドを漁り、取引の材料にしている。集団行動と謎めいた言語が印象的で、不気味さと愛嬌が同居する

 

[TOPIC 1] ジャワには2種類ある!?

ジャワには布製ローブ版と、より初期に作られたビニールケープ版がある。後者は製造期間が短く、現存数も少ないため、レア品とされている。 

 

[TOPIC 2] 12バックではないけどボバ・フェットは人気が高い!

寡黙な賞金稼ぎとして人気のボバ・フェットは、21バックで追加登場。21バックは12バック以降に誕生した第2弾の製品を指す。ライン拡充と次作への布石を担った仕様だ。 

 

『Safari』4月号(2月25日発売号)では「スター・ウォーズ』秘蔵コレクションの特集も

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