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2026.06.08 NEW

F1好きも、今度は自分でレースする?
もっと速さを楽しみたい人に道を拓く“マクラーレン トロフィー”ってなに?

2026年もF1をはじめ、レーシングシーンで奮闘中の〈マクラーレン〉。そんなブランドから、日本を含むアジアにおいて、GTレーシングへの参加体制を強化することがすでに発表されている。その中には、究極のワンメイクレース“マクラーレン トロフィー”の開催計画もあり。専用マシンを駆ってプロと同じ舞台で速さを競うことが可能になるだけに、〈マクラーレン〉のポテンシャルをもっと爆発させたい人、とにかく速さに挑戦したい人には願ってもないチャンスとなるはず。今回はそんな〈マクラーレン〉の活発な活動にフォーカスしたい。

Artura_Trophy_Evo

01:強い〈マクラーレン〉に惹かれてファンも急増!?
“マクラーレン トロフィー”の話題の前に、まずは昨今の〈マクラーレン〉人気に触れておきたい。レーシング好きならご存じのとおり、2025年は〈マクラーレン〉にとって栄光の年となった。F1の舞台でシノギを削る“マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム”は、コンストラクターズタイトル2連覇を達成。加えてチームドライバーのランド・ノリス選手がF1ドライバーズチャンピオンを獲得し、ダブルでチャンピオンに輝くという最強の称号を手に入れたのは記憶に新しい。そしてその活躍はF1だけに止まらない。WEC(FIA世界耐久選手権)のLMGT3クラスでの勝利をはじめ、GTWC (GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ)のGT3耐久カップ、スプリントカップでも勝利。また市販車ベースのGT4カテゴリーにおいても、デイトナGT4、ニュルブルクリンク24時間にてクラス優勝。イギリス国内レースであるブリティッシュGT4でもチャンピオンになるなど、まさに無双の活躍を見せたのだった。

そんな強さみなぎる〈マクラーレン〉が注目されないわけはない。勝利を重ねるたびにファンの数が着実に増えているように思えるも気のせいではないだろう。それを実感したのは3月に鈴鹿で行われたF1日本グランプリだ。サーキットを見渡すとオレンジ色のキャップやシャツをまとった人のなんと多いことか。もちろん2025年F1ワールドチャンピオンのランド・ノリス選手、そして若きイケメンドライバーのオスカー・ピアストリ選手の人気もあるだろう。でも、やっぱり1966年以来F1の舞台で活躍し続け、今年もF1コンストラクターズ3連覇をかけて戦う〈マクラーレン〉のブランド力は圧倒的。実際サーキットにいると、長きにわたって活躍し続ける憧れのレーシングチームに対して、老若男女、誰もがリスペクトを持って活躍を期待しているのが熱く伝わってきた。
 

 2026年F1日本グランプリの様子がこちら。スタンドやピットウォークなど、どこにいても熱狂的なファンがチームに声援を送っていた。
 
 あざやかなパパイヤオレンジがチームカラー。1960年代に創始者ブルース・マクラーレンが採用したもので、F1をはじめとするレーシングカーにあしらわれている。
 
 ラグジュアリーな華やかさも〈マクラーレン〉の世界観。それは、特別なサービスと空間を提供するF1パドッククラブ(写真は鈴鹿サーキット)で堪能できる。


02:いよいよ〈マクラーレン〉を観る側から参加する側へ!
そんな〈マクラーレン〉のレーシングチームの活躍を背景に、来年日本でも盛り上がりを期待されているのが“マクラーレン トロフィー”だ。専用レース車両“アルトゥーラ トロフィー エボ”を使い、〈マクラーレン〉が提供する究極のワンメイクレースを謳っている。

実はこのレース、すでにヨーロッパ(2023年〜)とアメリカ(2025年〜)で年間5回(すべて週末開催)のペースで開催されていて、各週末50分のレースが2レース、つまり年間合計10レースを敢行。世界に名を馳せるアイコニックなサーキットで、F1などのビッグイベントのサポートレースとして開催されているのが現状だ。ちなみについ最近、2026年5月にF1マイアミグランプリのサポートレースとして行われたのがまさにコレ。ワンメイクレース専用車両となる24台の〈マクラーレン〉アルトゥーラ トロフィー エボがマイアミの大観衆の前でバトルを繰り広げたばかりだ。


そして2027年には、この“マクラーレン トロフィー”が日本を含むアジアでもついに開催されるというから、心が躍る人もいるだろう。詳細は未発表ながら、他国での開催例に沿うのであれば、ドライバーの経歴や実力に応じてクラス分けがなされる可能性が高く、ジェントルマンドライバー(本業を持つ傍らレース参戦するドライバー)に広く門戸が開かれるといえそうだ。「いつかは自分もサーキットで〈マクラーレン〉のマシンを……」と思い続けていた人には、まさに夢にあふれた朗報といえるのではないだろうか。

それに、自分と近いレベル同士で競うことができると、レースはいっそう楽しさが増すというもの。しかもその場所が、大勢の観客が歓声を送る鈴鹿サーキットや富士スピードウェイなどの大舞台だったらどうだろう? 世界のトップドライバーと同じ環境を楽しみながら走るのは、願ってもない超レア体験のはず。もちろんそこには、〈マクラーレン〉らしい高いポスピタリティが織り込まれるのはいうまでもない。そう“マクラーレン トロフィー”に参加すると、〈マクラーレン〉のマシンが誇るハイエンドなパフォーマンスと、レアにしてラグジュアリーなブランド体験を深〜く味わうことができるというわけだ。


03:レース車両は“アルトゥーラ トロフィー エボ”!
“マクラーレン トロフィー”で使用する肝心のマシンについては、性能差のないレース専用車両“アルトゥーラトロフィー エボ”となる。それがこちらのマシン!

 もともと流麗なアルトゥーラだが、この“アルトゥーラ トロフィー エボ”は、流麗さに加えて戦闘力に満ちあふれた見た目となっている。もちろん中身もそれなりにすごい。軽さが自慢の〈マクラーレン〉らしく、このマシンにも“マクラーレン カーボン ライトウェイト アーキテクチャー(MCLA)”のシャシー構造を採用。585PSを発揮する3.0ℓ120度V6エンジン(規則によりハイブリッドシステムはなし)と7速MSギアボックスを組み合わせ、さらにPush to Pass機能(300秒間だけ620PSを放出!)の追加、サスペンション、空力、タイヤ幅などを改良。これらにより、GT3水準のラップタイムを叩き出すほど戦闘力を高めているのだから勇ましい。

また、“アルトゥーラ トロフィー エボ”はGT4キットを装着することにより、GT4仕様車へのコンバージョンも可能となる。これはドライバーのステップアップに柔軟に対応できるようにとの配慮で、腕が上がったその先の楽しみも見据えているということだろう。

写真はアルトゥーラGT4。こちらは本格的GTレース参戦向け

〈マクラーレン〉の市販車であるアルトゥーラや750Sに乗ると、いつかはレーシングライセンスを取得し、サーキットで走ってみたいと思ってしまう。それは速さに憧れを持つスーパーカー好きなら誰だって同じはず。ハイパフォーマンスカーの実力を存分に、そして安全に味わうには、やっぱりサーキット走行が一番という結論になるのだ。そんな中“マクラーレン トロフィー”のような競技が日本でも開催されるのだから、夢はふくらむばかりだ。レース車両を相棒に、究極の走りを目指しつつ人生を謳歌するのも悪くはないのでは?

そして“マクラーレン トロフィー”等に関する詳しい情報は、2026年夏以降に正式アナウンスされる予定となっている。F1を頂点に戦い続ける〈マクラーレン〉の世界をどっぷり体験したい人、あるいはサーキットで究極のドライビング体験を味わいたいと願う人は是非、これからの情報をチェックしてみてはいかがだろうか。

 
Information

●マクラーレン・オートモーティブ
URL:https://cars.mclaren.com/jp-ja

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