【まとめ】アニャ・テイラー=ジョイの出演作7選!
これまで紹介してきた作品の中からアニャ・テイラー=ジョイの出演作をまとめてご紹介!

『ウィッチ』
製作年/2015年 製作国/アメリカ、カナダ 監督/ロバート・エガーズ 出演/アニャ・テイラー=ジョイ、ラルフ・アイネソン、ケイト・ディッキー
怪しげな森に棲む邪悪な者の正体とは!?
世界史の教科書でもおなじみ、ピリグリム・ファーザーズと呼ばれるイギリス出身の敬虔な清教徒たちによるアメリカ入植から約十年後。信仰上の意見の相違からコミュニティを離れることを決めた一家は、馬車に揺られた先で豊かな深い森を見つける。これこそ神が我々に与えてくれた土地。そう確信し暮らしはじめたものの、ようやく実った作物は蝕まれ、生まれたばかりの赤ん坊は忽然と姿を消し、苦難と絶望に襲われた家族内では長女のトマシンが魔女なのではないかとする疑惑すら持ち上がり…。
全くの絵空事かと思いきや、エガース監督は長期にわたり17世紀当時の文献や裁判記録などに目を通し、現代からは考えられない当時の感覚に則って、さらにはセリフ(言語)にも時代性を凝縮させながら、人間の常識を超えた”異なるもの”が隣り合わせの状況を作り出す。集団から距離を置いた上に、家族内でも個々が孤立し、分断されていく様は痛烈極まりない。と同時に、本作は若きトマシンがあらゆる伝統、信仰、軽蔑、憎悪を断ち切る姿を意味深に描く。今年『フュリオサ』でも大活躍を果たしたアニャ・テイラー=ジョイの記念すべき初主演作。

『クイーンズ・ギャンビット』
製作年/2020年 原作・制作/スコット・フランク、アラン・スコット 出演/アニャ・テイラー=ジョイ、ビル・キャンプ、マリエル・ヘラー、トーマス・サングスター、モーゼス・イングラム 全7話/各話46〜67分 配信/ネットフリックス
孤児がチェスの才能を武器にのし上がる!
1960年代のアメリカから始まる物語は、至ってシンプル。母親を亡くして孤児となった少女エリザベス・ハーモン、通称ベスが、養護施設でチェスの才能を開花させ、やがて世界的なプレイヤーへと成長していくのが主な流れだ。冒頭、世を拗ねた天才少女として描かれるベスは可愛らしく、その姿からは児童文学のいたいけなヒロインの香りすら漂うが、ただし状況は思いのほか厳しい。「気持ちが落ち着くように」と養護施設で与えられた精神安定剤が、薬物やアルコール依存の問題となってベスの人生に暗い影を落としていく。

『ザ・メニュー』
製作年/2022年 製作/アダム・マッケイ、ウィル・フェレル 監督/マーク・マイロッド 脚本/セス・リース、ウィル・トレイシー 出演/レイフ・ファインズ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルト、ジョン・レグイザモ
謎めいた極上レストランを舞台にしたサスペンス!
カリスマといわれるシェフ、ジュリアン・スローヴィックが斬新な料理を出すレストランは、孤島でひっそりと営業していた。世界中から美食家が訪れるので、予約を取るのは至難の業(わざ)。この日も、選ばれた12人の客が1250ドルというフルコースを味わうために船でレストランへ向かうのだが……。
伝説のシェフによる極上のメニューとは、どんなものなのか? われわれ観客も客の気分になって目の前に出てくる斬新&大胆な料理に目を奪われ、その味を想像して悶絶してしまう。そんなシチュエーションの本作だが、じつは各メニューには信じがたいサプライズも用意されていたりして、どんどん不穏な空気が漂っていき、気がつけばそのレストランの秘密に衝撃を受け、目を疑うような事件も発生。ここまで予想外の展開に突き進む映画も珍しい。

『アムステルダム』
製作年/2022年 製作・出演/クリスチャン・ベール 監督・脚本/デヴィッド・O・ラッセル 出演/マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、クリス・ロック、アニヤ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、ロバート・デ・ニーロ、ラミ・マレック、テイラー・スウィフト 配給/ディズニー
有名どころが激しく演技の火花をちらす!
第一次世界大戦で負傷したバートとハロルドが、従軍看護師のヴァレリーに助けられる。3人は意気投合して、アムステルダムで一緒に暮らしはじめた。その後、離ればなれになった彼らだが、バートとハロルドが殺人の容疑者となったことで再会。世界の運命を変える陰謀に対し、3人は結託して攻防する。“ほぼ実話”をベースにした驚きのストーリー。1930年代を再現した街並みやファッションが鮮やかで、観ているこちらもその時代に一気にトリップしてしまう。やがて戦争を利用する拝金主義の影がちらつくシリアスな設定なのだが、基本はアクションあり、コミカルな要素もありのエンタメ作品だ。
医師になったバートを演じるクリスチャン・ベールが義眼も強調したインパクト大の芝居をみせ、弁護士のハロルド役、ジョン・デヴィッド・ワシントン(『TENET テネット』)、事件の核心へと導くキーパーソンのヴァレリー役のマーゴット・ロビーと、メイン3人の息の合った掛け合いが見どころ。とにかくアップが多用され、スターたちが顔の演技で圧倒する。そのほかにも後半でカリスマ的な見せ場を任されるロバート・デ・ニーロ、つねに怪しい存在感のラミ・マレック、ここ数年、大躍進の個性的ビューティーのアニャ・テイラー=ジョイ……と、有名どころが激しく演技の火花をちらす。脇役にも「あの人が!」という発見があったりも。その中でテイラー・スウィフトが、自身の魅力をあえて封印し、役者に徹していたりして、想定外のパートで楽しませてくれるのも本作の魅力だ。

『マッドマックス : フュリオサ』
製作年/2024年 製作・監督・脚本/ジョージ・ミラー 出演/アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、トム・パーク、ラッキー・ヒューム、リー・ペリー
アクションシーンは異常レベルの演出を用意!
『怒りのデス・ロード』で鮮烈なインパクトを残した大隊長フュリオサの物語。金属の義手を武器に戦い、短く刈り込んだ髪、そして目の周りを真っ黒に塗った外見で、主人公のマックスと同じく、ほとんど言葉を発しない。砦の支配者、イモータン・ジョーに囚われた女性たちを脱出させる彼女の勇姿に誰もが惚れぼれした。このフュリオサには、いったいどんな過去があったのか。少女時代にさかのぼり、激烈ともいえる運命が展開していく。『怒りのデス・ロード』でも少しだけほのめかされたが、フュリオサの故郷は“緑の地”と呼ばれ、“マッドマックス”の崩壊した世界の中ではオアシスのような場所。そこでの少女時代にフュリオサが見舞われる事件から、本作はエンジンがフルスロットル。イモータン・ジョーと覇権を争う暴君のディメンタス将軍という強烈な新キャラも登場し、われわれはまたしてもMADな戦いに没入させられる。

『深い谷の間に』
製作年/2025年 製作・監督/スコット・デリクソン 脚本/ザック・ディーン 出演/マイルズ・テラー、アニャ・テイラー=ジョイ、シガニー・ウィーバー、ショペ・ディリス 配信/Apple TV+
先の読めないストーリーに引き込まれる!
SF、アクション、ホラー、そしてラブストーリーの要素を巧みに融合させた異色のサバイバル・スリラーだ。監督を務めるのは『ドクター・ストレンジ』や『ブラック・フォン』で知られるスコット・デリクソン。主演にはマイルズ・テラーとアニャ・テイラー=ジョイを迎え、極秘任務に就くふたりの工作員が、世界の命運を左右する脅威へ立ち向かう姿を描く。
舞台は、誰も近づくことを許されない巨大な峡谷。その東西に建つ監視塔へ、それぞれ単独で派遣された男女のスナイパーは、谷の底に潜む“何か”を監視する任務を与えられる。互いに接触を禁じられながらも距離を縮めていくふたり。しかし、谷の底から想像を超える恐怖が姿を現したとき、生き残るためには協力するしかない。閉ざされた空間で展開する緊張感と、アクション映画さながらの迫力、そして極限状態だからこそ芽生える人間ドラマが見どころだ。

『ラッキー』7月15日配信
制作・脚本/ジョナサン・トロッパー、キャシー・パパス 監督/ジョナサン・ヴァン・タレケン、グレッグ・イェイタネス 出演/アニャ・テイラー=ジョイ、アネット・ベニング、ティモシー・オリファント、オーンジャニュー・エリス=テイラー、ドリュー・スターキー 配信/Apple TV+
話数/全7話、初回/第1話・第2話同時配信、以降毎週水曜日に1話ずつ配信
『クイーンズ・ギャンビット』で世界を魅了し、『ザ・メニュー』でも圧倒的な存在感を放ったアニャ・テイラー=ジョイ。そんな彼女が主演・製作総指揮を務めるApple TV+オリジナルシリーズ『ラッキー』が、7月15日より独占配信をスタートした。
本作は、作家マリッサ・ステイプリーによるニューヨーク・タイムズのベストセラー小説を映像化した全7話のリミテッドシリーズ。犯罪の世界から足を洗った主人公・ラッキーが、封印してきた過去と決着をつけるため、再び危険な世界へ足を踏み入れるクライムサスペンス。
物語は、大規模な強盗計画の失敗をきっかけに逃亡生活を送ることになった天才詐欺師ラッキーが、FBIと裏社会のボスという二つの巨大な敵に追われながら、生き残りを懸けた最後の勝負に挑むというもの。息をつかせぬ展開と巧妙な心理戦が見どころとなっている。
主人公を演じるのはアニャ・テイラー=ジョイ。共演にはアカデミー賞ノミネート俳優のアネット・ベニングをはじめ、ティモシー・オリファント、オーンジャニュー・エリス=テイラー、ドリュー・スターキーら実力派キャストが集結し、緊張感あふれるドラマを支える。
ショーランナー、脚本、製作総指揮はジョナサン・トロッパーとキャシー・パパスが共同で担当し、監督はジョナサン・ヴァン・タレケンとグレッグ・イェイタネスが務める。
配信は7月15日に第1話・第2話を同時公開。その後は毎週水曜日に最新エピソードが配信される。先の読めないクライムサスペンスが好きなら、この夏の注目作としてチェックしておきたい一本だ。





































































