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2026.02.27

人気ライフスタイルブランドのキーパーソンが語る誕生秘話!
日本に初上陸した 〈MINI〉×〈DEUS EX MACHINA〉のコンセプトモデル!

毎年恒例となっている3月2日(月)の語呂合わせになる"ミニ"の日を記念したイベント"MINI DAY 2026"を前に発表された、〈MINI〉と〈DEUS EX MACHINA(デウス・エクス・マキナ)〉とのコラボレーション。製作された2台のコンセプトモデルのうち、電動モデルの"The Skeg(ザ・スケッグ)"が日本初上陸! 東京・隅田公園内にある〈デウス・エクス・マキナ浅草〉で初展示されることになった話題のコンセプトモデルは、いったいどんなテーマで作られたのか? 本イベントで来日していた〈デウス・エクス・マキナ〉の共同設立者でグローバルのクリエイティブ・ディレクターであるカービー・タックウェルが語ってくれた。

今回、日本で初展示されるコラボレーション・モデル“The Skeg”は、〈MINI〉における未来志向の電動モビリティとサーフ、〈デウス・エクス・マキナ〉の世界観を融合させたBEV(バッテリ電気自動車)モデル。ワイド・フェンダーや発光するフロント・グリル、ルーフ・スポイラーといった意匠がスポーティな存在感を放つ仕様となっている。 そもそも、この異色のコラボレーションはどのようにしてはじまったのだろうか。

「ニューヨーク・タイムズのアートディレクターの友人と以前コラボレーションしたプロジェクトがあって、それを欧州の〈MINI〉の担当者が見てくれていたようなのです。その流れでジョン・クーパー・ワークス(JCW)を一緒に作りましょうということになり、今回の2台のコンセプトモデルが実現しました」

〈デウス・エクス・マキナ〉にとって、〈MINI〉はどんな存在なのだろうか。コラボレーションにあたっては大きな期待とともに逡巡もあったという。

「〈MINI〉はデザインアイコンとして、私たちが心からリスペクトしているブランド。シンプルでありながら驚くほど速く、モータースポーツでも大きな成功を収めてきた。だからこそ、新しい〈MINI〉をカスタマイズすることには、正直なところ躊躇する思いもありました。すでに素晴らしく完成したデザインなので、逆に悪くしてしまうんじゃないかと。でもその一方で、〈MINI〉の持つ“小さく機敏で、なおかつ独立した存在がある”という特性が、私たちのブランドの精神と深く共鳴しているとも感じていました。だからこそ、カスタマイズという手法を通じてレースのDNAを注ぎ込むことで、魅力的なコンセプトモデルを生み出すことができたと自負しています」

 

 

同時に製作されたガソリンエンジン搭載モデルでは、モータースポーツのヘリテージや敬意を表現する一方、電動モデルの“The Skeg”はより未来志向で、なおかつアウトドアのライフスタイル、サーフィンといったカルチャーと結びつけるコンセプトを取り入れたという。特に思い入れのあるディテールを聞くと、即座に「前後バンパーです」という答えが返ってきた。

「スプーンサーフボードの特徴は、グラスファイバーが主構造となり、フォームは浮力や補助のために最小限しか使われない点です。これは通常のサーフボードとは逆の考え方です。そのサーフボードからインスピレーションを得て作ったのがルーフスポイラー。こだわりのあるディテールのひとつですね。ファイバーグラスはモータースポーツの世界でも1950〜60年代に多用された素材でもあるので、ヘリテージとサーフカルチャーの両方をつなぐ素材ともいえると思います」

車体の仕上げに関しても、細部へのこだわりが光る。

「グラスファイバーには多少のコーティングはしていますが、最後に磨きをかけると、どうしてもプラスチックのような質感になってしまう。それは避けたくて、あえて磨きすぎず、より生(なま)に近い、素材そのままの質感を残しました」

今回のコラボレーションを通して世界に伝えたいことを聞くと、こんな答えが返ってきた。

「〈デウス・エクス・マキナ〉は、モータースポーツに対する私たちの熱意を表現するブランドです。だから、このコラボレーションも単にステッカーを貼ったり色を変えたりするだけのものにはしたくなかった。私たちがモータースポーツに注いできた情熱や感情を体現するものであってほしい。それをぜひ感じてもらえたら嬉しいですね」

完成度の高さからか「市販化を期待してしまう」という問いにも、満更でもない様子で答えてくれた。

「すでに今回のコンセプトモデルが“欲しい”という声も届いているので、そういった可能性についても検討はしたいと思います。物理的・技術的に消費者向けバージョンとして実現できるかどうか、アクセシビリティも含めて検証していくことになると思います」

〈デウス・エクス・マキナ浅草〉では、そんな話題のコンセプトモデル“The Skeg”の展示イベントを2月28日(土)と3月1日(日)の2日間に渡って開催。会場では車両展示に加え、日本限定のTシャツやトートバッグといった希少なコラボレーション・アイテムも販売される。サーフカルチャーと電動モビリティを融合させたコンセプトモデルの魅力を、是非その目で確かめてほしい。

 

[カービー・タックウェル]
Carby Tuckwell

企業のデザイン部門を経て、2005年にオーストラリア・シドニーでデア・ジェニングスともに〈デウス・エクス・マキナ〉を創設。ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして、モーターサイクル、サーフィン、サブカルチャーを融合させた世界観を構築し、アートや旅、バイク、サーフィン、音楽を愛する人々が集まるグローバルなコミュニティを作り出した。カルチャーとライフスタイルを融合させたブランドとして成長させた現在では、ロサンゼルスなど11の旗艦店を含む拠点をワールドワイドで展開。

 

 

これが日本初公開となる〈MINI〉の電気自動車をベースにカスタムが施された“The Skeg”!

 

 
Information

デウス・エクス・マキナ浅草にコンセプト・モデル“The Skeg”を展示!
開催日時:2月28日(土)〜3月1日(日)11:00〜21:00
会場:デウス・エクス・マキナ浅草(東京都墨田区向島1-2-8 東京ミズマチ ウエストゾーン)
入場料:無料
2月28日の15時からはDJイベントも開催され、日本限定のTシャツやトートバッグなどのコラボレーショングッズも販売(なくなり次第終了)。詳細はHPをチェック!
イベント特設サイト

 

文/遠藤 匠 text:Takumi Endo
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