これなら同じ黒でもまわりと差がつく!
手持ちの黒アウターをかっこよく着る方法!
黒という色の魅力はなんだろう。一番は、精悍でタフに魅せられること。ただ、汎用性高く使いたいアウターは、誰もがまずは黒を選ぶ。そのため、アウターの黒率はかなり高いため、まわりと同じように見えてしまうという短所がある。そんな短所を回避して長所を生かすには、どう着こなせばいいのか。今回は黒アウターをカッコよくコーデする方法を伝授!
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ライダースジャケット33万円(ルッフォ/バインド ピーアール)、ニット4万2900円(キャバン/キャバン 丸の内店)、Tシャツ1万3200円(ジェームス パース/ジェームス パース 青山店)、コーデュロイパンツ6万1600円(メルツ ベー.シュヴァーネン/アウターリミッツ)、サングラス5万3900円(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー)、ブーツ18万4800円(ジョルジオ ブラート/コロネット)
たとえば長いシーズン着られて便利なライダース。トレンドにも左右されない黒は、ワードローブに1着は欲しいアウターだ。こんなアウターに、インナーで黒やグレーを重ねワントーンにする方法はベーシックでまとまりのいいコーデ。ただ、艶っぽすぎるスタイルになってしまう恐れがある。黒アウターを今っぽく、こなれたお洒落にするなら、ハリウッドセレブのようにニュアンスをつけて着こなすことが大事。ポイントは次の3つ!
黒は肌の色、特に日本人の肌のトーンとは正反対でコントラストが強い色だ。そのため、間には肌馴染みのいい茶色にもってくるといい。これが肌の色と黒との繋ぎ役になってくれて、スタイル全体がまとまった印象となるというわけ。また茶色の性質である品格ある雰囲気を取り入れることで、黒が艶っぽい雰囲気になることを抑えてくれる。
上記で説明したインナーだけでなく、ボトムや足元にも茶を取り入れてみると、茶のトータルコーデの引き締め役に黒を活用しているというお洒落テクとなる。茶も1カ所単独で取り入れるより3カ所くらいちりばめるとうまくまとまりやすい。また、使用する茶色のトーンにも変化をつければ、立体感も出てきてよりお洒落に見えるはずだ。
上では、黒と茶の相性による洒落感をお話したが、実はもうひとつやってもらいたい大切なことがある。それが、黒と茶というダークトーンだけでまとめるのではなく、どこかに白を足すということ。メリハリのついた表情をプラスするってわけ。一番簡単なのは、Tシャツをインナーにして裾や首元からちらり覗かせること。スタイルにヌケ感を出す、これこそがSafari流の着こなしテク!
●アイヴァン 東京ギャラリー
TEL:03-3409-1972
●アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
●キャバン 丸の内店
TEL:03-3286-5105
●コロネット
TEL:03-5216-6524
●ジェームス パース 青山店
TEL:03-6418-0928
●バインド ピーアール
TEL:03-6416-0441
photo : Kouki Marueki(BOIL) styling : Takumi Tagawa text : Yuta Yagi