スイスに生まれの高級時計ブランド〈H.モーザー〉。ブランドの哲学のひとつであるミニマリズムにおいて、徹底しているのが、“見せる”ためにあえて“削ぎ落とす”ということ。もっとわかりやすくいうと、余分な要素を排し、機構そのものが持つ本来の美しさを引き出すということだ。そのコンセプトを限界まで追求したモデルが、“エンデバー・トゥールビヨン スケルトン”。
本質だけを残すために設計されたフルスケルトンの作りに、思わず釘づけ。心臓部は、ダブルヘアスプリング搭載のミニッツ フライング トゥールビヨンを備え、直径40㎜の5Nレッドゴールドケースに収められた。控えめでありながら確かな存在感は、これぞ! 〈H.モーザー〉のタイムピースと思わせてくれる。また、ダイアル越しには精緻なムーブメントを余すことなく眺めることができ、高い視認性も実現。筋目模様のアンスラサイト仕上げが施されたブリッジとメインプレートは、クリーンで現代的な印象に。そして、5Nレッドゴールド仕上げのアプライドインデックスと針が、さりげない温かみとクラシカルな気品を添えている。
見どころが多い中で注目してほしいのが、6時位置で静かに息づくフライング トゥールビヨン。その軽やかな佇まいの奥には、確かな精度と熟練の技が宿っている。自社製スケルトンムーブメント HMC 814には、姉妹会社プレシジョン・エンジニアリング社によるダブルヘアスプリングを搭載。2本のひげゼンマイが重心のズレを補正し、精度と等時性の向上に貢献。
中抜きされた香箱からはゼンマイの巻き上げ状態を目で確認でき、機能美と実用性が心地よく調和。ケースバックからは、精緻なオープンワークが施されたローターの動きも堪能できるのが嬉しい。直径40㎜の5Nレッドゴールドケースはの側面には、エンデバー特有の流麗なラインも描かれている。複雑な機構を宿しながらも、あえて“削ぎ落とす”という選択により、時計本来の美しさ引き出すことに成功した“エンデバー・トゥールビヨン スケルトン”。その輝きを是非、自分の目で確かめてほしい。
ケース径40㎜、自動巻き、シースルーケース、アリゲーターストラップ、3気圧防水。1633万5000円(H.モーザー/H.モーザージャパン株式会社)
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