今宵は彼女と、〈東京エディション虎ノ門〉のバーで“二面性”がコンセプトのカクテルに酔う⁉
〈東京エディション虎ノ門〉の〈ゴールド バー アット エディション(Gold Bar at EDITION)〉は、黒を基調にして白とゴールドを巧みに配したゴージャスな空間で、黒大理石のバーカウンターや高さ5mの白いアーチ型バレル・ヴォールトが印象的だ。禁酒法時代前のクラシックカクテル黄金期にインスパイアされていて、昨年のオープン以来人気のスポットになっている。
黒いエントランスの扉を開けると、まるで別世界!
再び話題が沸騰しているのは、新しく“二面性(Two Faces)”を コンセプトにしたカクテルメニューが登場したから。 “美しさと醜さ”、“光と影”など、物事には必ず二面性があるということで、バー・ディレクターの齋藤秀幸さんがディレクションして16種類のカクテルを考案。どれもが独特なストーリーをもち、他では味わえないカクテルに紡ぎ上げられているのだ。
“ほろ酔いライスマン”2300円
“ほろ酔いライスマン(Tipsy Riceman)”は、長く日本で親しまれてきた“どぶろく”をモチーフにしている。浅草でつくられる“どぶろく”にソーヴィニヨン・ブランや洋梨を合わせ、ややフルーティな香りをまとわせた。“お米感”を残しているのは、日本の食文化をリスペクトしているからだ。
“午前5時のゴールデン街”2400円
ゴールデン街の歴史を表したカクテルが、“午前5時のゴールデン街(5AM In Golden Gai)”。オリジナルのコーヒー焼酎に、メスカルのスモーキーさとココナッツの甘さを加え、混沌としていながらも洗練された味わいを創出している。
“飴と薔薇”2400円
“飴と薔薇(Sweet & Rose)”は、日本人が無意識に使い分ける本音と建前の顔をテーマにした。ローズウォーターとアーモンドキャラメルでフローラルかつ甘酸っぱく仕上げており、品のよい味わいで“建前”を表現。
“チョコじゃないカカオのフィズ”2400円
“チョコじゃないカカオのフィズ(Curious Cacao Fizz)”はカカオが有するスイートでビターな面ではなく、甘酸っぱくてフルーティな面にフィーチャー。ジンとブループラムを合わせたフィズスタイルになっており、軽やかな味わいとなっている。
黒大理石の暖炉と金箔のアートは、インテリアの焦点
カクテルに個性があるだけではなく、メニューブックにもちょっとした“ギミック”があるから、実際に足を運んで体験してもらいたい。彼女とふたりで“二面性”のあるカクテルを味わってみれば、お互いのホンネもわかるんじゃない?
●〈東京エディション虎ノ門〉ゴールド バー アット エディション(Gold Bar at EDITION)
住所:東京都港区虎ノ門4-1-1 東京エディション虎ノ門1F
営業時間:火~木曜18:00~25:00、金・土・祝前日18:00~26:00
定休日:日・月曜
TEL:03-5422-1630
URL:https://www.goldbaratedition.com/
※サービス料込み
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1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口で分かりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。