F1ヒーローが思っていること!
角田裕毅選手に聞いた4つの質問!
F1ファンならずとも、世界最高峰の舞台で奮闘する日本人を応援している人が少なからずいるだろう。そう、“オラクル・レッドブル・レーシング”の角田裕毅選手だ。そんな状況のなか、『Safari』では5月のモナコGP開幕直前、角田選手にショートインタビューを実施。彼の愛用時計からモナコGPに関することまでを聞いてみた!
Q1:ご愛用中の時計、タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ×オラクル レッドブル レーシングの気に入っている点を教えてください。
この時計は、見た目がしっかりしてますけど、つけ心地がとてもよいところが気に入っています。チタンケースなので、つけていることを忘れるくらい軽く、フィット感もいいんです。日常的に使いやすいですね。また、自分のチームカラーの服と相性がいいところも気に入っています。ストラップがネイビーなので、普段着る服とマッチングがいいんです。写真は日本GPでのワンショット。手にはタグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ×オラクル レッドブル レーシングが巻かれていた
オラクル・レッドブル・レーシングのカラーで彩られ、ケース裏には、〈タグ・ホイヤー〉とオラクル・レッドブル・レーシングのロゴ入り。チームカラー仕様のスペシャルパッケージ付き。ケース径44㎜、自動巻き、チタンケース、ラバーストラップ、200m防水。81万9500円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)
Q2:レースは勝ってこそ。そのために角田選手にとって「自分を奮い立たせるもの」はなにか教えてください。
正直1年で24レースは多いなって思っているので、もうちょっと減るといいなあって思っているんですけど(笑)。特に自分を奮い立たせることは意識していないのですが、レースが近づくにつれ、考えや感覚が勝手に鋭い方向に進んでいくんです。そのため、普段は全くレースのことを考えていないというか、逆に自分がしたいことを考えています。たとえば、今日はサウナ行きたいだとか、最近ギターを友達からもらったのでギターを習いたいとか……。そんなことをしながら、自然とレースに気持ちが向いていく感じですね。
Q3:これまでの体験で、「限界を超えた」「壁を乗り越えた」と思えたエピソードはありますか?
実はあまり限界を考えたことがないんです。自分には自分の知らないポテンシャルがまだまだあると思っていますし、たくさん伸びる部分もあると思っていて、この瞬間に限界を超えたなって感じたことはありません。まあ、新しくなった今のマシンでは、難しいなと思ったり、まだ理解していない部分はありますが、これは壁とは言えないかもしれません。それでも今は、以前と違うチームの違うマシンの特性に対して、自然とリアクションができたらいいなと思っています。今年移籍したレッドブルチームのマシンを、頭ではわかりつつも、筋肉とかカラダで自然と反応できる部分。そこは少し時間かかるんだなとは最近思いました。
普段から自分のポテンシャルをうまく引き出して走っている感覚なので、それが自然と積み上がっていけばレベルアップできると思っています。どちらかというと、実際にレースで走ったときにパフォーマンスが上がるよう、普段の生活ではできるだけ頭を空っぽにしていくというか、カラダの整え方のほうを意識している感覚がありますね。
Q4:モナコ戦を前に、レース以外で楽しみにしていることがあれば教えてください。
ボート通勤です。モナコではボートに乗ってまわりの景色を楽しみながら、ホテル前の港からF1チームのホスピタリティルームに直接行くことができるんです。それが一番の楽しみかなって思います。幸いなことに毎年レースに参加させてもらっていますが、やっぱりモナコでしかできない体験ですね。
あと、勝者はモナコ王室とディナーを囲むのが恒例となっているのですが、是非モナコで勝ってディナーに参加したいですね。この前友達から誕生日プレゼントとして、そのディナー用にと、カフリンクスをいただいたんです。これはある意味ラッキーチャームだなと思って。それをつけてディナー行きたいというのが、楽しみというか実現したいことです。めちゃめちゃいい友達を持ちました(笑)。
4つの質問に真摯に答えてくれた角田選手。5月25日のモナコGP決勝では、角田選手は17位、チームメイトのM.フェルスタッペン選手は4位という結果だったが、角田選手が“オラクル・レッドブル・レーシング”に正式に移籍したのがF1第3戦となる日本GPから。まだまだ慣れない部分があることはインタビューからも伝わってくる中で、彼の成長とポテンシャルの高さにこれからも期待したい!
●LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー
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