Safari Online

SEARCH

CULTURE カルチャー

2024.06.22

アノ映画のファッションに憧れて。Vol.46
『カクテル』のアロハシャツ。



兵役を終えたブライアン(トム・クルーズ)は一攫千金を夢見てバーテンダーとして働きはじめる。舞台はニューヨークから陽光降り注ぐジャマイカへ。ブライアンはそのド派手なバーテンディングでビーチの人気者になっていく。トム・クルーズが代表作『トップガン』(1986年)の2年後、演技派として開眼する『レインマン』と同じ年に出演した『カクテル』は、劇中で披露される話題のバーテンディング、つまり、バーテンダーがボトルやシェイカー、グラス等を用いたパフォーマンスが見せ場の一つ。実際、アメリカの人気レストランバー・チェーン、T.G.I.FRIDAY’Sの人気バーテンダー、ジョン・バンディの指導を仰いだトムは、リハでは何度もグラスやボトルを落としながらも、本番ではアクロバティックなバーテンディングを次々披露している。
 

  

 


もう一つ話題なのが、ブライアンが纏うトロピカルなビーチファッションだ。なかでも、ジャマイカの空気感にピッタリのアロハシャツの風合いが堪らない。ちょっとオーバーサイズのアロハにはピンク、イエロー、ライラック色の抽象柄がプリントされていて、袖は長めでノータック。そんなアロハに合わせて、ブライアンは白いコットンパンツに白い靴紐のデッキスニーカーで決めている。恐らくノーソックスだ。また、恋人のジョーダン(エリザベス・シュー)とジャマイカ北岸のダイビングスポット、オーチョ・リオスのビーチを歩くシーンで、ブライアンは黒のポリエステル製スイミングトランクスに履き替えている。ブランドは〈スピード〉。〈スピード〉と言えば股下が浅いブリーフタイプの水着で有名だが、このようによりオーソドックスなスイムパンツも発売している。シーズン真っ只中、泳ぎたくてうずうずしている人は要チェックだ。
 

  

 


ほかにも、ブライアンが愛用する小物として、〈ロレックス〉のステンレススチール製エアキング、シルバーダイヤル、そして、トム・クルーズと言えばこれ、サングラスが魅惑のアイテムとして登場する。『トップガン』では〈レイバン〉を一躍若者の人気ブランドに押し上げたトムだが、この『カクテル』ではイタリアのサングラスブランド、〈ペルソール〉のPO3225Sを深い目頭にかけて現れる。テンプル上のシルバーの剣型アローやキーホールカットのブリッジなど、よく見ると匠の技が投入されたサングラスも含めて、『カクテル』は映画の評価はさておき、ファッションアイコンとしてのトム・クルーズが輝きまくる1作。サマーシーズンのビーチウェアを80年代テイストで固めてみたい人は必見だ。

『カクテル』
製作年/1988年 原作/ヘイウッド・グールド 監督/ロジャー・ドナルドソン 出演/トム・クルーズ、ブライアン・ブラウン、エリザベス・シュー、リサ・ベインズ

●こちらの記事もオススメ!
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.45『ミニミニ大作戦』の黒のレザージャケット。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.44『ナショナル・トレジャー』のデニムジャケット。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.43『RONIN』のタートルネック。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.42『スパイ・ゲーム』のアメリカントラッド。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.41『ゾンビランド』のタープハット。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.40『クリード チャンプを継ぐ男』の〈ナイキ〉のスウェット。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.39『フェイク』のカーコート。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.38『セルピコ』のM-65フィールドジャケット。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.37『ドラゴン・タトゥーの女』のショールカラーのカーディガン。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.36『バスケットボール・ダイアリーズ』の着崩した制服。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.35『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の〈ベルスタッフ〉のレザージャケット。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.34『さらば青春の光』のモッズスーツ。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.33『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』の黒のレザージャケット。
アノ映画のファッションに憧れて。Vol.32『インセプション』の茶色のレザージャケット。 
 

  

 

 
文=清藤秀人 text:Hideto Kiyoto
photo by AFLO
〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!
SPONSORED
2025.12.24

〈アメックス〉のスモール・スポンサーシップ・パートナーズも参加!
『サファリ・オープン』で特別な1日を体験!

今年で3回めの開催となった、本誌『サファリ』主催のゴルフイベント『サファリ・オープン 2025』。毎年、様々なコンテンツやアクティビティでも話題となるこのコンペ。今回はさらに斬新なサービスも加わり、熱い盛り上がりを見せていた。そんな大盛況…

TAGS:   Lifestyle
知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!大人の品格を宿すクラシックな1本!
SPONSORED
2025.12.24

知的なムードが漂う〈トム フォード アイウエア〉の新作!
大人の品格を宿すクラシックな1本!

大人のコーディネートは、小物選びで“品格”が決まる。特に顔まわりの印象を左右するアイウエアは、手を抜けない重要パートだ。そこで注目したいのが〈トム フォード アイウエア〉の新作。繊細でクラシカルなフォルムが目元に知性を添え、冬スタイルを格…

TAGS:   Fashion
今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!
SPONSORED
2025.12.24

今、〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない!
デニムにこだわるならメイド・イン・ジャパン!

タフで男らしい大人のカジュアルに欠かせないデニムは、今、王道の骨太な1本が人気。なかでも2023年に復活し、昨今のトレンドも相まって注目されている〈エドウイン〉の名作“505”が見逃せない。デニム本来の武骨な魅力やヴィンテージ感を気軽に楽…

TAGS:   Fashion Denim
クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!
SPONSORED
2025.12.24

クオリティにこだわった〈センテナ〉の新作アウター!
今、着たいのは大人仕様のミリジャケ!

カジュアル好きの男にとって、ミリタリー系のアウターは昔から定番。とはいえ、いい年の大人になるとガチの軍モノは、マニアックすぎて少々着こなしにくいのも事実。ならば、洗練された大人仕様の1着を。〈センテナ〉のミリジャケなら武骨なデザインはその…

TAGS:   Fashion

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ