『TAXi ダイヤモンド・ミッション』のドタバタっぷりは健在!
リュック・ベッソンが製作・脚本をつとめ、新感覚カー・アクションとして全世界でブームを巻き起こした『TAXi』シリーズ。その第5作めが公開となる。ジャブのように効いてくるギャグの連発に、ジワジワと笑いがこみ上げてくること違いない!
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『TAXi ダイヤモンド・ミッション』
ムネアツなポイントは?
“笑いを誘うドタバタ劇の連発!”
スゴ腕のドライビング・テクニックを持つパリ警察の警官マロ。特殊部隊への異動を切望するものの、スピード狂で問題ばかり起こすことから、ついに左遷されてしまう。赴任先は地方都市のマルセイユ警察。しかしそこでは、高級スポーツカーを操り宝石を奪う強盗事件が頻発していた。マロは彼らが乗るクルマのスピードに対抗すべく、時速300kmを出せる伝説のタクシー“プジョー407”を入手しようとする。一方、強盗団は新たな獲物として世界最大のダイヤモンドを盗み出そうとしていた……。
『TAXi』シリーズといえば、ド派手なカーアクションとユーモアあふれるコメディ描写で人気を博した作品。本作ではキャストを一新。とはいえ、そのテイストは健在なのでご安心を。特にコメディ部分は製作・脚本を担当したリュック・ベッソンから、より「ユーモアを生かすように」と指示。だから、まさにギャグのオンパレードなのだ。個性派揃いの登場人物のなかでも、食と男が大好きな巨漢の女子警官、サンドリーヌには爆笑必至。体重が重すぎて乗りこんだパトカーが肩輪走行になってしまうなど、カラダを張ったジョークを連発するのだ! 最後まで続くドタバタ喜劇に鑑賞後は、ほっこりとした気分になること間違いなし!
もちろん、主人公ともいえる“プジョー407”の進化ぶりも必見。ボタン1つで、ルーフダクトやサイドボードが出現するなど、『007』に登場するボンドカー並みに仕掛けが盛りだくさん。さらに、実際にマルセイユの街を封鎖して撮影が行われた、チェイスシーンでは臨場感あふれる痛快なカーアクションが楽しめる。シリーズ全出演の名物男、ジベール署長がマルセイユ市長として登場するのもファンにとっては嬉しいところだ。
『TAXi ダイヤモンド・ミッション』
製作・脚本/リュック・ベッソン 監督・脚本・出演/フランク・ガスタンビド 出演/マリク・ベンタルハ、ベルナール・ファルシー、サブリナ・ウアザニ 配給/アスミック・エース
2018年/フランス/上映時間103分
1月18日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
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