レザージャケットのメンズコーデ特集! 着こなしやアイテム選びのコツを解説
武骨なたくましさが魅力のレザージャケット。とはいえ、着こなししだいではガチなバイカー風に見えてしまうので、都会派コーデを目指す上では気を付けておきたいところ。そこで今回は、レザージャケットを活用したスタイリッシュなコーデをご紹介。失敗しないレザージャケット選びのコツも解説しているので、是非参考にしてみて!
【目次】
メンズにおすすめのレザージャケットコーデ22選!
海外セレブによるレザージャケットのコーディネートを、スタイリングのコツとともにまとめてご紹介!
モノトーンで精悍なスタイル
DAVID BECKHAM[デヴィッド・ベッカム]
マンチェスターのレストランで目撃したベッカムは、レジャージャケットを活かしたモノトーンコーデ。レザーJKは昔からいろんな形を好んで着ていた彼(さすがバイク乗り!)だが、この日選んだのは、サード型Gジャンのようなデザインのタイプ。トップまでボタンを閉めて、レザーJKでもピシッと着るのが最近のお気に入りのよう。モノトーンで統一すれば、たくましさにきちんと感が加わって、より大人らしく見える。
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Jason Statham[ジェイソン・ステイサム]
上下を黒で統一するのが黒レザーの魅力を引き出す近道。足元のチョイスは、黒ではなく白スニーカー。これがあるおかげで、黒のワントーンでも重くなりすぎない見た目になっている。パンツのサイジングはほどよくゆとりのあるパンツをセレクト。スキニーシルエットほどストイックにならず、余裕が出て今どきな印象に仕上がっている。
Joel Edgerton[ジョエル・エドガートン]
レザージャケットにワークパンツとロングTシャツを合わせた全身黒の着こなし。アイテムのディテールにセンスがスタイルで、個性を出したい大人は参考になるはず。低い立ち襟のレザーライダースジャケットや、腿から膝にかけての補強が入ったダブルニー仕様のワークパンツはまさにこだわりのアイテム。さらに白スニーカーで抜け感を作って、軽快な印象に仕上げているのもお洒落ポイント。
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色合わせで爽やかさを演出
WILL SMITH [ウィル・スミス]
ウィル・スミスが着用したのは、ダークブラウンのレザージャケット。合わせるアイテムはインナーのニットからパンツ、スニーカー、キャップまで白で統一。爽やかなIラインを作ることによって、レザージャケットを羽織っていながらも軽快な印象に仕上げている。スウェットのセットアップが持つスポーティな雰囲気も好印象。
Jacob Elordi[ジェイコブ・エロルディ]
ジェイコブは、インナーやパンツ、スニーカーを白で統一してIラインを実現。トップは黒ライダースでも全体的に重さを感じないのは、爽やかで軽快感のあるホワイトアイテムのおかげ。ちなみに、彼が選んだパンツは真っ白ではなく、やや黄色味がかったオフホワイト。軽やかに見せたいけど「パキッとした白には抵抗がある」という人は、ジェイコブのようにオフ白を活用するのがおすすめ。
Matthew Mcconaughey[マシュー・マコノヒー]
こなれ感のあるレザージャケットにブルーシャツのインした、爽やかなコーデ。濃紺デニムとジャケットの同色グラデに、明るいブルーを効かせてヌケ感を出している。シャツの胸元はガッツリ開け、大きめのアクセをジャラ付けしてアクセントに。シャツを合わせてもコンサバに傾かず、ラフな骨太コーデにまとめているのがお洒落。
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タフさのあるアメカジコーデ
Bradley Cooper [ブラッドリー・クーパー]
キレイめの茶ジャケにノーダメージの黒パンツを合わせ、味がありつつも清潔感を意識した雰囲気に仕上げている。たとえカジュアルなアイテムばかりでも、黒×茶なら大人っぽく着こなせるというのがよくわかる。合わせ次第で、味アイテムも好感度のある着こなしにできるというお手本コーデ。ブラッドリーは武骨なものが好きなので、足元にスウェードブーツを選んで、キャラ出しをしているのもさすが。
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Josh Duhamel [ジョシュ・デュアメル]
都会的なアメカジスタイルに定評のあるジョジュだけに、レザーJKの着こなしはお手のもの。白T合わせは初心者でも真似しやすいコーデアイデア。颯爽とした薄手レザーに白Tを合わせて、グイッと腕捲り。まずこれだけでたくましさが満点。で、足元にはボリュームのある黒ワークブーツ。非常にシンプルな着こなしだけど、足元の骨太感が絶妙なスパイスになっているのがわかるはず。これがスニーカーだったら、ちょっと軽くなりすぎかも。
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Jake Gyllenhaal[ジェイク・ギレンホール]
レザーや迷彩といったワイルドに見えるアイテムをたくましくセクシーにスタイリングしているジェイク。襟元が立体的に見えるのは、迷彩柄のフーディをレイヤードしているから。Wライダースを使ってレイヤードの妙を披露している。冬になると街でもよく見かけるWライダースコーデは、ウォッシュのデニムパンツで合わせればこなれて見えて、オシャレ度が加速。パンツのオーバーサイズ感も実にイマドキだ。
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Luke Evans [ルーク・エヴァンス]
クリーンな立ち襟のレザージャケットに、チャコールグレーの細身スラックスを合わせたルーク。大人らしい余裕や落ち着きを感じさせる冬の着こなしだ。ジャケットに重厚感があるぶん、明るめのグレーのストールで軽さを出している。フロントジップを半分開けて、ストールをより効果的に見せているのも、お手本にしたいテクニック!
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ワイルドだけど抜け感のある着こなし
Gerard Butler [ジェラルド・バトラー]
レザージャケットに優しげなタートルネック合わせは寒い季節のデートにぴったり。ライダースにデニムというワイルドスタイルも、インにはタートルネックのニットを合わせることで、親しみやすさがプラスされて温厚な印象に。ちなみに、ニットの色選びも大切なポイント。知的で清潔感のあるネイビーをチョイスすれば、品を宿した装いに仕上がる。
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Joe Jonas[ジョー・ジョナス]
ボア襟のレザージャケットに、ゆるネックTでワイルドな襟元を演出したジョー。大人見えする渋い配色で、ダークブラウンとブラックの組み合わせ。これだけだと重たい印象もあるため、抜け感出しに白スニーカーとクロップド丈から見えるソックスを効かせている。
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Joe Manganiello [ジョー・マンガニエロ]
黒ライダースのインに襟付きシャツを合わせて大人ワザで、オールブラックのワイルドな着こなしにメリハリをもたせている。足元に合わせたダメージ入りブーツも好ポイント。ヴィンテージ感のあるブーツは、たくましさを演出するのに効果的。シャツの洗練された雰囲気とハードなブーツで、絶妙なバランスを楽しんでいる。
Patrick Wilson [パトリック・ウィルソン]
こなれ感のある黒ライダースに、ノンウォッシュのストレートデニムをラフに合わせた、デイリーに取り入れやすい装い。ハードな黒デニムだと武骨な雰囲気が出すぎるため、上品な濃紺デニムを投入することで、大人らしい品のあるカジュアルコーデに仕上げている。白スニーカーで軽さを出しているのも、真似したくなるテクニック。全身をビシッとキメず、首元をルーズにしているのも、大人の余裕を感じさせるポイント。
Ben Affleck[ベン・アフレック]
黒のライダースを主役にして、味のある茶デニムを合わせたカジュアルコーデ。ボルドーのトリミングが入った白Tをインすることによって、新鮮な印象をもたらしている。スニーカーもボルドーカラーをチョイスして、色サンドしている。このような細かいテクを効かせると、全体がお洒落見えする。
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Nick Jonas [ニック・ジョナス]
ライダース姿でNYの街を歩くニック。ライダースといえば、バイカーのイメージが強いので、武骨に見えすぎてしまう恐れも。けど、こちらのニックはたくましさはあるものの、都会に馴染む洗練された印象。秘密はインにあえて開襟シャツを合わせているところ。上品でスタイリッシュな雰囲気が漂っているでしょ? 定番のライダースにマンネリを感じたら、是非試してみたい新鮮味のあるコーデ。
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リラックス感のあるスポーティコーデ
Eddie Redmayne[エディ・レッドメイン]
機内でリラックスするには最適なパーカー合わせのスポーティコーデ。レザージャケットにパーカーをインする着こなしは首元が暖かく、寒い季節におすすめのテクニック。〈パンゲア〉のセットアップはエディのお気に入りで、ネイビーカラーを着用している場面も目撃されている。
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Woody Harrelson [ウディ・ハレルソン]
フライトコーデでは楽チンなリブパンツがうってつけ。そこに上質なライダースジャケットを合わせることで、手抜き感のないお洒落に仕上げている。レザージャケットを1点投入するテクは、ラフなアイテムを大人っぽく着こなすのに有効。それぞれ表情が異なる素材を組み合わせることで、コントラストを楽しめる装いに仕上がっている。
Charlie Hunnam [チャーリー・ハナム]
レトロなボーダーポロに茶のレザーJKを羽織ったチャーリー。ボトムにはネイビーに白のライン入りトラックパンツを合わせて、個性的なミックスコーデを楽しんでいる様子。全体の色数は増えているけれど、大人っぽく洒落て見えるのは、茶と紺という好相性な組み合わせだから。トラックパンツのアクティブさを活かして、骨太なレザーを軽快に着こなしているというワケだ。シルエットを少しユルめにして、リラックス感を演出しているのもお見事!
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Manu Rios[マヌ・リオス]
黒レザージャケット×グレーのスウェットパンツというシンプルなコーデ。定番の組み合わせなのにどこか新鮮に見えるのは、パンツの裾がカットオフになっているから。短い丈のジャケットに、ゆとりのあるストレートパンツを合わせることで、メリハリのあるシルエットを実現。〈ルイ・ヴィトン〉のボストンバッグが、大人にふさわしいラグジュアリー感を添えている。
イマドキなロックスタイル
Liam Payne[リアム・ペイン]
たくましい武骨さを表現できるWライダースジャケット。ロックなアイテムを今っぽく調和させる色使いが、大人の余裕を感じさせる。ホワイトパンツを取り入れて、ほどよく親しみやすさを持たせるのが、イマドキなロックスタイルの正解。
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Timothee Chalamet[ティモシー・シャラメ]
肩に個性があるレザーブルゾンにシャカパンという、Z世代らしい新鮮な装い。アンバランスに見える異素材合わせでも、キャッチーなアイレットデザインをより引き立たせることに貢献している。ふんわりとしたマフラーで優しい雰囲気をプラスした、寒い冬にぴったりの着こなし。
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メンズがレザージャケット選びで見るべきポイント4つ
ここから、メンズレザージャケットの選び方について解説。それぞれのポイントをチェックして、自分に合った1枚を選んでみて。
(1)デザイン
定番はライダースジャケット。ほかにも、カジュアルなブルゾンやミリタリージャケット、スタイリッシュなテーラードジャケットがあるのでそれぞれの特徴を見ていこう。
シングルライダース
前立ては一重。すっきりとしたデザインのものが多く、様々なコーディネートに馴染みやすい。クルーネックやヘンリーネックのようなインナーを選ぶと首元がもたつかず、よりスマートな印象に魅せられる。
ダブルライダース
前立てが二重になっているのがダブルライダース。たくましくワイルドな雰囲気があり、重厚感も漂う。デニムと合わせた武骨なスタイルはもちろん、合わせるパンツによってはスポーティにも上品にも寄せられる。
ブルゾン
ライダースジャケットよりもスポーティさがあるブルゾン。シルエットにゆとりがあるアイテムが多く、パーカのような厚手のインナーを重ねても着膨れしにくい。冬でも暖かさを保てる1着は、スウェットのセットアップにサッと羽織るだけで大人らしいワンマイルウエアにも仕上がる。
ミリタリージャケット
過酷な環境でも身を守るために生まれただけあって、防寒性も高いものが多いのがこちら。そのテイストにレザー素材も相まってたくましさは抜群。フライトジャケットをはじめ、アメカジ好きから多くの支持を得ている。
テーラードジャケット
ドレスウエア由来の上品さとレザーのたくましさがほどよくミックスされたジャケット。シャツスタイルのハズしにも、Tデニ姿のワイルド出しにも活躍する。
(2)サイズ
レザージャケットは、ジャストサイズから少しゆるめのものを選ぶのが基本。まずは肩幅が自分の体型に合っているかチェックして、その後に着丈や袖丈を確認すると良いだろう。
身幅に関しては、着用するインナーの種類を考慮しておこう。Tシャツやシャツなど薄いトップを合わせる場合はやや細身またはジャストサイズ。パーカーやニットなど厚手のものをインしたいなら、窮屈感のない大きめなシルエットのアイテムを選ぶ方がベター。
(3)色
大人がより着こなしやすいレザージャケットの色はベーシックカラー。まずは定番の黒を選んだ方が様々な着こなしに取り入れやすい。茶色やネイビー、グレーも大人っぽさを出せるので、1着目以降におすすめ。
(4)素材
レザージャケットには、主に“カウレザー”、“ラムレザー”の2種類がある。
カウレザーは厚みとハリがあり、武骨な雰囲気。ラムレザーよりも耐久性に優れている。一方で、ラムレザーはしなやかで軽い着心地。革質だけでなく見た目にも柔らかさがあり、ほどよく艶めいている。
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Commentary:Masahiro Enomoto(remix)
photo by AFLO