【まとめ】エディ・レッドメインのお洒落コーデ15
これまで『Safari Online』で紹介してきたエディ・レッドメインのお洒落な着こなしをまとめてお届け。コーデの参考にしてみて!
Eddie Redmayne
[エディ・レッドメイン]
90年代にトレンドだったド派手柄をオマージュしたかのようなニットを現代風コーデに仕上げたエディ。当時の派手ニットは織で表現していたけど、これはモヘア調の毛足が長いもの。どことなくニットの表情が優しげに見えるでしょ? 触り心地も気持ちよさそうな印象。学生時代に美術史を専攻した彼だからこその色彩感覚。冬の定番真っ黒コーデに飽きたら、是非ハデ柄ニットを取り入れてみては?
たまには個性的なデザインシャツを着こなしたい。それならエディのようにパンツインにするとスタイリッシュに仕上がりそう。一見ウエンタンシャツを模したアシンメトリーなヨークがなんとも個性的。着こなし方が難しそうだけど、エディはジャストサイズのテーパードのパンツにドレス靴というコンサバなアイテムで味つけ。これならキャラ出しもできるだろう。真似しやすい合わせなので、是非ご参考に!
2022年4月の来日で羽織っていたのは、ご覧のとおりのスタジャン。世界的なアメカジブームの中で今季話題のアイテムなのだが、さっそくそれを取り入れているあたりはさすがに洒落者。薄手でやや光沢のあるサテン地がなんとも華やかで新鮮。そしてもうひとつ、彼のお洒落意識の高さが窺えるのが、上下で着たスウェットのセットアップ。実はコレ、〈パンゲア〉という新興ブランドで、サステナブルで循環型のファッションを提案。エコ・イノベーションやサステナブルな商品を通じて環境改善を図る科学者や技術者、デザイナーなどが集結して設立され、とにかく環境保護意識の高さで話題になっている。そんなブランドをさりげなく取り入れるとは、エディの環境保護意識の高さも推して知るべし。
精悍なライダースジャケットを着こなしているが、ここでも〈パンゲア〉のセットアップを合わせているのが確認できる。で、よく見るとこちらは黒。そう、日本到着時に着ていたのがネイビーだった。色違いで持つほどよっぽど気に入っているのか、あるいは機内でリラックスするには最適ということなのだろうか。いずれにせよ、彼の最近のお洒落感覚が窺えるアイテムなのは間違いない。
一般的なジャケデニスタイルだが、彼が上手なのは、中のTシャツをタックインすることで、見た目にすっきり上品に見せていること。さらに、これには脚長効果もアリ(〈カルバン・クライン〉のパンツも見せてる!?)。ネイビーのJKには、Tシャツとスニーカーの白できっちりとヌケを作り、サングラスを引っかけてこなれ感をプラスするなど、上手にカジュアルダウンさせているコーデだ。こういったシンプルコーデは、細かいテクで差をつけることが大事!
エディが着ているジャケットは〈ラルフ ローレン パープル レーベル〉。“ハドリー シルクリネン スーツ ジャケット”と呼ばれるアイテムで、〈ラルフ ローレン パープル レーベル〉の中でも、最も柔らかい構造で作られているのが特徴。エディは、そのジャケットにペアでコーデできるトラウザーパンツを合わせて、セットアップスタイルとして楽しんでいるというわけだ。シャツは白、ネクタイもオフ白で揃えることでワントーンスタイルを演出。足元のタッセルローファーを少し濃いベージュにして、コーデに安定感を生み出している点も上手い。
ベージュのチノパンにチャコールグレーのコートを羽織った、この日のエディ。彼らしい上品なカジュアルで颯爽と歩く姿が目撃されたのだが、注目したいのがその足元。ホラ、アルファベットの“V”が入ったスニーカーを履いているでしょ? こちらはフランス発のスニーカーブランド〈ヴェジャ〉。ブランドが作り上げるシューズは、クリーンでベーシックなシンプルデザイン。施している装飾は、たいがいトレードマークの“V”マークのみと潔い。これなら、大人らしい落ち着きある着こなしにもぴったりだし、コーデに品のよさを加えるのにもお役立ち。
腰丈のダッフル調ジャケットを着て、ボトムは濃紺デニム。首元でアクセントにしたマフラーやバックパックもネイビーでまとめて、ワントーンコーデに仕上げたエディ。なかでも、とにかくうまいのがマフラーの使い方。コートのボタンをしっかり閉めずに、インしたマフラーをがっつり見せることで、こなれた印象を強調。しかも、千鳥格子やチェックの柄が表情豊かに見えるように工夫しているのも計算済み!?
カジュアルを品よく仕上げるのがお得意のエディ。この日は自転車に乗るためか、ボトムはリブパンツ。ふつうなら、スウェットパーカにナイロンJKなんて合わせそうだけど、都会派の彼が選んだのはシャツジャケット。パンツの黒とリンクをさせているので、チェック柄が少々派手でもきれいにまとまるという好例。英国調チェックのストールを垂らさずにシャツジャケに入れこんで着用しているのも、品よく見せるテクかも!
極端なショート丈と袖のライン使いにより、非常にスポーティ&カジュアルなピーコート。よくあるピーコートとは明らかに違って個性的だ。さらに襟を立てることで、どこか颯爽とした男っぽさも漂わせている。5ポケットパンツや白スニーカーはいたってベーシックなのに、彼らしく個性的に着こなしているのはさすが。
シンプルなデザインのJKだけど、色気のあるレンガ色のおかげで、大人っぽく新鮮な着こなしに仕上がっている。ボトムは細身の濃紺デニムですっきり。レンガ色を着こなす基本スタイルといえそう。
LAの空港で目撃されたエディはカモ柄のアウターを着用。ミリタリー由来の柄だから、もちろん男らしさ満点。とはいえ、定番のカーキ色ではなく、品のあるグレーや紺色が使われているので、洗練された印象に。ボトムは濃紺チノパンツ、足元はグレーのブーツと、色数を抑えてリンクさせているのも、まとまって見えるポイントだ。ゆるネックのTシャツに、クリアフレームサングラスで大人の余裕を見せているのも彼らしい演出といえる!
以前、サンディエゴで行われたコミコンに登場した際に着ていたのが、コチラの柄アウター。〈グッチ〉と思われるこのアウターは、お茶目な刺しゅうがアクセント。インナーがシャツ×クルーネックニットという真面目で大人しめの印象に仕上げているため、これくらい遊び心のあるアウターを合わせて目を引くのが正解。ちなみに、裾や袖のリブにあしらった2本ラインも、スポーティで若々しく見える秘訣。
ボア襟のアウターを着て登場したエディ。多種多様な柄と色を使った幾何学模様は、確かに派手だし着こなすのが難しいように思えるが、黒ボアのおかげでほどよいリッチ感が漂い、モダンな仕上がりに。暗くなりがちな冬の街のお洒落にはぴったりだ。で、そのアウターのグレーを拾って、黒パンツ、グレーT、グレーブーツと、色をバランスよく配している彼の合わせテクもお見事だ。
〈グッチ〉のアウターを着たエディ。柄ではないけど、こうした遊び心のあるアウターってのが彼のお約束のよう。特にこのアウターは以前に何度か目撃されているので、かなりお気に入りなのかも。このときも、もちろんエディ流の黒パンツ合わせ。遊びとベーシックを上手に合わせて洗練された印象に仕上げるこの方法は、よきお手本。ちなみに、このスニーカーも〈グッチ〉!