【ブルーシャツ】どっちがお好み? 都会派・海派セレブの着こなし対決!
春に活躍するシャツの中でも、爽やかさと上品さの点で欠かせないのがブルーシャツ。女性からの好印象も誘ってくれるだけに、ヘビロテする人も多いはず。ならば、その上手な着こなしを知っておいて損はなし。今回は都会派と海派のお洒落セレブが魅せた、ブルーシャツの着こなしを比べて紹介したい!
今回比較するセレブがこの2人。モデルのヨハネス・ヒューブル(右)と俳優サイモン・ベイカー(左)だ。ヨハネスはこれまでブルーシャツの名手としても紹介してきた、都会派上品カジュアルの達人。対してサイモンは、地元オーストラリアで波乗りをよく楽しんでいるお洒落サーファーだ。どう? 2人ともブルーシャツを着ていても、全く雰囲気が違っているのはご覧のとおり。それぞれ自分のキャラに合った着こなしに落としこんでいるようだが、そう見えるのは一体なぜ?
[ヨハネス・ヒューブル]
Johannes Huebl
モデルのヨハネスは、都会的なブルーシャツ着こなしで是非参考にしたい1人。この日の着こなしももちろん上品に。鉄板ともいえるネイビーパンツ合わせで、ブルーシャツの大人っぽさを存分に引き出している。で、よく見ると彼のシャツは、ホリゾンタルカラーのドレスシャツ。普段ならタイを結んでドレッシーなジャケットと合わせそうなところだが、それをあえて胸元開けで着こなしたところは彼らしさが窺えるポイント。スラックスのようなパンツ選びや色使いもそうだが、都会派の彼はもともとドレス感のあるアイテムをラフに着こなすことで、ある程度の上品さをキープしているよう。足元もスニーカーではなく素足にスリッポン履き。このへんも、ブルーシャツ着こなしがリッチで余裕たっぷりに見える要因に。
[サイモン・ベイカー]
Simon Baker
一方のサイモンだが、こちらは爽やかさがありつつもぐっとラフ。彼もブルーのドレスシャツを着ているものの、ノーアイロンで無造作に着ているところがヨハネスと違う点。それがベルトレスで腰穿きしたベージュのチノパンと相まって、力の抜けたリラックス感を生み出しているようだ。まあ、そう見えるのは、サイモンの無造作ヘアとヒゲのおかげともいえそうだが、とにかく彼の自然体で飾らないキャラと、ゆるい着こなしが一致している点は見どころ。いかにもサーファーらしさが滲み出ているといっていいだろう。
どちらもそれぞれに魅力があるのだが、まとめると、ヨハネスの着こなしはブルーシャツの上品さを引き出したデート向き。そしてサイモンはブルーシャツの爽やかさを纏った海好きカジュアルといった感じで、大人の休日スタイル向き。どっちが好みかは分かれるところだが、これを参考に、上手に着分けてみるのが一番の得策!?