Dave Roberts[デーヴ・ロバーツ]
大谷翔平の移籍により、連日ニュースに取り上げられているロサンゼルス・ドジャース。その人気チームを率いているのがデイヴ・ロバーツ監督だ。沖縄出身で日本に縁のあるロバーツは、2016年に監督就任。1年目から地区優勝をし、2020年にはタンパベイ・レイズをワールドシリーズで下し、優勝を果たしている。今年はどのような采配を見せてくれるのか興味深いところだが、同じように気になってしまうのが手元にあるブラウンカラーの時計。いったい、どこのモデルを愛用しているのか、早速リサーチしてみた。
ドジャーブルーに染められたアンダーシャツの袖口から見えるタイムピースは、どうやら〈IWC〉のビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “モハーヴェ・デザート”のようだ。特徴はブラウンのセラミックケースと、円錐形のリュウズ。さらに文字盤にある4つのサブダイヤルを配しているところなどから推測できる。こちらのモデルは4つのサブダイヤルで、日、曜日、月、北半球と南半球の永久ムーンフェイズを表示する永久カレンダーを搭載。この永久カレンダーは、各月の日数と閏年を自動的に認識するよう機械的にプログラムされ、2100年まで手動調整を一切必要とせず、正確に作動し続けるというシロモノ。またぺラトン自動巻き機構が2つの香箱を巻き上げ、パワーリザーブはなんと7日間というパワフルさ。ケース径は46.5㎜と大ぶりで、デザインのインスピレーションの源となったのは米海軍パイロットの飛行服とモハーヴェ砂漠にある同軍最大の陸上施設、チャイナレイクの荒涼とした風景というたくましさ満点の1本。これならタフな戦いが続くドジャース指揮官の相棒にピッタリ。ちなみに価格は585万2000円と、MLBの監督にふさわしいお値段となっている。
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