新感覚の味わいで話題の〈ワトルトーキョー〉の“プラントベースバーガー”、その秘密とは?
都心にいながら、開放感ある空間で彼女とゆっくりとランチしたいという贅沢な要望に応えてくれるのが、新丸ビルにある〈ワトルトーキョー(Wattle Tokyo)〉。そして、近頃ランチメニューに加わった“プラントベースバーガー”が、新感覚の味わいだと静かな話題を呼んでいる。
都心にいることを忘れそうなほど、気持ちのいい空間
東京・丸の内の新丸ビルにある〈ワトルトーキョー〉は、オーストラリア発祥のSDGsに特化したレストラン。オーストラリアの大自然が育てた新鮮な食材や日本の旬の食材を織り交ぜた、コンテンポラリーな料理と、種類豊富なワインが気軽に楽しめる。
“3 コース ランチ”は、スターター、メイン、デザートを1種類ずつ選ぶプリフィクススタイル。スターターは“タスマニア産サーモンのグラブラックス~北欧風マリネ~”や“山形県産豚のテリーヌ”などから1種類を選ぶ。丁寧に仕込まれた前菜は、量がたっぷりあるのも嬉しい。まずは彼女とオーストラリア産ビールで乾杯し、スターターを味わいつつおしゃべりを楽しもう。
続くメインは魚料理、肉料理、ハンバーガー種からセレクトする。今回は、この春からメインの選択肢のひとつとして加わった“プラントベースバーガー”をオーダー!
“3 コース ランチ”3200円より、メインの“プラントベースバーガー”
“プラントベースバーガー”にかぶりつくと、弾力はしっかり、噛み応えも十分だ。今ではプラントベースミートのハンバーガーも特別ではなくなったけれど、新感覚の味わいに驚く。食感はもとより、オリジナルのBBQソース、そして、旨味の濃いトマトなどの野菜との相性がとにかくいい。
その美味しさの秘密はバーガーパティにある。使っているのは〈v2food〉のプラントベースミート。同ブランドは、オーストラリア最大の科学機関であるCSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)の科学者とともに、マメ科の植物から取り出したたんぱく質を肉のように変える方法を研究・開発。マスキングせず、構造レベルで肉の味を再現している。
ここでは、まず〈v2food〉のミンチ状のプラントベースミートに塩と塩麴を加え、パティを作る。さらに、このパティを焼くのではなく、衣と細かなパン粉を纏わせて揚げるのが大きなポイント。
試行錯誤してこのパティとバーガーを生み出したのが、鈴木勇一シェフ。〈v2food〉のプラントベースミートの味だけでなく、「美味しいプラントベースを食べてもらいたい」という思いに共感し、メニューに加えることを決めたという。
合わせたワインは、オーストラリア・ヤラバレーのデ ボルトリ“ヴィラージョ ピノ・ノワール 2021”。上品ながらもふくよかな味わいのミディアムボディで、バーガーの脂をすっきりと流し、次のひと口を誘う。
デ ボルトリ“ヴィラージョ ピノ・ノワール 2021”1400円/グラス
締めのデザートも堪能し、“3 コース ランチ”は大満足! 次のデートは自分たちにも環境にも優しいプラントベースバーガーを選んでみるのはいかが?
●ワトルトーキョー
住所:東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビル6F
営業時間:ランチ11:00~15:00(14:00LO。土・日・祝日は~15:30、14:30LO)、ディナー18:00~23:00(21:00LO。日・祝日は17:30~22:00、20:00LO)
不定休
TEL:03-5288-7828
URL:https://winelatable.com/restaurant/wt/
※サービス料10%別
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ライフスタイルジャーナリスト
美酒と美食はもちろん、ホテル、ビューティ、インテリアなどライフスタイル全般を得意とする。現在はラグジュアリーメディア、ビジネス誌、ホテル専門誌など幅広い媒体に寄稿。美味しいもの探求家でもあり、日々のシャンパーニュは欠かせない。