郵船クルーズ34年ぶりの新造客船として注目を集めていた『飛鳥Ⅲ』が、7月20日、ついに就航。『飛鳥Ⅱ』とともに、いよいよ2隻体制での運航をスタートさせた。就航を記念し、横浜・大さん橋国際客船ターミナルではセレモニーが開催され、横浜市の港湾関係者や『飛鳥Ⅲ』の船長らが登壇。入港記念として行われる盾の交換を横浜市と実施するなど、新たな船旅の幕開けに華を添えた。
その後、横浜市消防音楽隊の演奏が鳴り響くなか、『飛鳥Ⅲ』が離岸。船出を祝う消防艇の放水が空高く舞い上がると、船出を見届けようと集まった大勢の人々から歓声が上がった。初航海となる『Maiden Voyage 函館・小樽』は、ベストシーズンを迎えた北海道の2港をめぐる7日間のスロートリップ。心地よい潮風とともに、夏の美しさを五感で味わうという、至福のひとときが楽しめる。
今後はオープニングクルーズとして、日本全国30港(横浜港を除く)に寄港。『日本一周クルーズ』に加え、週末や連休に合わせたショートクルーズなど初心者も参加しやすいコースを多数ラインアップ。夏から秋にかけて各地の魅力を、『飛鳥Ⅲ』のクルーズライフで体感できる。
『飛鳥Ⅲ』は、全室にプライベートバルコニーを備えた客室を完備。ペントハウス、スイート、バルコニーの3クラスから選べる空間は、いずれも高い居住性を誇り、日本を代表する作家によるアートや工芸作品が彩る、優雅で上質な空間に仕上がっている。洋上に広がる洗練された大人のラグジュアリー、あなたも一度体験してみてはいかが?