〈ミニ〉 カントリーマンは、街にも自然にも似合う可愛くも頼れる相棒!
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- 大人の愛車選び! Vol.38
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- 大人の愛車選び! Cars ミニ Safari Magazine
※写真は海外仕様車を含むため、実際とは異なる場合があります。日本仕様とは異なります。
3ドアや5ドアの〈ミニ〉のイメージは、街中を小気味よく走るコンパクトカーといったところだろう。東京でもそうだし、お膝元となるロンドンでもまさにそんな感じだ。高級エリアのメイフェアでも、お洒落な街チェルシーでも、学生の多いノッティングヒルでも、〈ミニ〉はたくさん見かけるし、街に自然と馴染んでいる。日常の足としてヘビロテされているのがよくわかる光景だ。
それでは、もう少し行動範囲の広い人はどんなクルマを選んでいるかというと、カントリーマンのようなモデルが挙げられる。3ドアや5ドアよりもユーティリティ性があって、人が乗ったり、物を積んだりするのに余裕のあるモデルだ。
カントリーマンはこれまで日本ではクロスオーバーという名前で売られていた。それが一昨年のフルモデルチェンジで、世界統一のネーミングとなった。かつてのクラシックな〈ミニ〉にも使われていたので、懐かしく思った方もいるだろう。伝統あるモデルならではの芸当だ。
このクルマの特徴はといえば、ご覧のような車高の高いSUVであることが挙げられる。世界的なSUVブームの中、必然的に生まれたといっていい。初代は2011年登場だからまさにそんなタイミングだ。現行型はその最新モデルで同じグループのBMWテクノロジーを取り入れている。そのため、X1やX2と共有するハードウエアは多い。その意味で信頼性は高いと言えよう。もちろん、運動性能にも抜かりなしだ。それでも〈ミニ〉らしく仕上がっているのは当たり前。デザインはそうだし、走らせた感覚もそう。あの俊敏さはしっかり生きていて、コーナーを曲がるだけで楽しくなる。所有したことのある人なら「そうそうコレコレ」ってな感じ。〈ミニ〉のオーナーはよく愛車に愛称をつけると耳にするが、こいつもまたそんな相棒感の強い一台だ。
SPECIFICATIONS ミニ カントリーマン
●JCW
●全長×全幅×全高 : 4445×1845×1645㎜
●ホイールベース : 2690㎜
●車両重量 : 1680㎏
●エンジン : 直列4気筒 DOHC ガソリン
●総排気量 : 1998㎤
●最高出力 : 233kW(317PS)/5750rpm
●最大トルク : 400Nm/2000~4500rpm
●駆動方式:4輪駆動
●トランスミッション : 7速DCT
●乗車定員 : 5名
●価格 : 677万円~
●ミニ カスタマー・インタラクション・センター
TEL:0120-3298-14
※『Safari』11月号270〜271ページ掲載
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