走れる電気自動車〈アウディ〉イートロン GTで、長距離でも快適に!
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- 大人の愛車選び! Vol.40
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※写真は海外仕様車を含むため、実際とは異なる場合があります
エンジンを積んだクルマとBEV(100%電気で走る電気自動車)の最大の違いはなんだろう? 走行中にCO2を排出しないのがBEVの最大の特徴で、環境対策上それが最大のメリットとなる。購入時の補助金はその恩恵があっての話だ。また要因となる化石燃料を使わないこともそう。内燃機関車は走るための燃料が必要となるがBEVは必要なし。積み込んだバッテリーを何回も充電することで駆動力を手にしている。
では、単なる環境性能車なのか。いやそうではない。最大のメリットは、デザインの自由化にある。クルマをデザインする上でのハードルを取っ払ったのがBEVであり、エンジンを積んだクルマとの最大の違いはそこにある。その取っ払ったハードルとはなにかというと、エンジン、トランスミッション、燃料タンクなどの大型パーツのこと。エンジン車はこれらを搭載するスペースを確保してデザインしなければならない。フロントエンジン&リヤ駆動(FR)の場合、プロペラシャフトもそれに該当する。一方でBEVは、動かしたい車軸にモーターを装着すればいいだけだから、前後を繋ぐ必要はなくなる。それを踏まえたうえで、上の写真をご覧いただきたい。
〈アウディ〉が誇るBEVのRS イートロン GT パフォーマンスである。どうです? 格好いいでしょ! このモデルのデザインにはBEVならではの特徴がふんだんに生かされている。たとえば、ワイド&ローのスタイリング。ボンネットの下にエンジンを積まないことで車体を低くし、スーパーカーのようなシルエットを作り上げている。そしてその分フェンダーの膨らみが強調され、アグレッシブな装いに。4つのドアを持ちながらこれだけ美しいクーペを完成させたのだから素晴らしい。まさにこのクルマはBEVならではのなせるワザの集大成だ。
アウディ RS イートロン GT パフォーマンス
●全長×全幅×全高: 4995×1965×1380㎜
●ホイールベース: 2900㎜
●車両重量: 2340㎏
●モーター: 永久磁石同期電動機
●最高出力: 680kW
●最大トルク: 1027Nm
●一充電走行距離: 631㎞(WLTCモード)
●駆動方式: 4WD
●トランスミッション: 1速(フロント)、2速(リヤ)
●乗車定員 : 5名
●価格 : 2470万円~
●アウディ ジャパン コミュニケーションセンター
TEL:0120-598106
※『Safari』1月号206〜207ページ掲載
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