Safari Online

SEARCH

STAY&TRAVEL ステイ&トラベル

2023.07.16


【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!

世界ではじめて国立公園に指定された記念碑的ナショナルパーク。巨大な噴火によって剥き出しになった地球の内部が今も活動を続ける。その広大な荒地をバイソンやグリズリーが闊歩する景観は北米の原風景だ。


アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州
イエローストーン国立公園

【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!広大なエリアに地球内部からの火山活動が露出する。ファウンテンペイントポットは、無数にあるホットスプリングスのひとつ。自分たちが住む地球の別の一面を見せつける

広大なパークは3つの州にまたがり、5つのエントランスと4つのビジターセンターを持つ。パーク内を走る8の字型のハイウェイは約230㎞に及ぶ。イエローストーンの魅力を体感したければ、最低でも3日の滞在は必要だろう。

約64万年前、ロッキー山脈の一部で巨大な噴火が起こった。周囲の地形は吹っ飛び、すさまじい地殻変動と吹き出した灰や溶岩によって風景は一変した。そして、今もその火山活動は続いている。

突然、熱水が噴き出す間欠泉、マッドポット、悠然と湯気を上げるカラフルなホットスプリングス……。地球の内臓を露出するかのような凶暴な荒地が延々と続く。

一方で国立公園の南東部には深い森や滝、3000mを超える高山、美しいアルパインレイクが存在する。激しさと静寂が隣り合うダイナミックな大自然が、イエローストーンの一番の見どころだ。

そして、開発を拒絶した荒々しい自然は、動物たちを保護した。ほかの国立公園では大型動物に遭遇する確率が高いとはいえないが、ここでは100%の保証つきだ。バイソン、グリズリー、オオカミ、ムース、コヨーテ、マウンテンライオンなどにとって、イエローストーンは最後のサンクチュアリなのだ。

観光はオールドフェイスフル・ビジターセンターからはじめたい。時刻を守って噴出する有名な間欠泉のすぐ近くにあり、噴出予定時刻も掲示されている。

次にハイウェイの西側を北上する。グランド・プリズマティック、マンモスのふたつのホットスプリングスは見逃すことのできない神秘の造形だ。

そして、道中のビューポイントでバイソンの群れに必ず出合うはずだ。ネイティブが神の使いと考えた、雄大な姿をじっくりと観察したい。

【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!マンモス・ホットスプリングスの信じがたい景観。カラフルな蒸気が地中の石灰を地上に運び、石灰華を咲かせる

多くの人を魅了する
アメリカ初の国立公園!


Point 1
代名詞ともいえる世界最大級の間欠泉!


【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!間欠泉は地下に溜まった水蒸気が地熱によって温められ、地上に噴き出す自然現象。イエローストーン国立公園には約500の間欠泉がある。その中で最も有名なのがオールドフェイスフル・ガイザーだ。1回の噴出で3000ℓの熱水が50m以上の高さに噴き上がる。その迫力はパークの代名詞にふさわしい。有名であるもうひとつの理由は噴出の正確さ。90分ごとにパフォーマンスを見せる律儀さは、その名の由来でもある。

Point 2
心地よい風がトレイルにぴったり!


【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!パーク中心は火山活動が露出する荒地なのに対し、南東側は3000m級の高山地帯になっている。その間に横たわるのがパーク内で最大の湖、イエローストーン・レイク(写真奥)だ。ウエスト・サムのパーキングから延びるトレイルはウッドデッキで整備され、静かな湖と蒸気を上げるホットスプリングスが同時に楽しめる。約1時間の絶景コースだ。

Point 3
ビジターセンターで公園情報をゲット


【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!広大な国立公園に着いて、まず向かいたいのはオールドフェイスフル・ビジターセンターだ。有名な間欠泉の噴出時間が掲示されているので、まずはそれをチェック。ビジターセンター横の“観覧席”を確保しよう。4分間の間欠泉ショーを見物したら、グランドガイザーに続くトレイルがおすすめだ。また、ビレッジにはホテル、ガソリンスタンド、レストラン、病院なども揃っている。

Point 4
火山活動が作ったローワー滝!


【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!イエローストーン・リバーは、パークの中心を北から南に縦断する。最大のふたつのアトラクションはキャニオン・ビレッジ近くの滝だ。ゆるやかに蛇行してきた川が突然、アッパー滝となって落下し、さらに約100m落ちるローワー滝となる。滝を巡るトレイルを行けば、様々なアングルから自然の驚異を楽しめる。ふたつの滝を経験すると川は凶暴になり、深さ300mのグランドキャニオンを削りながらイエローストーン・レイクへと流れ込む。

Point 5
様々な野生動物が公園内に生息!


バイソン

グリズリー

イエローストーン国立公園の最大の見どころは、なんといっても大型の野生動物だ。特にバイソンの大きな群れはここでしか見ることができない。かつてバイソンは北米を代表する動物だった。それを西部開拓の名の下に白人たちが殺しまくり、ほぼ絶滅に近い状態になってしまった。バイソンが群れる大地はアメリカの原風景といえる。そのほか、グリズリー、ブラックベア、ムース、オオカミなどとの遭遇率も高い。

Yellowstone National Park
本部:P.O.Box 168 Yellowstone National Park, WY 82190
電話:+1-307-344-7381
URL:https://www.nps.gov/yell/index.htm
開園:年中無休
入場料:大人$35、バイク$30、自転車・徒歩$20 ※7日間有効
国立公園指定:1872年3月1日
面積:約8992㎢


旅の準備
広大なエリアにたくさんの見どころがある。主要なポイントを見るだけでも、7日間必要といわれるほど見どころが多い。十分に余裕を持ったスケジュールを立てたい。

旅のヒント
西エントランスにウエスト・イエローストーンという街があり、空港、宿泊、レストランなどが揃う。パーク内のロッジの予約が取れなければ、この街を基点に。

注意点
バイソンはおとなしそうに見えるが、群れで走り出すと危険。双眼鏡を用意して野生動物には近づかないように。気候が変わりやすい。夏でもジャケットは必需。

ベストシーズン
7、8月が観光のピーク。有名ポイントは混雑する。9~10月はじめは気候も安定していておすすめ。6月はまだ寒いが、野生動物の子供に遭遇するチャンス。

行き方
【イエローストーン国立公園】世界最大級の間欠泉や群れを作って走るバイソンの姿。次元を超えた荒々しい大自然だ!3つの州にまたがるが、大きい街からのアクセスは不便。空港はパーク西のウエスト・イエローストーンか、約100㎞南のジャクソン。レンタカーが必要。

旅に関するオススメ記事はコチラ!
壮大な景色がすぐ目の前! 眺めのよいホテル!
海リゾートが呼んでいる!
映画を巡る旅に出よう!
クルマで“オーベルジュ”へ出かけよう!

 
Information

雑誌『Safari』8月号 P196~199掲載

“アメリカ ナショナルパークへの旅”の記事をもっと読みたい人はコチラ!

●『Safari Online』のTikTokがスタート!
こちらからアクセスしてみて!

文=牧野森太郎
text : Shintaro Makino photo by AFLO
スポーティかつ快適な〈アウディ〉の新プレミアム。“Audi A6”とともに日常をエレガントにアップデイト。
SPONSORED
2026.09.04

スポーティかつ快適な〈アウディ〉の新プレミアム。
“Audi A6”とともに日常をエレガントにアップデイト。

心を高揚させてくれるスポーティな走りと、ときにはゆったりと寛げる快適性。プレミアムカーの中でも上級グレードに位置するアッパープレミアムセグメントでは、これらふたつの要素が欠かせない。この相反する条件をこれまでにないレベルで両立させたニュー…

〈スタイル〉で叶う極上の座り心地と正しい姿勢。理想の姿勢が日常になるデザインソファ
SPONSORED
2026.09.04

〈スタイル〉で叶う極上の座り心地と正しい姿勢。
理想の姿勢が日常になるデザインソファ

家で過ごす時間をより楽しむなら、ソファはただ座って寛ぐための家具ではなく、暮らしの質を左右する存在。心地よく身を預けられるのはもちろん、美しい姿勢までサポートできたら申し分ない。〈スタイル〉のソファなら、人間工学に基づいた独自設計でその両…

〈ディーゼル〉の軽くて楽ちんな“ジョグジーンズ”の新作!心地いいデニムが大人には必要だ!
SPONSORED
2026.08.25

〈ディーゼル〉の軽くて楽ちんな“ジョグジーンズ”の新作!
心地いいデニムが大人には必要だ!

デニムの力強さや爽やかなルックスは唯一無二。でも大人としては、穿き心地も大事。その両面を高いレベルで兼ね備えているのが、〈ディーゼル〉の“ジョグジーンズ”だ。スウェットのような軽い穿き心地ながら、デニムらしい奥深い魅力を備えた新作がずらり!

TAGS:   Fashion Denim
〈ワンミニットワンセカンド〉のウエアで快適にお洒落する!リラックスしたい休日はひと味違う日常着で!
SPONSORED
2026.08.25

〈ワンミニットワンセカンド〉のウエアで快適にお洒落する!
リラックスしたい休日はひと味違う日常着で!

慌ただしく過ぎる毎日だからこそ、オフはリラックスできるウエアで過ごしたい。とはいえ、そこに個性やセンスも表したいというのが大人の本音。〈ワンミニットワンセカンド〉ならば、ベーシックなアイテムに今の気分を取り入れ、快適さと洗練度を両立。 よ…

TAGS:   Fashion

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ