五味と五感を超えたグランプリの担々麺を食べに〈彬龍華66〉へ!
町中華をはじめとして、中国料理が注目されているけれど、今話題に上っているのが、2023年1月16日西五反田にオープンした〈彬龍華66(ハンリュウカ ロクロク)〉。なぜかといえば、黒毛和牛を中心とした飲食店や精肉卸業で有名な、あの〈ヤザワミート〉が初めて手掛けた中国料理店だから。
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左:最高顧問の陳 啓明さん 右:総料理長の中里卓さん
しかも、最高顧問を務めるのが広東料理界のレジェンドである陳 啓明さん、総料理長が中里卓さんという、最強の布陣。中里さんは〈ウェスティンホテル東京〉の〈龍天門〉や〈グランド ハイアット 東京〉の〈チャイナルーム〉といった名門の中国料理店で料理長を務めてきた実力派だ。
中里さんのもと、中国各地のレシピの伝統の技法を駆使しながら、モダンなエッセンスを取り入れ、素材の持ち味を最大限に引き出した中華の世界が表現されている。
“元祖 66くるみ担々麺”2000円
シグネチャーともいえるのが“元祖 66くるみ担々麺”。カリフォルニア州が開催したクルミ料理のコンテストで、中里さんがグランプリをとったという自慢の逸品で、胡麻ペーストに加えて、胡桃ペーストをブレンドしているのが、ほかとは違うところ。力強くて癖になるスープに仕上がっていて、特注のシコシコした細麺によく絡む! シャキシャキとした白髪葱と山椒をアクセントにしたニラも、心地よい刺激。「こんな担々麺は食べたことがない!」と思うこと間違いなし。テイクアウト(1600円)も用意されていて、自宅でもその味を体験できる。
担々麺のほかにも食べておきたいメニューはいくつもある。シェフお任せの“マンスリーコース”(1万2800円)なら、中里さんの珠玉の料理が網羅されているからオススメ。
“マンスリーコース”より、“彬⿓華66 特製前菜盛り合わせ”イメージ
最初に供される“彬⿓華66 特製前菜盛り合わせ”は、銘々盛りスタイルでバラエティ豊か。クラゲの冷製や釜蜜焼きチャーシューといった定番から、ヤザワミート厳選和⽜をユッケ仕⽴てにした“よだれ⽜”や国産鰻のチャーシューなどクリエイティブな前菜まで揃う。
“マンスリーコース”より、“宮城県気仙沼産ふかひれの煮込み宮廷コラーゲンブラウンソース”イメージ
“宮城県気仙沼産ふかひれの煮込み宮廷コラーゲンブラウンソース”は、⽑⿅鮫のしっかりとした繊維質のふかひれを堪能できる一品。ギュッと凝縮されたブラウンソースのコクが、これまたふかひれによく馴染む。
“マンスリーコース”より、“北京ダック チャイナクレープ”イメージ
“北京ダック チャイナクレープ”は、しっとりとしたクレープでパリパリっとした北京ダックの皮がよいコントラスト。林檎と特製甜麺醤によるメリハリのある味付けで、紹興酒との相性も抜群。
“マンスリーコース”より、“本⽇のシェフ特選・海鮮料理、国産野菜添え”イメージ
“本⽇のシェフ特選・海鮮料理、国産野菜添え”は、厳選した魚を尾頭付きで最適な調理法で仕上げ、目の前で取り分けてくれるという贅沢さ。ふっくらとした身の旨味と葱油の香りがたまらない。女性の点心師がいて、小籠包や蒸し餃子など点心もしっかり楽しめる。
食体験に輝きをもたらす “ワイン・紹興酒のペアリング” 7000円
ソムリエの小柴貴弘さんによる、ワイン・紹興酒のペアリングも出色。ロゼワインやオレンジワインを上手に入れて、意外性がありながらも、料理に寄り添うマリアージュが好評だ。
特別な日はもちろん、仲間の集まりにもぴったり!
店内はカウンター席からテーブル席やラウンドソファ席、個室や半個室が設けられていて、様々なシーンに活用できる。
店名の“66”は、五味と五感にお客様の“心”を添えてプラスαすることを意味している。五味と五感を超えたグランプリの担々麺を食べに〈彬龍華66〉へ訪れてみてはいかが?
●彬龍華66(ハンリュウカ ロクロク)
住所:東京都品川区西五反田2-14-13 リバーサイドニックハイム五反田1F
営業時間:11:30~15:00(14:30LO)、17:30~23:00(22:00LO)
年中無休
TEL:03-5436-6600
URL:https://valuet.co.jp/brands/hanryuka66/
※サービス料込み
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1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。