【まとめ】名店自慢の
高級ポテトはなにが違うのか?
フライドポテトといえば、気軽なスナックと思っている人は多いだろう。けどちょっと待って。都内にある一流ホテルのレストランで出されているポテトはちょっと違う。素材や味つけ、見た目などにも趣向を凝らし、ラグジュアリー感すら漂っている。今回はそんなホテルの絶品ポテトをまとめてご案内!
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〈ストリングスホテル東京インターコンチネンタル〉“ザ・スコア・ダイニング”
カフェ&バー“リュトモス”
トリュフ風味フライドポテト
“リュトモス”は酒肴や軽いディナーにちょうどいいメニューが揃っているのが特徴。なかでもおすすめなのが、“トリュフ風味フライドポテト”1200円(税・サ別)。スターシェフであり、総料理長を務めるオリヴィエ・ロドリゲスが自信を持って作った逸品。
隠し味に忍ばされたケイジャンスパイスが異国情調感!
ポテトは食べごたえある大ぶりカットのシューストリングで、ジャガイモ感たっぷりのホクホクさを楽しめる。ジャガイモの甘味とトリュフパウダーの華やかな香りが素晴らしいハーモニーを奏でる。隠し味に忍ばされたケイジャンスパイスが異国情調感を誘い、余韻を残す味わい。塩加減もちょうどいいので、ミクソロジーをはじめとしたお酒との相性は抜群だ。
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〈ザ・ペニンシュラ東京〉“ピーター”
Peterスタイルフライドポテト
〈ザ・ペニンシュラ東京〉の最上階24階にある“ピーター”は、A5ランクや希少な国産牛などのステーキが味わえる人気のレストラン。さらに、グリル料理だけではなく、サイドディッシュも評判になっていたりするのがここのいいところ。なかでも話題になっているのは、この約15㎝の大きな枡に入れられた“Peterスタイルフライドポテト”1400円(税・サ別)だ。
プレーン ケイジャンとガーリックソルトの2フレーバー
グリル料理と相性のよいポテトをひと味違う風味で楽しんでもらいたいというシェフの思いから生まれただけあって、プレーン ケイジャンとガーリックソルトの2フレーバーが用意されており、ポテトの味わい方を選べる。
特に、ほかではなかなか食べられないプレーン ケイジャンが出色。刺激的なケイジャンスパイスがふんだんにまぶされており、ローズマリーの香りも豊か。ポテトの甘味がじんわりと引き出されている。ビールやカクテルとの相性も抜群で、いくら食べても飽きることはない。ということで、どんどん食が進むってわけだ。
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〈ヒルトン東京〉“TSUNOHAZU”
バー&ラウンジ“ザタ”
フライドポテト ミートソースチーズトッピング
“お茶漬け マティーニ”や“サンデーBBQ”といったカクテル、“メトロポリタンビーフバーガー”や“ZATTA クラブサンドイッチ”といったフードなど、実に多彩なメニューがあるのだけど、常連ゲストが欠かさずに注文するものといえば、“フライドポテト ミートソースチーズトッピング”1400円(税・サ別)。
チーズの優しい香りがバランスよく重なる!
ポテトの素朴な味わいに、パルメザンチーズの深みのある香りとグリュイエールチーズの優しい香りがバランスよく重なる。ガーリックバターはパンチがきいているので、と~っても食欲がそそられること間違いなし。トマトソースは牛肉100%の上質な味わいで、甘酸っぱさがほどよいアクセントになっている。
複雑な食味を持つ“フライドポテト ミートソースチーズトッピング”は単なるサイドメニューではなく、美食の前菜であるといっても過言ではない。ここでは〈ストウブ〉の鍋で提供されており、温かい最良の状態で提供されるのも嬉しい。
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〈アンダーズ 東京〉“BeBu”
ガーリック 青のりポテト
今回紹介したいのは、普段使いしやすくリピーターも多い路面店の“BeBu”。その“BeBu”の数あるメニューの中でも大人気となっているのが“ガーリック 青のりポテト”550円(税別)。
テーブルに運ばれて来た瞬間に磯の香りがふんわ~り
〈アンダーズ 東京〉でフライドポテトといえば、トリュフ風味のフライドポテトの先駆け的存在の “トリュフフライポテト”550円(税別)もハズせないのだけど、上品な青のり風味の和ポテトというのはほかにはないので、是非とも必食しておくべき一品といえる。
フライドポテトには、乾燥させた青さのりやガーリックパウダーなどを混ぜた自家製シーズニングをしっかりとまとわせているので、テーブルに運ばれて来た瞬間に磯の香りがふんわ~りと舞う。
少し細めでサクサクとした“シューストリングポテト”が使用されており、青のりがよく絡むように工夫されている。だから、口に入れたときに海苔の味わいがじんわりと感じられるのだ。
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さらにほかのグルメ記事を見る→連載:ホテルの名物メニューを彼女と♡
1976年台湾生まれ、後に日本国籍。ブッフェ、フレンチ、鉄板焼、ホテルグルメ、スイーツをこよなく愛する。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。テレビや雑誌で活躍し、料理コンクール審査員、講演、プロデュースも多数。2017年8月「一般社団法人 日本ブッフェ協会」設立、代表理事就任。