海好きな男が満足できるのが、“サーフィンの聖地”オーシャンビーチ!
サンディエゴのダウンタウンから北西へクルマで約10分走ったところに位置するのがオーシャンビーチ。“OB(オービー)”の略称で親しまれるローカル色強めの街だ。今回は個人経営の店も多い、ちょっとクセありなビーチタウンを巡る!
OCEAN BEACH
西海岸に数あるビーチタウンの中でも、どこか昔ながらの空気を色濃く残しているのが、サンディエゴの“オーシャンビーチ”。この街のメインストリート“ニューポート・アベニュー”にはチェーン店はほとんどなく、個人経営のサーフショップやカフェ、レコードショップなどがずらりと並び、ローカルたちの“好き”がにじむ。歩いているだけで自然と肩の力が抜ける空気感が魅力。
そしてここは、約6.4㎞におよぶビーチブレイクで、カリフォルニアらしい波が望める“サーフィンの聖地”として知られる場所。ビーチではボード片手に波を待つサーファーや、犬とじゃれ合う人たちの姿が見られ、ザ・カリフォルニアというシーンを目にできる。水曜日の夕方にはファーマーズマーケットが開かれ、ローカルグルメや音楽の生演奏も楽しめる。素のカリフォルニアスタイルを感じられる旅慣れた大人が好む街だ!
街の名を冠したメインビーチでは海水浴やサーフィン、日光浴を楽しむ人たちで賑わう。
メインストリートの“ニューポート・アベニュー”は、個性的なショップが多くあり、活気にあふれている。
サーフィンの聖地とあって、サーフカルチャーの根づいたお店が多く、サーフトリップにはもってこいの場所!
[サウス・コースト・サーフショップ]
SOUTH COAST SURF SHOP
小物も充実し、地元サーファーからの支持が厚い。
ウィンドウディスプレイの〈ヴァンズ〉が印象的なお店。サーフボードやウェットスーツのレンタルが可能だ。
サーフボードは圧巻の品揃え。手に持っているのは〈チャネルアイランズサーフボード〉。
[カウ・レコード]
COW RECORDS
細長~い店内にはぎっしりとレコードが並んでいる。ジャンルはロック、ブルース、フォークなど幅広い展開。
アナログな雰囲気の店内とは反対に、外観はネイティブ柄のポップなデザインが目を引く!
[バーズ・サーフ・シェッド]
BIRD'S SURF SHED
ヴィンテージのサーフボードやレアなシェイプのコレクションも取り揃えている。
通称“サーフィンの市長”として地元客から親しまれるオーナー、エリック・ハフマンとツーショット。サーフボードは1000点以上を展示。小物やアパレルの展開も豊富で博物館のようだ。
シェイプルームがあり、オーダーメイドができたり、熟練のシェイパーの妙技を見学することもできる。また、映画を上映したり、アートショーをしたりと、サーフカルチャーの発信地としても注目されているお店。
[ザ・シェッド・オーシャンビーチ]
THE SHED OB
〈バーズ・サーフ・シェッド〉の貴重なコレクションから厳選した希少なサーフボードを展示。
サーフボードやウェットスーツをレンタルでき、手ぶらでサーフィンを楽しめる。
[ホダッズ]
HODAD’S
サーフボードやスケートボード、ヴィンテージのナンバープレートなど、サーフカルチャーを全面に感じられる空間が魅力。
通りの景色を眺めながら、食事ができる。
1973年創業の老舗ハンバーガーショップ。開店間際は地元民・観光客で列をなす。
[イッツ・ロウ・ポケ・ショップ]
T'S RAW POKE SHOP
本場のハワイアンスタイルを忠実に再現するポケ専門店は家族経営で、フレンドリーな空気感がいい。
店内にはサーフアートが飾られ、潮っぽいムード。
ピリッとしたマグロが絶品の“スパイシー・アヒ”をパッションオレンジジュースとともに。
[オーシャンビーチ・スムージー・バー・アンド・サブ・エクスプレス]
O.B. SMOOTHIE BAR& SUB EXPRESS
スムージーやアサイーボウル、ベーグル、ラップなど、ヘルシーでボリューミーなメニューを展開。サーファーや観光客から人気。
カウンターで“グリーンスムージー”をゴクリ。
道祖修二 経営者、アーティスト
DOTOWN株式会社代表取締役。20代で不動産関連会社2社を創業し、両社を100億規模の企業に成長させ、これまでに約2000億円相当の不動産開発を行う。現在は日本、アメリカで事業を展開し、両方を行き来する生活を送る。また、SHU DOSOとして音楽活動を行い、Def TechのMicroとともにWST(ダブスト)を結成。ストリートカルチャー系アーティストとしても活動する。YouTubeでカリフォルニアの最新情報を発信中!
www.youtube.com/@SHUJIDOSO_DOTOWN
●“カリフォルニアのビーチタウン巡り!”をもっと読みたい人はコチラ!
※『Safari』9月号192〜193ページ掲載
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photo : Shohei Sakamaki