Safari Online

SEARCH

WATCHES ウォッチ

2020.10.07


ロクシタンジャポン、メルヴィータジャポンCEO――二コラ・ガイガー

●今月のビジネスセレブ
ロクシタンジャポン、メルヴィータジャポンCEO

二コラ・ガイガー[Nicolas Geiger]
Profile
2004年、イギリスのオックスフォード大学を卒業後、教師、セールスディレクターなどを経て、インシアードでMBAを取得。2011年、ロクシタンブラジルに入社し、ゼネラルマネージャーを6年間務めた。2015年、ロクシタンジャポンの副社長に就任。2017年、5月より現職に就く。ロクシタングループのオーナー、レイノルド・ガイガー氏の次男だ。

愛用の一本


アイ・ダブリュー・シー
ポルトギーゼ・クロノグラフ
●愛用歴/約10年
●購入場所/妻からのプレゼント
●使用頻度/週に2~3回
真円のケースに縦の2つ目インダイヤルが比類ないエレガンスを構築するクロノグラフの名品。視認性の高さも大きな魅力だ。

ココがお気に入り!


「この文字盤の美しいブルー、そしてやはりクロノグラフです。クロノグラフは複雑機構の中でも親しみやすい機構ですが、見た目にもデザインとして個性を演出してくれるし、マスキュランなエレガンスを表現する重要なディテールだと思います」 

 IWC[アイ・ダブリュー・シー]
ポルトギーゼ・クロノグラフ
ポルトガルの時計商人からの「航海に耐えうる、マリンクロノメーター級の精度を約束する腕時計を」という依頼に応え、1939年に誕生した〈IWC〉のフラッグシップコレクション・ポルトギーゼ。シンプルなモデルからハイコンプリケーションまで、多くのバリエーションを擁する一大コレクションの中でも、最も高い支持率を得続けているのが、このポルトギーゼ・クロノグラフだ。 

 
主にナチュラルコスメをグローバルに展開するグループ、〈ロクシタン〉CEOの次男であり、現在は〈ロクシタン〉と〈メルヴィータ〉の2つのブランドの日本社長を務めているのが、今回紹介するニコラ・ガイガー。彼が愛用するのは、スイスのなかでもドイツ寄り、ライン川の上流に位置するシャフハウゼンに本社を構える〈IWC〉。その名作と呼ばれるポルトギーゼだ。

「これは10年前に結婚する際の記念として、妻が贈ってくれたものです」

時計好きなら、〈IWC〉というブランドを選んだニコラの妻の、卓越したセンスに一目置くだろう。

「妻と出会ったのはロンドンに住んでいた頃でしたが、実は彼女は当時、イギリスの〈IWC〉のマーケティングマネージャーをしていたんです。彼女はラグジュアリーウォッチブランドの世界で長いキャリアを積んでいたので、時計に関して詳しく、同時に時計をとても愛していました。このポルトギーゼというモデルは、“さあ、これから冒険がはじまるぞ!”という物語を秘めた時計。結婚というのは、ひとつの大きなアドベンチャー。私たちも人生という大海原への冒険がはじまる! ということで、彼女はこの時計を選んでくれたのだと思います」

ニコラが後に彼の妻となる女性と出会ったのは2006年。当時〈IWC〉は2002年にCEOに就任したカリスマ経営者、ジョージ・カーンの手腕によって、それまでの保守的だったブランドの改革に成功。ラグジュアリーブランドへの転換を果たし、特にヨーロッパでは高い人気を得はじめた頃だ。

「この時計をプレゼントしてくれるなんて、全く予期していなかったこと。なので本当に驚きました」

〈IWC〉のなかでも、ポルトギーゼ・クロノグラフ。しかもこの濃い美しいブルーの文字盤というセレクトは、もちろんニコラのリクエストではなく、彼女が考えた、自分の夫となる彼に最も似合う時計ということだったのだろう。

そしてニコラは、〈IWC〉の“ポルトギーゼ・クロノグラフ”という腕時計に、ひと目で恋に落ちた。

「なんて素晴らしい時計なんだろう! と感激しました。そしてこの時計は私にとってかけ替えのない、唯一無二の存在になると確信しました。これは私たちの出会いを、そのときの気持ちやときめきを一生忘れさせないでくれる特別な時計になるだろうと。確信したんです」

かつて〈IWC〉を率いたジョージ・カーンは、〈IWC〉のリブランディングに成功を果たした際、あるインタビューで、「ラグジュアリー製品が求められるのは必要不可欠だからではなく、夢を生み出すから」と語っていたが、このポルトギーゼ・クロノグラフはニコラにとって、まさにそれを体現する宝物となった。

「私たちはロンドンで出会い、結ばれ、そこからジュネーブ、サンパウロ、そして東京へと冒険を続けてきました。その間にサンパウロでふたりの娘、東京でもまた娘をひとり授かりました」

もちろんその航海やアドベンチャーの間には、大きな嵐に遭ったことも多々あっただろう。しかしどんな嵐も乗り越え、家族で絆を築いてきた。

「この時計は、夫婦ふたりで紡ぐ冒険物語のアイコンです。また、私自身も家族も、そして〈ロクシタン〉というブランドとしても、船が大好きで、〈ロクシタン〉は無寄港で世界一周航海するレースのスポンサーでもあります。そんなことからも、航海時計というルーツを持っている〈IWC〉のポルトギーゼには、思いが深くなるのかもしれませんね」

また、ニコラにとってはこれが、はじめて手にした本格機械式時計でもある。

「実は18歳のときに、〈エルメス〉の時計をプレゼントされました。現在では〈エルメス〉も機械式時計に力を入れているようですが、当時私がプレゼントで頂いたのはクォーツ。言ってみればファッションアイテムですよね。なのでこの機械式のポルトギーゼが、本当の意味での最初の時計になります」

このポルトギーゼだけで充分満ち足りているから、特にすぐに他の時計を所望しているわけではないというニコラだが、強いて言うなら次に欲しいと思う時計に〈ロレックス〉を挙げた。

「信頼できるブランドですから。しかし私が欲しいのはʼ40〜ʼ50年代のヴィンテージなんです。現在の商品より、当時のもののほうに惹かれるんです」

結婚10周年となる今年、ニコラは妻に〈カルティエ〉の時計を贈った。そしてなんと現在は秋に控えた第四子の誕生を心待ちにしているという。

「想像していたより、ビッグ・ファミリー、大航海になりました(笑)」

Company Information
日本市場で成長続ける南仏発の人気ブランド
南仏プロヴァンス産の植物原料やエッセンシャルオイルをベースに、植物療法やアロマテラピーの考え方を取り入れたコスメティックブランド、〈ロクシタン〉。そのロクシタングループの傘下で、2011年にスタートしたのが、フランスNo. 1オーガニックコスメブランド〈メルヴィータ〉だ。人と自然の共生から未来を考えるコンセプトにしていて、サスティナブルを重視した活動を尊重している。両ブランドとも、フランス、日本だけでなく、世界的に高い人気を誇っていて成長を続けている。

Information

雑誌『Safari』11月号 P234~235掲載

“ビジネスセレブ”の記事をもっと読みたい人はコチラ!

写真=正重智生 文=岡村佳代
photo : Tomoo Syoju text : Kayo Okamura

Club Safari

Safari Lounge会員なら、記事を読むだけでSafariマイルが貯まる!

クラブサファリ会員(登録無料)になると、記事を読むごとに5マイル(ポイント)をためることができます。貯まったマイルは、1safariマイル=1円として利用することができます。

冬の装いは〈ブルックス ブラザーズ レッド フリース〉でアップデイト!余裕のある大人だったら遊びの効いたニットを選ぶ!
SPONSORED
2020.10.27 NEW

冬の装いは〈ブルックス ブラザーズ レッド フリース〉でアップデイト!
余裕のある大人だったら遊びの効いたニットを選ぶ!

大人の冬に最適なアイテムといえば、やっぱりニット。“きちんと感”が出せるけど堅苦しさはなく、しかも暖かいというスグレモノ。でも、どうせ着るならデザインに遊びがあって、大人の余裕が醸せる1枚を! なかでも今シーズン、注目したいのが〈ブルック…

TAGS:   Fashion Denim
男たちのリアルなJEEPライフ! Volume 03アクティブな週末は大人な〈ジープ〉とともに!
SPONSORED
2020.10.26

男たちのリアルなJEEPライフ! Volume 03
アクティブな週末は大人な〈ジープ〉とともに!

本誌でも活躍するフォトグラファー、土屋崇治さん。職業柄、荷物を多く積める〈ジープ〉の"コンパス"を相棒としているが、選びの理由はそれだけではない。このクルマを所有することで、ゴルフをはじめアクティブな趣味への熱量もいっそう高まったよう。

TAGS:   Cars Lifestyle
俳優・竹内涼真が〈ゼニス〉を選んだ理由!高みを目指す男が認めたこだわりのある時計!
SPONSORED
2020.10.26

俳優・竹内涼真が〈ゼニス〉を選んだ理由!
高みを目指す男が認めたこだわりのある時計!

大人のカジュアルを格上げするなら、こだわりのある腕時計を身につけたいもの。〈ゼニス〉の“デファイ”シリーズは、エッジの効いたデザインと高みに挑み続けるマニュファクチュールが融合し、腕に巻くだけで存在感もたっぷり。その魅力を、先頃〈ゼニス〉…

TAGS:   Fashion Watches
俳優 ・ 新田真剣佑が着こなす 〈カルバン・クライン〉 の黒アウター冬のカジュアルを引き締めるモダンな“ブラック”!
SPONSORED
2020.10.25

俳優 ・ 新田真剣佑が着こなす 〈カルバン・クライン〉 の黒アウター
冬のカジュアルを引き締めるモダンな“ブラック”!

ブラックのアウターは、冬スタイルを格上げし、引き締めるのにもってこい。そこでおすすめしたいのが〈カルバン・クライン〉の新作。ハイテク素材やインパクトのあるデザインが、ただ羽織るだけで今年らしさを演出してくれ、真冬にはインナーとしても重宝し…

TAGS:   Fashion
〈ポロ ラルフ ローレン〉 で選べば定番もひと味違う!王道アメカジに差がつく格上の冬アイテム!
SPONSORED
2020.10.24

〈ポロ ラルフ ローレン〉 で選べば定番もひと味違う!
王道アメカジに差がつく格上の冬アイテム!

時代を超えて愛され続ける定番。大人に似合うのはやっぱりそんなアイテムだ。とはいえ、それらのアイテムがなにも変わっていないというわけでない。シルエット、素材、柄など、トレンドをほどよくまぶしながら、さりげなくアップデイトされている〈ポロ ラ…

TAGS:   Fashion Denim
いつものカジュアルに〈タトラス〉で違い出し!大人のアメカジは“柄使い”で差がつく!
SPONSORED
2020.10.24

いつものカジュアルに〈タトラス〉で違い出し!
大人のアメカジは“柄使い”で差がつく!

いい年の大人になると、つい柄モノを避けて無難な無地を選びがち。でも、それではワンパターンに陥って、いつもまわりと代わり映えのしない着こなしになってしまう。で、そんな悩みに応えてくれるのが〈タトラス〉。アメカジっぽいバンダナ柄や控えめな迷彩…

TAGS:   Fashion
〈スリードッツ〉なら大人が納得する着心地!海好き男が病みつきになるしっとりフリース!
SPONSORED
2020.10.24

〈スリードッツ〉なら大人が納得する着心地!
海好き男が病みつきになるしっとりフリース!

秋冬の波乗りに向けて、軽くて暖かいボアフリースを1着……と考えている人も多いはず。海好きの大人としては、上質で肌触りがいいモノを選ぶのは当然として、地球環境のこともきちんと考えたいところ。その点〈スリードッツ〉の新作ボアフリースは、100…

TAGS:   Fashion
デニムが得意な〈ディーゼル〉で選べば間違いない!秋の大人カジュアルはボトムをアップデイト!
SPONSORED
2020.10.24

デニムが得意な〈ディーゼル〉で選べば間違いない!
秋の大人カジュアルはボトムをアップデイト!

ブルーデニムをベースにしたいつものアメカジもいいけれど、より新鮮な秋スタイルに仕上げたいなら、ボトム選びをアップデイトしてみるのも手。〈ディーゼル〉の新作ボトムには、そんな狙いにぴったりな技アリの1本が豊富。世界的デニムブランドならではの…

TAGS:   Fashion Denim
〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉なら、いつもの着こなしも見違える!新鮮デニムスタイルはひと味違うアイテム選びで!
SPONSORED
2020.10.24

〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉なら、いつもの着こなしも見違える!
新鮮デニムスタイルはひと味違うアイテム選びで!

〈ジョルジオ アルマーニ〉のDNAを受け継いだ、都会的なカジュアルで人気を集める〈A|Xアルマーニ エクスチェンジ〉。今シーズンは、最も得意とするデニムスタイルにスポットライトを当てた斬新なコレクションを展開。あくまで“王道”のカジュアル…

TAGS:   Fashion Denim Watches
シーンを選ばず着こなせる〈トラヴィスマシュー〉の新作!ゴルフも海カジュアルも西海岸スタイルがいい!
SPONSORED
2020.10.24

シーンを選ばず着こなせる〈トラヴィスマシュー〉の新作!
ゴルフも海カジュアルも西海岸スタイルがいい!

どちらのシーンでも着まわせるアイテムがあると便利じゃない西海岸ではゴルフとサーフィンはとても密接な関係。だから、その両方を1日で楽しむなんてこともザラ。となると、どちらのシーンでも着まわせるアイテムがあると便利じゃない!? そこで、おすす…

TAGS:   Fashion
胸元・手元・耳に効かせる〈ジェントルマン〉!ラグジュアリー感を増す"複数づけ"で違い出し!
SPONSORED
2020.10.24

胸元・手元・耳に効かせる〈ジェントルマン〉!
ラグジュアリー感を増す"複数づけ"で違い出し!

大人のジュエリー選びは、案外難しい。たとえば、サイズ。小さすぎると効果が出にくいし、かといって大ぶりすぎるとギラついてワル目立ちする。だったら、"複数づけ"に挑戦してみては!? ほどよく控えめで上質な〈ジェントルマン〉のジュエリーを、胸元…

TAGS:   Fashion
〈デシグアル〉なら個性があって存在感抜群!冬の主役にしたいお目立ちアウター
SPONSORED
2020.10.24

〈デシグアル〉なら個性があって存在感抜群!
冬の主役にしたいお目立ちアウター

ダークになりがちな冬の週末姿は、アウターでいかに存在感を出すかがカギ。とはいえ、派手な色柄に頼るのは高リスク。品格を保ちつつ、新鮮に魅せることが肝要だ。ならば、大人にふさわしい個性あふれる〈デシグアル〉の1着はどう?

TAGS:   Fashion

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ