Safari Online

SEARCH

WATCHES ウォッチ

2020.09.06


レリクシール CEO――アントニー・ドゥヴィッレ

●今月のビジネスセレブ
レリクシール CEO
アントニー・ドゥヴィッレ[Anthony Deville]
Profile
フランスのシャンパーニュ・アルデンヌ地方のランスで、ブドウの栽培とシャンパーニュの醸造に携わる名家に生まれる。その後来日し、様々なレストランを経て、シャンパンへの情熱と過去の経験を生かすべく、ペルノ・リカール・ジャパンに入社。シャンパンメンタリングディレクターとして活躍する。2015年、自らの会社を立ち上げ現在に至る。

愛用の1本


カルティエ
パンテール ドゥ カルティエ MM
●愛用歴/約14年
●購入場所/フランス・カンヌ
●購入時の金額/約€ 21,600
ローマ数字インデックスとレイルウェイミニッツトラックの組み合わせが、永遠に褪せることのないエレガンスを体現する。

ココがお気に入り!


「とにかくエレガント! 大きさもほどよく、薄く、ブレスレットもとてもしなやか。ゴールドなのである程度の重さはあるのですが、まるで時計をつけていることを忘れさせてくれるような、極上の装着感です」 

 
CARTIER[カルティエ]
パンテール ドゥ カルティエ MM
1980年代に登場したパンテール ドゥ カルティエ ウォッチ。フランス語で“豹”を意味するその名前のとおり、シンプルでいながら官能的なフォルムが人々を魅了し、メゾンを代表するアイコンのひとつに。’80年代の華やかなムードとともに鮮烈な印象を残した名品が、2017年、現在のコレクションとして蘇った。彼が愛用しているのは、一度廃番となった先代モデル。 

 
2015年に設立したシャンパン、ワインのコンサルタント会社〈レリクシール〉のCEOを務めるドゥヴィッレ。現在、シャンパン1社、ワイン3社のトータル4社のメゾンと直接契約を交わし、イベント企画をメインに、マーケティングやセールスなども行っている。

「私はフランスのシャンパーニュ・アルデンヌ地方のランスで、祖父の代からシャンパーニュ用ブドウの栽培とシャンパーニュの醸造に携わる家に生まれました。幼い頃から、いつか日本で暮らすことが夢で、その夢を叶えるためにサービスの道を志したんです。そしてイギリスやイタリアで経験を積んだ後、1997年にはじめての来日を果たしました」

そんなドゥヴィッレが手にしたはじめての腕時計は、〈カルティエ〉の名作モデル、サントスだったという。
「私の選択肢には、やはり〈カルティエ〉しかありませんでした」
なんとも生粋のフランス人であるドゥヴィッレらしいチョイスだ。

「フランスでは、時計もバッグも靴も、ラグジュアリーなものはふさわしい年齢になるまで手にすることはありません。なので日本に来て、若い人たちがブランド物を身につけているのを見て驚きました(笑)。私もイギリスやイタリアでそれなりにキャリアを積んで、そろそろ〈カルティエ〉の時計が似合う年齢になったかなと思ったのがそのタイミングで、来日して間もない頃に手に入れたということもあり、とても思い入れがあります」

そして2本めとなったのが、このイエローゴールドのパンテールだ。
「本当にこのパンテールが好きです。これは2006年に結婚する際、妻にはミニを、私にはMMと、サイズ違いで交換しました。ちょうどこのモデルが一度廃番になる前だったんですよ。私は薄くてエレガントな腕時計が好きで、〈カルティエ〉も好きだから全く異存はなかったのですが、最終的にこのパンテールに決めたのは妻です(笑)。でも、私たち夫婦は趣味がとても似ているのでなにも問題はありませんでした」

ドゥヴィッレのビジネスも時計道も、まさに公私ともにパートナーの存在が大きな影響を及ぼしている。
「〈パテック フィリップ〉〈ロレックス〉――確かに世界にはラグジュアリーな時計はいろいろありますが、実は私はそれらには全く興味がなくて」
インタビューを見守るパートナーも、微笑みながら深くうなずく。

「最初のサントスと同様、〈カルティエ〉しかないと考えていました」
それは理屈ではなく、もっと本能的な、ドゥヴィッレ夫妻の感性を震わせるなにかを潜ませているのが、唯一〈カルティエ〉というメゾンだから、だろう。

「そもそも私は時計自体が好きというわけではないんですよね。ムーブメントやメカにも興味がなく、ましてやトゥールビヨンといった複雑機構にも全く気持ちが動きません(笑)。多くの男性にとってもそうかと思いますが、私にとって時計というのは道具であり、唯一身につけられるジュエリーなんですね。イベントなどを手掛けるという仕事柄、常に正確な時刻を知ることは必要。そして、私はどうもブレスレットなどをジャラジャラつけるのは好きになれないので(笑)。時計だけが唯一のアクセサリーであり、ファッションの一部なんです」

普段使いはサントス、特別なシーンではパンテールと、2本の〈カルティエ〉を使い分けているドゥヴィッレ。
「やはり普段使いにするには、ゴールドの時計は少し華美すぎるかなと思うので。でも、特別なシーンだからといってこれみよがしなつけ方はせず、あくまでもさりげなく。この美しいゴールドの輝きは、誰かに誇示するためのものではなく。自分のためのものですから」

インタビュー当日のコーディネートは、深紅のジャケットにネイビーのパンツとチーフを合わせたトリコロールに、ゴールドのパンテールを効かせて。
「本当は夏らしくホワイトのコーディネートを考えていましたが、今日は奇しくもフランスの革命記念日なので、妻のアドバイスでこの着こなしにしました(笑)。秋冬は黒のスーツや黒のシャツが好きなのですが、そういうコーディネートにもこの時計はなかなかよろしいです」

自動巻きや手巻きの機械式ムーブメントに比べて、比較的手入れがラクそうなイメージがあるクォーツ式の時計だが、ドゥヴィッレはバッテリー交換だけでなく、きちんと定期的にオーバーホールを行い、大事に手入れをしながら、この腕時計とともに人生を歩んでいる。

「本当に、サントスとパンテールで満ち足りているので、自分の人生で、ほかの時計は必要ないと思っています(笑)」

Company Information
飲食業界で注目を集めるイベントコンサル会社2015年、アントニー・ドゥヴィッレと公私ともにパートナーであるドゥヴィッレ麻由良によって創業。主にレストランやホテル向けに、新規顧客の開拓や、提携メーカーの商品PR、販売促進を目的としたイベントをトータルプロデュースするなどのコンサル業務や、サービススタッフトレーニングなどの研修業務を展開している。特に情熱を注ぐ、シャンパンやワインをテーマにしたイベントやセミナーには定評があり、ラグジュアリーな飲食業界内で高い信頼を集めている。 

 

Information

雑誌『Safari』10月号 P188~189掲載

“ビジネスセレブ”の記事をもっと読みたい人はコチラ!

写真=正重智生 文=岡村佳代
photo : Tomoo Syoju text : Kayo Okamura

Club Safari

Safari Lounge会員なら、記事を読むだけでSafariマイルが貯まる!

クラブサファリ会員(登録無料)になると、記事を読むごとに5マイル(ポイント)をためることができます。貯まったマイルは、1safariマイル=1円として利用することができます。

〈ビーセカンド〉で見つけた、海外セレブ愛用の〈ボーラー〉!チビロゴで差をつける格上の贅沢フーディ!
SPONSORED
2020.09.25

〈ビーセカンド〉で見つけた、海外セレブ愛用の〈ボーラー〉!
チビロゴで差をつける格上の贅沢フーディ!

フーディといえばついビッグロゴに頼りがち。だが、セレブの休日を覗いてみると案外、無地やチビロゴのシンプルな1枚だったりする。確かに素材感やデザインが上質なら、その選択はより大人っぽい。オランダのプロサッカー選手が手掛けた〈ボーラー〉なら、…

TAGS:   Fashion
アクティブライフを丸抱え!冒険の頼れる相棒は〈ランドローバー〉ディスカバリー!
SPONSORED
2020.09.25

アクティブライフを丸抱え!
冒険の頼れる相棒は〈ランドローバー〉ディスカバリー!

クルマ選びは「まずはSUVから」、なんてご時世。でも、クルマ選びの要点は“自分のライフスタイルに合っているかどうか”ってこと。最近じゃカタチだけのSUVも多いから、そこで選択を誤ると、“ただ流行に乗ってしまっただけ”ということになりかねな…

TAGS:   Cars
〈ムータ〉×〈ロイヤル フラッシュ〉のワザありアウターどこから見てもサマになる楽ちんスタジャンが週末の相棒!
SPONSORED
2020.09.25

〈ムータ〉×〈ロイヤル フラッシュ〉のワザありアウター
どこから見てもサマになる楽ちんスタジャンが週末の相棒!

冬アウターを羽織るには早すぎるし、シャツやロンT1枚だけではなんだか心もとない……。そんなときに頼れるのが着心地のよいスウェットだが、プルオーバーやパーカだとマンネリになりがち。とくれば、〈ロイヤル フラッシュ〉が〈ムータ〉に別注したスウ…

TAGS:   Fashion
俳優・新田真剣佑が着る〈カルバン・クライン〉の新作!スポーティな着こなしをモダンなモノトーンで!
SPONSORED
2020.09.25

俳優・新田真剣佑が着る〈カルバン・クライン〉の新作!
スポーティな着こなしをモダンなモノトーンで!

モノトーンだからといって、お洒落に見えるとは限らない。今シーズンだったら、そこに軽快さやスポーティさも必要。そこで注目したいのが〈カルバン・クライン〉のトップ。デザインはもちろん、大人にとっての快適さをとことん追求した素材が魅力だ。そんな…

TAGS:   Fashion
ペア使いもシェアもできる〈ティファニー〉の新アイコン!彼女と使えるジュエリーなら2人の絆はもっと深まる!?
SPONSORED
2020.09.25

ペア使いもシェアもできる〈ティファニー〉の新アイコン!
彼女と使えるジュエリーなら2人の絆はもっと深まる!?

〈ティファニー〉を象徴する‟T”を、上品かつ力強い新アイコンとして表現した‟ティファニーTワン”。第1弾の登場は4月なので、ハイセンスな女性なら当然知っているかも。今回紹介する新作はそのジェンダーレスなデザインを踏襲。ペア使いやシェアにも…

TAGS:   Fashion
ライフスタイルで〝大小〞を選べる〈MCM〉の新作!週末を華やかにする大人のための品格バッグ!
SPONSORED
2020.09.25

ライフスタイルで〝大小〞を選べる〈MCM〉の新作!
週末を華やかにする大人のための品格バッグ!

ちょっとした外出にはミニバッグがちょうどいいけど、ジム通いなどには容量のある大きなバッグがやっぱり便利。どちらを使うにしても、こういう普段使いのバッグに特別感があることって、週末を楽しくする演出として意外と大切なことかも。そこで〈MCM〉…

TAGS:   Fashion Lifestyle
体操界をリードする内村航平選手が共感する〈ロンジン〉の新作!挑戦し続ける男に似合うパイオニア精神の宿る1本!
SPONSORED
2020.09.25

体操界をリードする内村航平選手が共感する〈ロンジン〉の新作!
挑戦し続ける男に似合うパイオニア精神の宿る1本!

技の難易度と精度、そして美しさを追い求めるのが体操競技。日本体操界の“生きレジェンド”である内村航平選手は、その競技人生において、過去に誰も成し遂げていない偉業を達成し続けてきた。歴史的な冒険者たちへの敬意を込めた〈ロンジン〉の新作時計は…

TAGS:   Fashion Watches
星条旗柄が効いた今季の〈パーリーゲイツ〉!〝アメリカ~ン〞な気分ならゴルフはもっと楽しい!
SPONSORED
2020.09.25

星条旗柄が効いた今季の〈パーリーゲイツ〉!
〝アメリカ~ン〞な気分ならゴルフはもっと楽しい!

スコアにこだわらず、ゴルフを思いっきり楽しんでプレイするなら、まずはウエアから気分を上げていくのが一番手っ取り早い方法!? で、そんなエンジョイゴルフに最適なブランドといえば、やっぱり〈パーリーゲイツ〉。今シーズンは、“アメリカ~ン”な星…

TAGS:   Fashion
〈Gステージ〉の異素材ミックスなら遊び心たっぷり!デニムシャツのように羽織るダウンで脱・マンネリ!
SPONSORED
2020.09.25

〈Gステージ〉の異素材ミックスなら遊び心たっぷり!
デニムシャツのように羽織るダウンで脱・マンネリ!

アメカジ好きの大人なら、これまで何本もデニムを穿いてきたはず。ならば、この秋は“羽織る”デニムを新たに加えてみては!? といっても、Gジャンやデニムシャツではなく注目したいのが、〈Gステージ〉のダウン。長年着こんだデニムの味を生地とプリン…

TAGS:   Fashion Denim
アスリート体型にもフィットする驚異的な作り〈ジースター ロゥ〉の魅力とは?
SPONSORED
2020.09.14

アスリート体型にもフィットする驚異的な作り
〈ジースター ロゥ〉の魅力とは?

世界ではじめて立体裁断デニムを生み出し、もはや研究レベルで穿き心地を追求してきた〈ジースター ロゥ〉。当然その穿き心地は快適なのだが、デニム好きを唸らせるそのデニム然とした見た目もまた魅力的。そんな〈ジースター ロゥ〉が、新たなデニム旋風…

TAGS:   Fashion Denim
〈ジースター ロゥ〉の完全無欠なこだわりが実感できる “ハードコア・デニム”キャンペーン始動!
SPONSORED
2020.09.03

〈ジースター ロゥ〉の完全無欠なこだわりが実感できる
“ハードコア・デニム”キャンペーン始動!

カジュアルにはもちろん、ちょっとしたドレッシーなシーンにもデニムが着られるようになったのは、デニム好きには嬉しいこと。でも、そのぶんデニムライクなものが多くなってきたのも事実。だからか、本物のデニムの楽しみ方が薄れてしまっているのでは? …

TAGS:   Fashion Denim
〈マクラーレン〉GTなら、いつもの旅が"非日常"に変わる!究極のグランドツアラーで週末旅を極上のバカンスに!
SPONSORED
2020.08.31

〈マクラーレン〉GTなら、いつもの旅が"非日常"に変わる!
究極のグランドツアラーで週末旅を極上のバカンスに!

海外渡航はちょっと難しいけど、旅欲は満たしたい。そんな人におすすめなのがグランドツーリングでの旅。そう、リッチなスポーツカーでの優雅なドライブ旅だ。単なる移動手段のクルマではなく、"非日常"が堪能できる贅沢な1台なら旅の醍醐味も大違い。ス…

TAGS:   Cars Culture

NEWS ニュース

More

loading

ページトップへ