テーブルマナーの基本はここから! カトラリーの種類を覚えておこう!
西洋料理のカトラリーは、ナイフ、フォーク、スプーンが基本。レストランで使われる代表的なカトラリーは、以下のとおり。ナイフ=切る、フォーク=刺す・押さえる、スプーン=すくう、という役割が一般的だが、それぞれ料理に合わせてサイズや刃の大きさなどが微妙に異なり、ひとつで二役を持つものもある。
ナイフは、刃の付け根部分に人差し指を添えて持つ。ぐっと握ったり、上部を人差し指で押さえつけたりするのは、見た目にも美しくなく、安定感も弱い。
フォークもナイフ同様、上から掴んで自然な位置に人差し指を添え、楽な姿勢で持つ。フォークの背を人差し指で押さえるようなことは避けて。
食事中は、カトラリーを持ったまま他の動作をするのはタブー。ワインを飲みたいときなどは、ナイフとフォークがハの字になるように置いてから。このときも、ナイフの刃は内向きに。
ナイフやフォーク、スプーンなどを揃えて4時の位置に置く(フランス式では3時の位置)。ナイフの刃は内向きに、フォークは背を下にして、柄が斜め下にくるように置くのがマナー。
雑誌『Safari』6月号 P175掲載
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text : Rie Sasaki special thanks : mesm Tokyo, Autograph Collection