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2019.06.18


クラシックホテルを反映したヴィンテージ風スタイル

こだわり抜いた自分だけの城は、ときに忙しい日々をリセットし、ときに幸せを実感する場所になる。今月は長年住み慣れた場所に、自分たち好みの住まいを作ったケースを紹介。あまりにも居心地がいいので家にこもってしまうというレトロモダンなインテリアに、思わず納得!

今月の部屋 佐藤邸/2LDK/71㎡

以前は部屋の中央に廊下があって、細かく仕切った3 DKだったが、リノベーション後は思い切ってリビングダイニングとキッチン、仕事スペースをひと空間に。構造上取り払えなかった中央の柱はレンガを張ってアクセントにした


緑豊かな公園の側に立つヴィンテージマンション。施主一家は、長年その一室で暮らしていた。分譲賃貸だったが、6年前に購入。そのタイミングでリノベーションすることに。“アメリカのクラシックなホテル”を希望していたこともあり、新しくしたとはいえヴィンテージマンションによく馴染んだレトロモダンな部屋に仕上がっている。

センスよくディスプレイされているのは、施主が長年集めてきたアメリカをはじめとする様々な国の古い雑貨。ジャンルにこだわらない、いい意味での雑多さが、自分たちにとって心地よい空間作りに欠かせない。多国籍なチョイスだが、共通しているのは“味わい”。レコードプレイヤー、スノードーム、マトリョーシカ。家具もほぼヴィンテージ、もしくはそれに合うようにしつらえたオリジナルだ。 

夫婦ともにデザイナーという仕事柄、家にいる時間が長く、居心地のよさはとても大切。時折、レコードをかけて窓の外を眺めて気分転換をする。「もともと気に入っていただけに、リノベーション以降はさらに部屋で過ごすことが好きになりました。気がつくと3日外出してない、なんてこともあるほど」と、出無精の施主が笑いながら話した。



01 本と雑貨で埋めたカウンターキッチン

1日中キッチンと仕事場を仕切るのはガラスケースと棚。仕事の資料などがみっちりつめこまれた書棚は、マンションの雰囲気に合わせて角をアールにした。キッチン側が暗くならないよう、カウンターを覆っている棚が抜けているのもポイント


02 キッチンの壁にはあざやかなグリーンのタイルを

壁に選んだのは、大胆なグリーンのタイル。斜めに張っただけでタイル壁のイメージを刷新している。濃淡のニュアンスに重厚感あり


03 ホテルライクな壁がラグジュアリーな雰囲気

リビングとウォークインクローゼットの仕切りには“コペンハーゲンリブ”という壁材を使用。シックなソファと相性抜群だ 


04 隣の公園を借景にした開放的なリビングと仕事場

仕事場とリビングからの眺めは、公園が借景となり、都心とは思えないほど自然豊か。バルコニーに椅子を置いて、鳥のさえずりを聞きながらブレイクする 


05 シンプルな寝室はアートがアクセント


寝室はすっきりさせつつ、チェックのベッドカバーとクッションカバーがアクセントに。パネルはロラ・ゾンビの作品

 

INTERIOR POINT
武骨なデザインがツボ!経年変化が楽しみな椅子


大阪の家具屋TRUCKで購入した味のあるデスクチェアは、自宅で仕事をしている施主の相棒とも言える。ゴツめなスタッズがアクセントになった少々武骨なデザインが、この家にぴったりだ。リノベーションしたタイミングで購入したが、レザーはもっと明るい色だったそう。使いこむほどに色に深みと色気が出てくる、育てていく椅子だ。夫婦揃って使用しているが、夫はリラクシーな肘掛け付き、妻は動きやすい肘掛けなしを仲よく愛用している

 
Information

ハウストラッド
TEL:03-6412-7406
URL:www.housetrad.com


雑誌『Safari』7月号 P224・225掲載

写真=松村隆史 文=西村依莉 photo : Takafumi Matsumura text : Eri Nishimura
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