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GOURMET グルメ

2026.07.06


南イタリアの伝統を香らせるニューイタリアンの味覚に感激する!

〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉1階にある〈ル・プリスティン東京〉は、オランダ出身のミシュランスターシェフ、セルジオ・ハーマン氏が手掛けるレストラン。ベルギー・アントワープの本店に続く2号店。イタリア料理をベースにしながらも、セルジオ氏独自の海の感性やモダンな表現を重ねた最新の“ニューイタリアン”を楽しめる。

[ル・プリスティン東京]
Le Pristine Tokyo

落ち着きがありつつも煌めきがあるリッチな店内

展開されている“イタリアン・リージョン”は、イタリア各地の風土や食文化を州ごとにひも解いていく人気シリーズ。2026年7月から9月までは、南イタリアのプーリア州、サルディーニャ州、シチリア州にフォーカス。3州の魅力を、セルジオ氏が日本の魚介類や旬の食材とともに再構築し、エグゼクティブシェフのデニス・カイパース氏が見事に体現している。

左:セルジオ・ハーマン 右:エグゼクティブシェフのデニス・カイパース

アドリア海に面したプーリア州は、小麦やオリーブ、野菜を生かした素朴で力強い料理が魅力。サルディーニャ州は、海と牧畜文化に育まれたカラスミや羊乳チーズの旨味が印象深い。シチリア州は、柑橘や魚介、ナッツを組み合わせた明るく華やかな食文化で知られている。 

【ITALIAN REGION COURSE】

“イタリアン・リージョン”コース

“三陸産ムール貝の冷製 フレーゴラ ピスタチオ サワークリーム キャビア&ピオロ シャンパーニュ ブリュット レゼルヴ キュヴェ セルジオ ハーマン(グラス)”

コースの最初は“三陸産ムール貝の冷製 フレーゴラ ピスタチオ サワークリーム キャビア&ピオロ シャンパーニュ ブリュット レゼルヴ キュヴェ セルジオ ハーマン(グラス)”。セルジオ氏のルーツである海を感じさせるムール貝に、魚卵のような粒状のサルディーニャのショートパスタ“フレーゴラ”を合わせた。ピスタチオの香ばしさやサワークリームの酸味、キャビアの塩味が加わって、軽やかながらも奥行きのある味わい。コースに含まれるオリジナルシャンパーニュの繊細な泡とも相性が抜群。

“鳥取県産スイカのタルタル タジャスカオリーブ ケッパー バジル リコッタサラータ”

“鳥取県産スイカのタルタル タジャスカオリーブ ケッパー バジル リコッタサラータ”は、夏らしい前菜。みずみずしいスイカの甘味に、オリーブやケッパーの塩味が寄り添い、バジルの爽やかな香りが全体を引き締める。リコッタサラータのミルキーな旨味も重なって、素朴でありながらダイナミック。

“高知県産トマトのエッグカスタード 白エビ タラゴン”

南イタリアの伝統料理“スフォルマート”から着想を得たのが、“高知県産トマトのエッグカスタード 白エビ タラゴン”。日本の茶碗蒸しを思わせるなめらか~なテクスチャーで、トマトの旨味がふわりと広がる。白エビの甘味とタラゴンの香りが加わり、和伊折衷の仕上がり。

“瀬戸内産太刀魚 ホウレン草 オカヒジキ ヴェルヴェーヌのブールブラン グリーンオリーブ カラスミ”

魚料理は“瀬戸内産太刀魚 ホウレン草 オカヒジキ ヴェルヴェーヌのブールブラン グリーンオリーブ カラスミ”。旬の太刀魚は脂がのり、しっとりとした身質が魅力的だ。カラスミの濃密な塩味、グリーンオリーブの明るい風味、ヴェルヴェーヌを利かせたブールブランが重層的に調和する。

“セルジオのオレキエッテ 手長海老 蛤 ムール貝 烏賊 レモン ンドゥイヤ パセリ”

“セルジオのオレキエッテ 手長海老 蛤 ムール貝 烏賊 レモン ンドゥイヤ パセリ”はコースのハイライト。プーリア州を象徴する耳たぶ形のパスタ、オレキエッテを主役にした。蛤、ムール貝、烏賊の旨味に、手長海老の上品な滋味が調和し、ンドゥイヤの辛味とレモンの酸味が軽快なアクセントに。

“国産あか牛 ローズマリー ブールノワゼットのジュ インゲン ペコリーノ・サルド ハラペーニョ”

メインディッシュは“国産あか牛 ローズマリー ブールノワゼットのジュ インゲン ペコリーノ・サルド ハラペーニョ”。国産あか牛は、赤身の旨味がしっかりとしていて、噛み締めるほどに味わいが広がる。ローズマリーの香り、ブールノワゼットのコク、ペコリーノ・サルドの深い旨味が肉の佳味を底上げする。

“ピーチメルバ ‘ル・プリスティン”

“ピーチメルバ ‘ル・プリスティン”あかつき桃 ラズベリー マダガスカル産バニラ ダックワーズ 木の芽 オリーブオイル”は、見た目も愛らしいデザート。あかつき桃のみずみずしい甘味に、ラズベリーの酸味、バニラの甘い香り、ダックワーズの食感がまとまる。木の芽とオリーブオイルが新感覚の爽やかさ。 

 

【PAIRING WINE】

イタリアにいるようないい気分にさせてくれる

ワインペアリングは、国内外のコンクールで数々の受賞歴を誇るエグゼクティブ ソムリエ 森 覚氏が厳選。南イタリアの美食紀行がさらに楽しめるので、是非ともチョイスしてほしい。“イタリアン・リージョン”は、南イタリアの太陽と海が感じられるメニューになっている。この夏は、虎ノ門で南イタリアの風を感じてみるのもいいんじゃない?

⚫︎イタリアン・リージョン
プーリア州、サルディーニャ州、シチリア州(2026年7月1日~9月30日)

5コースメニュー 1万6500円 (ワインペアリング +7700円)
6コースメニュー 1万8700円(ワインペアリング +8800円)
※いずれもアペリティーボ1品・グラスシャンパーニュ含む

・三陸産ムール貝の冷製 フレーゴラ ピスタチオ サワークリーム キャビア&ピオロ シャンパーニュ ブリュット レゼルヴ キュヴェ セルジオ ハーマン(グラス)
・鳥取県産スイカのタルタル タジャスカオリーブ ケッパー バジル リコッタサラータ
・高知県産トマトのエッグカスタード 白エビ タラゴン(6コースメニューのみ)
・瀬戸内産太刀魚 ホウレン草 オカヒジキ ヴェルヴェーヌのブールブラン グリーンオリーブ カラスミ
・セルジオのオレキエッテ 手長海老 蛤 ムール貝 烏賊 レモン ンドゥイヤ パセリ
・国産あか牛 ローズマリー ブールノワゼットのジュ インゲン ペコリーノ・サルド ハラペーニョ
・ピーチメルバ ‘ル・プリスティン’ あかつき桃 ラズベリー マダガスカル産バニラ ダックワーズ 木の芽 オリーブオイル 

  

 

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Information

⚫︎ル・プリスティン東京
住所:東京都港区虎ノ門2-6-4 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー ホテル虎ノ門ヒルズ1F
提供時間:ランチ 月~金曜 12:00~15:00(14:00LO)
ウィークエンドブランチ 土・日曜・祝日 12:00~15:00(14:00LO)
ディナー 18:00~22:00(21:00LO)
定休日:日曜ディナー
TEL:03-6830-1077
URL:https://lepristinetokyo.com/
※サービス料別

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文=東龍 text:Toryu
1976年台湾生まれ。テレビ東京「TVチャンピオン」で2002年と2007年に優勝。ファインダイニングやホテルグルメを中心に、料理とスイーツ、お酒をこよなく愛する。炎上事件から美食やトレンド、食のあり方から飲食店の課題まで、独自の切り口でわかりやすい記事を執筆。審査員や講演、プロデュースやコンサルタントも多数。
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TAGS:   Health&Beauty

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