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CULTURE カルチャー

2020.02.20


サンフランシスコ ×『ウェディング・プランナー』

この連載では2度めの紹介となる、サンフランシスコ。アメリカの中でも何度でも訪れたいと思わせる魅力たっぷりの都市なので、こうして繰り返し取り上げても、見どころが尽きない。映画の舞台としても、サンフランシスコは強い印象を残す街で、今回の『ウェディング・プランナー』は20年近く前の作品にもかかわらず、今もなお“観光映画”としての輝きを放っている。主人公のやるせない恋の運命とともに、サンフランシスコを満喫しよう。

結婚式のプランナーがクライアントの花婿に恋をした!?
『ウェディング・プランナー』(2001年/アメリカ映画)



海に囲まれた大自然あふれる大都市
サンフランシスコ( カリフォルニア州/アメリカ)



● 原題:The Wedding Planner
● 監督:アダム・シャンクマン
● 出演:ジェニファー・ロペス、マシュー・マコノヒー、ブリジット・ウィルソン、ジャスティン・チェンバース

Story
幼い頃から結婚式に憧れてきたメアリーは、他人の結婚式をプロデュースするウェディング・プランナーとなった。しかし仕事が忙しい彼女は、結婚どころか恋人もいない状態。父親が紹介する相手にも気が乗らない。ある日、スティーブという男性と運命の出会いを果たすメアリーだが、彼は自分が結婚式を担当する社長令嬢の花婿だった。


アメリカの結婚式とは?
日本では婚姻届を出せば結婚が成立するが、アメリカでは結婚式の司式資格を持つ人の進行で“結婚の誓い”をする必要がある。届けを出す市庁舎などに資格者がいて、その場で簡易に式を行うカップルが多いのだ。本作のようにハリウッド映画では、市庁舎などでの誓いのシーンがたびたび登場。



登場人物


一流のウェディング・プランナー
メアリー(ジェニファー・ロペス)〈右〉

結婚式をプロデュースするウェディング・プランナー。契約をとる成績は優秀で、マリッジブルーの花嫁には的確なアドバイスを与える。担当した社長令嬢の結婚相手がスティーブだと知ってショック……。

顧客の婚約者だった小児科医
スティーブ(マシュー・マコノヒー)〈左〉

小児科医。靴のヒールがマンホールに引っかかり、事故に遭いそうになったメアリーを助ける。結婚を決めた相手がいながら、メアリーと何度か会って時間を過ごすうちに、彼女への思いが高まってしまう。





ジェニファー・ロペスが何度めかの絶好調である。最新作『ハスラーズ』(2月7日公開)ではベテランストリッパーに扮し、現在50歳とは思えない貫禄とセクシーさで、まさに美魔女! 現在、数々の助演女優賞にノミネートされていて、ジェニロペ、大復活の勢いだ。そんな彼女が今から20年近く前に、アメリカの街にとけこんで魅力を発揮したのが『ウェディング・プランナー』という映画。サンフランシスコの心ときめく風景をバックに、美しさ満点のジェニロペが、もどかしいけどロマンチックな恋物語を展開していく。街と映画。その2つが一体となるケミストリーを満喫できる1作になっているのだ。

結婚式を演出するプロが、自分の恋には不器用というラブストーリーが軽やかに展開する『ウェディング・プランナー』だが、シーンの合間に絶妙なタイミングでゴールデン・ゲート・ブリッジなどサンフランシスコの名所が挿入され、ロマンチックな気分を盛り上げていく。あちこちにカラフルな花が出てくるし、坂道から望む風景がテンションを上げるのもサンフランシスコらしい。やはりこの街は恋に似合うのだと再認識できる。映画で印象的なのは、ゴールデン・ゲート・パークの中の日本茶園(ジャパニーズ・ティー・ガーデン)。サンフランシスコと日本の親密な繋がりを、さりげなく実感させてくれる。今から66年前の1954年、戦後の国際線定期便第一便として飛んだのが、東京発、サンフランシスコ行きだ。今もこの路線は、日本航空“001便”“002便”となっている。それほどまでに日本人にとって縁の深い都市が、サンフランシスコ。早くから多様性を受け入れてきた進歩的な街であり、食事も日本人の好みに合うメニューが多いので、まだ訪れたことのない人は、映画を観ながら、是非旅行の計画を立ててほしい。


Place01 リンカーン・パーク・ゴルフ・コース

1902年にオープンした、歴史のあるゴルフコース。パー68で、ロングホールがひとつだけなので初心者でも気軽に楽しめるうえ、市民なら平日は30ドル以下でプレイできるサービスもある。道路との間にフェンスもないので、フェアウェイを散歩することも可能。結婚を控えたスティーブが、プレイしながら友人に迷う心を明かすのが、このゴルフコースだ。

●Lincoln Park Golf Course
住所:300 34th Ave, San Francisco, CA 94121

Place02 日本茶園

スティーブの結婚パーティが行われるのは、なんと日本風のガーデン。1894年、国際博覧会の際にゴールデン・ゲート・パークの中に造園された。鯉が泳ぐ池や飛び石、石灯籠、禅の庭、そして木や植物まですべてが日本そのもの。サンフランシスコの中でも、最も静けさを味わえる場所かもしれない。曜日や時間によっては入場無料なのでチェックを。

●Japanese Tea Garden
住所:75 Hagiwara Tea Garden Dr, SanFrancisco, CA 94118

ゴールデン・ゲート・パークの様々な場所が登場!
敷地面積はNYのセントラルパークよりも広いということで、見どころがいっぱい。噴水や花壇、日本茶園のまわりのユニークな木々など、この映画を観れば、じっくり時間をかけて訪れたくなるはず。


Place03 グレース大聖堂

チャイナタウンの喧騒を抜けた西側がノブ・ヒル。ここは歴史的建造物が多い地区でもある。なかでもひときわ目を引くのが、グレース大聖堂。正面はどこかで見たような……と思ったら、パリのノートルダム大聖堂を模して造られたそうだ。ステンドグラスや“ラビュリントス”と呼ばれる迷路の模様の床など、内部にも多くの見どころがあるので観光スポットとしても人気。メアリーとスティーブが運命の出会いを果たすのがこの近く。大聖堂がバックにそびえ立っている。

●Grace Cathedral
住所:1100 California St, San Francisco, CA 94108


Place04 サンフランシスコ市庁舎

フレンチ&ネオ・ルネッサンス様式の外観が美しすぎるので、お役所の建物というより宮殿という印象。天気のいい日は中央のドームの金色の部分がキラキラと輝く、サンフランシスコのランドマークだ。スティーブとの恋をあきらめたメアリーが、父親から紹介された相手と結婚を誓うのが、この市庁舎。『ダーティハリー』や『007 /美しき獲物たち』『ライトスタッフ』など数多くの映画でも撮影に使われた。平日は無料の内部見学ツアーも行われている。

●San Francisco City Hall
住所:1 Dr Carlton B Goodlett Pl, San Francisco, CA 94102


美しい庭園やファッションが見どころ

メアリーの会社は庭園でのウェディング・パーティを提案するのが売りなので、映画の中にはサンフランシスコのムードたっぷりの庭園が多数登場。その庭園に映えるのが、ジェニロペら女優たちが着こなすファッション。もちろん自然体でアメカジを着こなすマコノヒーもチェック!

 
Information

雑誌『Safari』3月号 P190~191掲載

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文=斉藤博昭 text : Hiroaki Saito photo by AFLO
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