『名探偵ピカチュウ』はリアルなポケモンがキモかわいい!
日本で生まれたポケモンは世界中でその人気を拡大し、ハリウッドで映画化という事態にまで発展! しかも、まさかの実写版だ! 人間とポケモンのキャラが、スクリーンの同じ空間にいるのは、かなりシュールな光景。それでも観ているうちに、そのシュールさがワクワクさに変わっていき、ラストには痛快な気分を存分に味わえる!
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『名探偵ピカチュウ』
ムネアツなポイントは?
哀愁を漂わせる“オッサン”ピカチュウに共感!?
同名のゲームを基に、探偵キャラであるピカチュウの活躍を描く本作。主人公のティムは、ポケモン調査で行方知れずとなっていた父が死んだという知らせを聞く。しかし、かつて父の相棒だった“名探偵ピカチュウ”は、父がまだ生きていると確信。ティムはピカチュウとともに真実を調べようとするが……。見どころは、リアルなポケモンたちの姿。ゲームやアニメではかわいいイメージだが、実写版ではそこに力強さや恐ろしさを注入。バトルシーンでは、大人もハラハラする大迫力のアクションが展開する。また、人間とポケモンが共存する“ライムシティ”の風景もユニーク。日本語の看板が登場するなど、無国籍風な都市はまるで『ブレードランナー』のよう!?
ストーリーやアクションの見せ方は、やや強引でツッコミどころがあるものの、それもポケモンワールドらしさだろう。さらに、あの『デッドプール』のライアン・レイノルズが、ピカチュウ役の声(“ピカ!”などの声はアニメ版と同じ大谷育江)を担当。要所は彼の表情をキャプチャーしてCG化させるなど、単なるアニメの実写版ではない、遊び心ある演出には思わず笑ってしまう。ややオッサンっぽいキャラになったピカチュウが哀愁を漂わせるなど、大人も存分に楽しめる内容になっている。
『名探偵ピカチュウ』
監督/ロブ・レターマン 出演/ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイ、リタ・オラ 配給/東宝
2019年/アメリカ/上映時間97分
5月3日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
©2018 Legendary and Warner Bros. Entertainment, Inc. All Rights Reserved. ©2018 Pokemon
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