クリス・ペプラーが選曲!【Spotifyで聴ける】1980年代にタイムスリップする曲!
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当時を振り返ってみると、日本は“ディスコからクラブへ”という印象かな。“カフェバー”っていうのも流行ってましたよね。日本のアーティストの曲も考えたんですが、“当時クラブでかかっていた”をテーマにしたので、今回は選曲しませんでした。そして、“スクエアビル”、“六本木”などが隠れキーワードですね(笑)。日本は景気がよかったし、とにかくみんな遊んでましたよね。"仕事はテキトウ、遊びは本気"、みたいな(笑)。後は、よくいわれることだけど、“MTVの台頭”という側面もありますよね。だから、「1980年代にタイムスリップする曲!」
で、すぐに思い浮かべたのが、ミュージックビデオも印象的な最初の2曲。「ガールズ・オン・フィルム」と「キス・オン・マイ・リスト」。そして、時代を象徴する存在として、マドンナとマイケル・ジャクソンは「ライク・ア・ヴァージン」と「ビリー・ジーン」を選びました。TOTOも当時全盛期を迎えていましたし、ティアーズ・フォー・フィアーズも同様ですよね。だから、彼らの代表曲「アフリカ」と「エブリバディ・ウォンツ・トゥ・ルール・ザ・ワールド」も入れておきたい。
そして、7曲めからは少しメロウな「ヒューマン」、「ジーズ・ドリームス」、「ケアレス・ウィスパー」と続けました。どの曲も“王道中の王道”といったところですが、’80年代を代表する曲。そして、最後は「パープル・レイン」。当時TV番組の仕事でニューヨークに行っていたことを思い出しますね。映画『パープル・レイン』も公開されていて、プリンス一色でしたね。’80年代といわれて、マドンナ、マイケルにプリンスを加えた3人は絶対にハズせないアーティスト。3人とも同世代で、アメリカの中西部(マドンナはミシガン州、マイケルはインディアナ州、プリンスはミネソタ州)出身というのも、たんなる偶然ではないと思いますよね。

[クリス・ペプラー]
Chris Peppler
J-WAVE「TOKIO HOT 100」の人気ナビゲーター。「’80年代当時、カリフォルニアにいたので、サーファーカルチャーやレジャーから自然発生的にファッションが生まれていく流れを体感。それが日本に伝染して、憧れとともにトレンドになっていったと感じます」
※『Safari』8月号160ページ掲載
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