勝利を呼び込む〈タグ・ホイヤー〉の傑作3選!
名作時計はファッション使いするのが決め手!
2025年で創業165周年を迎え、そのうえ、22年ぶりにモータースポーツの最高峰である“F1”公式タイムキーパーにも返り咲いた〈タグ・ホイヤー〉。モータースポーツと密接な関わりをもち、勝利を象徴するウォッチとして君臨してきたそれは、時を経て今では成功者の証ともいえる存在となった。そんな名門時計を引き立てる、秋冬の着こなしを紐解こう。
〈タグ・ホイヤー〉ならクラス感を確保しつつ、オン・オフ問わず格上げできる!
1911年に世界初の自動車・航空機のダッシュボードクロノグラフをこの世に送り出し、1916年には1/100秒を計測できる当時最高峰のストップウォッチを完成させた〈タグ・ホイヤー〉。これが後の自動車レース公式ウォッチへの大きな布石となったことは言うまでもないだろう。
ここで紹介する3本は、とくにモータースポーツとの蜜月を体現する代表作だ。名作映画で勝利への象徴として描かれた“タグ・ホイヤー モナコ”、数多くの勝利を手繰り寄せてきた“カレラ”、絶対王者とのパートナーシップへのオマージュとなった“フォーミュラ1”。そのどれもが成功者にこそふさわしいサクセスウォッチといえる。
手元でもこの上ない品格を放つのは言わずもがな。それぞれの名作がもつ個性を、オンにオフに、最大限活かす着こなしをご覧いただこう!
1
タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ

“タグ・ホイヤー モナコ”といえば映画『栄光のル・マン』でスティーブ・マックイーンが着用し、勝利への情熱を象徴する存在として描かれたことは時計好きにとってもはや常識。無二の角型ウォッチを右手に、白いレーシングスーツに身を包む姿にどれほどの人がシビれたことか! そんな角型クロノは、レザーブルゾンで大人っぽくスポーティにこなしたいもの。精悍なクロノグラフにリッチなレザーブルゾンがスッと馴染みながら、それでいて上質なレザーが放つそこはかとない品格は、休日の着こなしをグッとリッチに格上げしてくれるのだ。
時計112万7500円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)、レザーブルゾン119万3500円、ニット11万4400円、デニムパンツ12万9800円(以上ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク)、サングラス5万6100円(モスコット/モスコット トウキョウ)、ネックレス7万7000円、リング7万7000円(以上シンパシーオブソウル/S.O.S fp 恵比寿本店)

最大の特徴であるスクエアケースは、重厚感あるレザーと合わせても存在感抜群! それでいて白いスモールセコンドを備えたクロノグラフはスポーティで軽快な印象さえ与えてくれる。
タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ

世界三大カーレースのひとつ“モナコグランプリ”へのオマージュとして1969年に発表。世界初の防水角型自動巻きクロノグラフとして世界を席巻したにもかかわらず、一時期は生産が終了。2000年代に入り定番として復活を果たした名機中の名機だ。手で巻き上げる必要がないことを表す左側面のリューズも特徴。
2
タグ・ホイヤー カレラ デイデイト

“タグ・ホイヤー カレラ デイデイト”は、過酷な環境のメキシコを縦断する伝説的レース“カレラ・パナメリカーナ・メヒコ”に着想を得たモデル。その特徴は、疾走するレーシングカーのスピード感を体現するかのようなシャープで飾りすぎないルックスにある。翻ってそのシンプルなデザインはドレス時計にも通じるところがあり、オフはもちろんオンのジャケットスタイルにもビシッ!とハマるというわけだ。ちなみに“カレラ”は、カーレースの最高峰で優勝を飾ってきた名ドライバーたちが身に着けてきたウォッチ。成功者にふさわしい時計とは、決して華美である必要はないのである。
時計60万5000円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)、ジャケット24万7500円(タリアトーレ/トレメッツォ)、シャツ5万5000円(PT トリノ/PT ジャパン)、その他はスタイリスト私物

一見するとカーレースから着想を得たとは思えないドレッシーな佇まい。成熟した男性にふさわしい静謐さを湛えている。
タグ・ホイヤー カレラ デイデイト

1963年登場の初代から連綿と受け継がれる、視認性が高く洗練されたデザインフィロソフィはそのままに、2025年大幅なアップデートを敢行。さらに視認性を向上させる立体的インデックスや、約80時間パワーリザーブの新しい自社ムーブメント、工具なしでコマ詰めができるクイックチェンジリンクシステムなど、随所にアップデイトが施された。
3
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ

1985年は、〈タグ・ホイヤー〉と〈マクラーレン〉のF1におけるパートナーシップがスタートした年だった。翌年、その絆の象徴のように誕生したのが“フォーミュラ1”だ。当時スイスブランドの多くが古典的な美を追求するなか、クォーツムーブメントやグラスファイバーを用いた外装、鮮やかなカラーリングなど、アバンギャルドさはピカイチだった。そんな遊び心が宿る一本は、日々の忙しさを忘れてリラックスできる休日のチルタイムに。飾り気のないシンプルな装いが、時計の個性的な顔を引き立ててくれる。
時計28万6000円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)、コート60万5000円、ニット11万4400円(以上ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク)、サングラス5万2800円(モスコット/モスコット トウキョウ)

Tシャツ+ネイビーアウターの何げない着こなしも、遊び心のあるウォッチのおかげでグッと洒脱に見えるもの。文字盤に合わせてTシャツは白一択だ!
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ

太陽光にわずか2分照射されるだけで、丸1日駆動できる高性能なソーラーグラフムーブメントを搭載。フル充電されれば、その後まったく光に当たらなくても最大約10か月間連続使用できる驚きの性能を誇っている。カーレーシングを彷彿させるエネルギッシュな配色を、サンドブラスト加工されたSSケース&ブレスが品よくまとめる。
ケース径38㎜、ソーラークオーツ、SSケース&ブレス、100m防水、28万6000円(タグ・ホイヤー/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)
●LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー
TEL:03-5635-7030
URL:www.tagheuer.com
※記事内で紹介している商品はすべて税込みの価格です。
TEL:03-3461-4875
●トレメッツォ
TEL:03-5464-1158
●PT ジャパン
TEL:03-5485-0058
●ベルルッティ・インフォメーション・デスク
TEL:0120-961-859
●モスコット トウキョウ
TEL:03-6434-1070
photo:Toshiyuki Imae styling:Hidenori Asai hair&make-up:Michinori Kikuchi text:Takuya Suga











































































