建築家・クマタイチが〈バルミューダ〉で発見。
豊かな暮らしをデザインする、加湿器の新しい選択。
〈バルミューダ ザ・ストア 青山〉を訪れた建築家・クマタイチさん。暮らしに寄り添う建築を数多く手掛けてきたからこそ、関心を寄せたのは新しい加湿器“レイン”だ。ただ湿度を調整するだけでなく、暮らしを豊かに導くための機能や造形美を兼ね備えた“レイン”は、加湿器の新たな選択肢。あるべき当たり前の機能だけでなく「日常を変える要素も加えたい」という、クマタイチさんの建築哲学とも共鳴した様子。
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Profile
クマタイチ
1985年、東京都生まれ。NYの設計事務所勤務を経て、2020年から東京を拠点に活動。シェアハウス、シェアオフィス、シェアキッチンなどの設計・運営を行う〈TAILAND〉を主宰。〈隈研吾建築都市設計事務所〉パートナー

炊飯器やトースターなど、話題のアイテムが揃う〈バルミューダ ザ・ストア 青山〉の店内。クマタイチさんは実際にショップを訪れ、加湿器以外にも気になった製品を見て、触っていく。「〈バルミューダ〉の製品は、生まれるときにきちんとストーリーがあって。そこが魅力的ですよね」と話してくれた
閑静な南青山の街並みに調和するこのフラッグシップストアでは、購入はもちろん、すべての製品を体験できる
建築も加湿器も、楽しみや工夫を加えることで、心が潤う日常に
シェアハウスやサウナなど、暮らしに密接した建築を手掛けるクマタイチさん。それだけに、生活に関わる家電への意識も高い。
「従来、家電はなるべく“隠す”ものでしたが“見せる”方向にシフトしていると感じます。自分好みで、空間に馴染む、そんなデザインが重要ですよね」
だからこそ、〈バルミューダ〉の加湿器“レイン”にしっくりきたようで、「リビングに置いても違和感がないデザインというのは大きいですね」と語る。また、壺のように棚に置くなど、インテリアとしてレイアウトする楽しみも備える。
「オブジェ的に考えられますよね。僕は仕事でも、ものがあって楽しくなるという空間を目指しています。“こういうのは置かないでください”とか制限するような建築設計はしたくないんです。そう考えていくと、空間に馴染むだけでなく、単体で“欲しい” “置きたい”と思える“レイン”は魅力的だと思います」
とはいえ、それは加湿器としてのスペックも十分だからこそ。“レイン”は衛生的で、安全な気化式を採用し、自然に人が快適と感じられる湿度へと導いてくれる。また、タンクレス構造のため、給水は、植物に水をあげるように、気軽に上から注ぐだけ。分解して丸洗いできるメンテナンスの楽さも嬉しいところだ。
「純粋な加湿器としての性能も満足できるものです。ディスプレイで部屋の湿度がわかるのも便利。気になっているのは、アンビエントタイム機能ですね。僕は昼寝する際に、寝すぎないよう、なんらかの音をかけるんです。“レイン”は川のせせらぎや虫の音などの環境音が流せるので、そんなときにも最適だと思いました」
加湿することがただの作業ではなく、体験として楽しめるのも“レイン”ならではの魅力だろう。クマタイチさんは自身の仕事との共通点も見出していた。
「たとえば、家を作るうえで、求められた機能を満たすことは、大前提です。でも、僕はそこに生活を変えるきっかけも生み出したいと考えています。マストな機能に工夫を足すことで、日常をより豊かにする。それは、これまでになかった楽しみを備える“レイン”という加湿器が持つ価値にも、通じている気がします」
“レイン”は理想的な湿度50%を自然に作り出す気化式。給水ボウルやフィルターは丸洗いできるので、カルキなどが白く固まることを防ぐ。6万9300円(バルミューダ)
給水は、湿度や水量などを表示するLCDディプレイに直接水を注ぎ込める仕様で、注ぐ際には水に浮かぶ紅葉や泳ぐ金魚が現れる演出も
アンビエントタイム機能では、ディスプレイの映像とともに日本の原風景を思わせる環境音などが流れ、癒しとくつろぎの時間を与えてくれる。また、アプリと連携することで、湿度の変更など、遠隔での設定も可能だ
●バルミューダ
URL:https://www.balmuda.com/jp/rain/
『Urban Safari』Vol.52掲載
※記事内で紹介している商品はすべて税込みの価格です。
photo:Tomoo Syoju(BOIL) composition&text:Ryuta Ikegami(AM5:00)






































































