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CULTURE カルチャー

2025.12.03

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ついに最終シーズン!
【来日インタビュー】マイク、ルーカス、ダスティン…3人が語る作品への思いと感謝!

 

 
2016年にスタートして以来、日本でも根強い人気を誇るシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』が、いよいよクライマックスを迎える時が来た。1980年代を舞台に、平和な町ホーキンスで別次元への扉が開き、仲良し4人組が力を合わせて闘うこの物語も、ついに今回のシーズン5が最終章。

シーズン1から4人の仲間を演じ続けてきた俳優たちが、晴れてシリーズ“卒業”となるこのタイミングで来日。マイク役のフィン・ヴォルフハルト、ルーカス役のケイレブ・マクラフリン、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォに、当たり役を演じ終えた思いについて直撃した(残念ながらウィル役のノア・シュナップは来日したものの体調不良のためにインタビューを欠席)。

写真左より、ケイレブ・マクラフリン、フィン・ヴォルフハルト、ゲイテン・マタラッツォ

写真左より、ケイレブ・マクラフリン、フィン・ヴォルフハルト、ゲイテン・マタラッツォ

 

ーー10年近く演じてきた役と、ついに“お別れの時”が訪れたわけですが、撮影がすべて終わった瞬間、どんな気分になりましたか?

フィン「率直に言って“悲しい”という心境になりましたね。もちろん自分とそっくりのキャラクターであるマイクから離れてしまう悲しみなんですけど、演じたことで伴ったすべてに対して、“さよなら”を言うのが辛かったです。たとえばスタッフの人たちと別れるわけですし、撮影したすべてのセットにも、もう戻れないのですから」

ーーたしかに感慨深いですね。

フィン「自分の子供時代に別れを告げる感覚なんです。最後の撮影日は、そういった悲しさが24時間で押し寄せてきたので、ちょっと受け止めきれないと思いつつ、同時に自分の人生でも最高の一日になった気がしますね。ただ“やっと終わった。良かった”という気持ちにはならず、なんて表現していいのか……。“幸せなお別れ”という言葉がふさわしいかもしれません」

ーーではケイレブはどうですか?

ケイレブ「えっ、僕? 質問は何だっけ」(一同爆笑)

ーー撮影最終日の気持ちです。

ケイレブ「とてもハッピーでした。ようやくこの役から解放されるんですから! というのは冗談で(笑)、最終カットの後は、つかみどころのない感情でしたね。もちろん終わりが来るのは当然なんですが、その日が来るのは想像していなかった、という感じです。悲しい一日ではあったけれど、“いい涙”を流すような時間でしたね」

ーー『ストレンジャー・シングス』での長い経験が一気に甦ったりは?

ケイレブ「そうですね。世界中の人が観てくれた『ストレンジャー・シングス』ですが、それとは別に、自分の人生に大きなインパクトを与えた経験、培った家族の絆などを振り返ると、今後の人生を助けてくれるものになったと実感します。また時間を置けば、別の感情が湧きそうですけど」

ーーゲイテンも同じような感覚でしたか?

ゲイテン「自分がダスティンという役に別れを告げるということを、あまり考えてこなかったんです。その事実を受け入れるのに、しばらく時間がかかりました。撮影の最後の数日間、特に最終日は、僕が演じ、体験したダスティンを振り返りながら、その感覚に追いつくようにして、彼がどうだったか、その時、自分はどうだったかなどに思いを巡らせ、それは僕の肉体にとっても良いエクササイズのようで楽しい時間でした」

ーーあなたとダスティンの“一体感”は大きかったのですね。

ゲイテン「いま改めて、自分とダスティンにどれだけ共通点があったかを実感しています。演じる際も、ダスティンに僕自身を反映させてきましたから。そんなわけで、このダスティンを愛しており、手放すには苦労しそうです。今後、新しい仕事で新しい役に臨んだ時も、ダスティン役を引きずってしまうかも。でもそれは俳優として失格なので、前を向いて進んでいきますよ」

 

ーーこのシーズン5で、ひとつの結末を迎えるわけですが、その展開は納得のいくものでしたか?

フィン「僕としては今回の結末に幸せを感じ、満足しています。むしろ、これ以上ない終わり方なんじゃないかな。大好きです」

ーーケイレブは納得しましたか?

ケイレブ「もう一回、質問をお願いします」

ーーシーズン5の結末についてです。

ケイレブ「そうでした……。ごめんなさい、時差ボケでボーッとしちゃって(笑)。僕も結末には満足しています。“旅の終わり方”として最高ですね。僕らは今まで多くの困難に遭って、それを克服し、いろいろな葛藤も経験しました。幸せな時間もあったし、愛を感じた瞬間も含め、みんなで家族になったような満足感がありました」

ゲイテン「僕も同意しますね。求められるべき結末だったと思います。まず脚本を呼んだ時、ラストの撮影はどれだけ大変になるだろうかと予想していたのですが、実際にハードな体験になりました」

ーーある程度、結末を予想していたりは?

ゲイテン「僕らはシーズン4の最初の頃から、いろいろ結末を予想していました。じつは、その前のシーズン2、シーズン3の時点で、この物語がどう終わりを迎えるのかは興味があったんです。だから演じながら、つねに頭の隅っこに結末への関心は残っていましたね。もちろんクリエイターのダファー兄弟はしっかり結末を見据えていたでしょう。ですから、こうしてひとつの満足のいく終わり方をとげられ、安堵しています」

 

ーー何年か、あるいは何十年か後に、続きのストーリーが作られる可能性はありそうでしょうか。そうなったら、また役に戻ってきたいですか?

フィン「それはダファー兄弟の判断でしょう。一応、彼らがひとつの結末を導いたわけで、僕らとしてはその後の物語を予想することもできない。これから俳優としてどんな人生を送るかもわからないので、その時点で僕の気持ちも変わっているかもしれません」

ケイレブ「フィンの言うとおり、僕も将来のことはダファー兄弟に任せます」

ゲイテン「どっちにしても、時間が必要でしょうね。今後、違った視点が生まれてくるからです。これからシーズン1からシーズン5まで“一気見(いっきみ)”できるようになれば、新しい視聴者、ファンが生まれますよね? 物語が最後まで楽しめる状態になったところで、『ブレイキング・バッド』や『ゲーム・オブ・スローンズ』みたいにリサーチして、その後を続けるべきか、この世界に戻るべきかなど意見を交わされるはず。そんな風に最善の作品を目指すには、それなりの時間がかかります。でも僕はダスティン役が好きだから、何年後かにプロジェクトが再開したら、もちろん引き受けますよ!」



Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』
11月27日(木)より独占配信中

最終シーズンとなる待望のシーズン5は、3回に分けて配信。11月26日にVol. 1 (4エピソード)、クリスマスにVol. 2 (3エピソード)、そして大晦日に最終エピソードが配信開始となる。配信時刻は各回とも米国太平洋時間午後5時 (日本時間翌日午前10時)。

さらに詳しく知りたいなら12月9日(火)発売の『Fine』がおすすめ!

雑誌『Fine』(12月9日発売)は、『ストレンジャー・シングス』の丸ごと1冊特集となっている。これまで登場したキャラクターやクリーチャー、各シーズンのそれぞれの面白エピソード、コレクターたちが集めている注目グッズなどの情報が満載。

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Information

雑誌『Safari』1月号(11月25日発売)では、『ストレンジャー・シングス』のこれまでのおさらいから人気クリーチャーのまとめ、シーズン5に新たに登場するキャラクターなどを紹介している。気になる方は是非中身を見てみて。

→詳しくはこちら

 

 

取材・文/斉藤博昭 Hiroaki Saito
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