
麻布台ヒルズに佇む〈ジャヌ東京〉が、この冬、盆栽アーティスト、TRADMAN’S BONSAIと手を組み、ホテル全体を“盆栽の美”で染め上げる特別企画をスタートさせた。期間は2025年11月22日(土)から2026年1月15日(木)まで。伝統と現代性が響き合う、〈ジャヌ東京〉らしい革新的なフェスティブシーズンの幕開けだ。
エントランスの一角にまず目を奪うのは、TRADMAN’S BONSAI史上初となる“クリスマスツリーの盆栽”。季節の華やぎを湛えながらも、根に宿る生命の美を凛と見せるその姿は、ツリーという概念すら刷新してしまう存在感。館内には大小15鉢の盆栽が配置され、展示は週ごとに入れ替わる。会期全体ではのべ100種類以上。滞在するたびに新しい景色と出会える、まさに“生きたアート巡り”である。

4階の〈ジャヌ グリル〉では、盆栽の世界観や日本文化を料理に昇華した5品のフェスティブディナーコース(2万400円税・サービス料込み)が登場。和の素材を繊細に散りばめ、視覚・味覚の両軸から“日本の自然美”を体験できる内容。「盆栽の景を思わせる色彩豊かなオマール海老と平目の前菜」、「柚子や木の芽がやさしく香る蕪のスープ」、「枝張りを表現したパイ包みの魚料理」、「真柏をイメージしたマッシュポテトを添えた、まつなが牛のグリル」。いずれも、皿の上に現代的な“静寂の庭”を描くかのような、美しい一皿となっている。ペアリングワイン4種(8800円税・サービス料込み)を合わせれば、世界観はさらに深く開くだろう。
5階〈ジャヌ バー〉では、TRADMAN’S BONSAIオリジナルの“松葉ジン”を使ったカクテル『Re: Balance』(3000円税・サービス料込み)を提供。クラシックカクテル『ネグローニ』の構成をベースに、国産ベルモットやホテルオリジナルの煎茶を加えた一杯は、深い森の息吹を思わせるような凛とした香り立ち。グリーンの美しさも相まって、冬の夜をしっとりと彩ってくれる。
さらに、宿泊ゲスト限定で、TRADMAN’S BONSAIが運営するシークレットギャラリーを訪れるプライベートツアーを用意。盆栽の哲学や美を深く学びながら、ここでしか見られない作品群と出会う贅沢な時間だ。
都会の喧騒からふと距離を置き、盆栽の持つ静かな力に触れる。そのひとときは、冬の旅支度を整えるように、心を整え、深い余韻を残してくれるはず。
●ジャヌ東京
住所:東京都港区麻布台 1-2-2 (麻布台ヒルズ内)
URL:https://www.janu.com/janu-tokyo/ja/
●本コラボレーションについて
https://www.janu.com/janu-tokyo/ja/janu-tokyo-x-tradmans-bonsai/
●ダイニングエクスペリエンス (レストラン予約)
URL:https://www.janu.com/janu-tokyo/ja/experiences/dining/





































































