
サンクスギビングが終わった瞬間から、ニューヨークは本格的なホリデーモードに突入。街じゅうのイルミネーションが輝きを増し、人々の表情さえも華やぐこの時期は、訪れる理由がいくらあっても足りないほど。今回は、そんなホリデーシーズンにこそ体験したい『ショー』と『年越しイベント』をナビゲート。
【ホリデーを象徴する、心躍るショー3選!】
ラジオシティ・ロケッツの『クリスマスショー』

100万人以上が毎年訪れる、NYホリデーの代名詞ともいえるショーが今年ついに100周年へ。美しく揃ったラインダンス、華やかな衣装、息を呑む精密なステージング――。ラジオシティ・ミュージックホールで繰り広げられる圧巻のショーは、まさに“これを観ずしてニューヨークの冬は語れない”と断言できる。
一日複数回上演され、2026年1月4日までの上演予定。
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メトロポリタン歌劇場ホリデー版特別公演『魔笛』

モーツァルトの名作が、METオペラらしい気品をまとってホリデー仕様に。トニー賞受賞の演出家ジュリー・ティモアが手がける英語短縮版は、壮麗な舞台美術やパペット演出が魅力。オペラ初心者でも楽しめる軽やかさと、芸術性の高さを両立した一本だ。2026年1月3日までの上演予定。
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ジョージ・バランシン版『くるみ割り人形』

ホリデーシーズンの“永遠のクラシック”といえばこれ。ジョージ・バランシン版として知られる『くるみ割り人形』は、雪が舞い降りる幻想的なシーンや、輝くクリスマスツリーなど、ロマンティックな舞台美術が印象的。チャイコフスキーの名曲とともに紡がれる世界観は、いくつになっても胸が高鳴る。上演は2026年1月4日までの上演予定。
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【年末年始を特別にする、NYならではのイベント3選】
NYRR ミッドナイト・ラン in セントラルパーク

「走り初めは、年が変わる瞬間に。」12月31日23時59分からカウントダウンがはじまり、1月1日午前0時と同時に全長約6.4kmのレースがスタート。真夜中のセントラルパークを彩る花火の下を走り抜ける体験は、アクティブ派にとって最高の一年の幕開けとなるはず。
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大晦日タイムズスクエア・ボールドロップ

世界で最も有名な年越しイベントとも言えるボールドロップ。数十万人がタイムズスクエアに集結し、世界中の視聴者がその瞬間をライブで見守る。願い事が書かれた紙吹雪が舞い落ちる光景は、何度見ても胸が熱くなる。まさに“NYの鼓動”を感じられる時間だ。
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コニーアイランド・ポーラー・プランジ

新年のはじまりを、凍てつく大西洋へのダイブで迎える――。アメリカ最古の寒中水泳クラブが主催するこのイベントは、見るだけでもパワーをもらえる迫力。勇敢な参加者たちが笑顔で海へ飛び込む姿を間近で楽しめる。参加は無料だが、地域コミュニティへの寄付が推奨されている。
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華やかなショーに心を奪われる夜も、凍える海へと挑むエネルギーに触れる朝も。ニューヨークのホリデーシーズンには、一瞬一瞬を忘れられない思い出に変えてくれる力がある。今年は、あなたもその魔法を体験してみてはいかがだろうか。
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