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2020.10.31


【フィリピン/エルニド】パングラシアン・アイランド・リゾート

セブ島やボラカイ島の次なる海リゾートとして、おすすめしたいフィリピンの注目エリアが、パラワン島北部のエルニド。石灰岩の島々が穏やかな海に点在し、秘密の入り江やサンドバ ンクがちりばめられたエリアだ。コチラに位置するのが、バキット湾に浮かぶ1島1リゾート〈パングラシアン・アイランド・リゾート〉。


[パングラシアン・アイランド・リゾート]
Pangulasian Island Resort

東西に細長く、750mの白砂のロングビーチは、この界隈では貴重な存在。木々が鬱蒼としげる丘が控え、オオトカゲや猿も出没する、豊かな自然に恵まれている。さらに、“太陽の島”の愛称にふさわしく、朝と夕にドラマチックな太陽を迎えられるのもココならではの贅沢だ。

42棟のヴィラは“クゴン”という草で屋根を葺いた、自然素材のエコ・ラグジュアリーなデザイン。三面が窓に囲まれたベッドルーム&リビングと、広々としたテラスからなり、広さ90㎡以上。ロケーションによって、木々に包まれた“キャノピーヴィラ”、ビーチに出やすい“ビーチヴィラ”、プライベートプール付きの“プールヴィラ”に分かれる。各部屋に用意された3種類のストローハットも、バカンス気分を盛り上げるアイテムになるはず。そして奥まったエリアにある、ハイエンドな“カラウ・ヴィラ”は、4棟のヴィラとプール、ガゼボからなり、プライバシー確保もバッチリ。

さらにエルニドの自然を思う存分に楽しめるよう、無料のアクティビティも豊富。早朝5時からのサンライズハイクからはじまり、ラグーンツアーやアイランドホッピング、そしてサンセットハイクなどのメニューが、タイムスケジュールになってずらり。その合間にスノーケリングやカヤックも、ビーチで自由に楽しめる。敷地内には地元文化を紹介する施設もあり、島の魅力にたっぷり浸れるネイチャーリゾートだ。

石灰岩の島々が浮かぶバキット湾。付近の島ではお目にかかれない、白砂のロングビーチが美しい

クラブハウス内のレストランには、エアコンの効いた室内とオープンエアの席がある。島の中央にもグリルレストランが

ナチュラルな建材を使いつつ、モダンなデザイン。三面の窓を開放することができ、自然を間近に感じられる

海に近い“ビーチヴィラ”と、木々の合間に立つ“キャノピーヴィラ”

“太陽の島”の壮大なサンセットの後には、ロマンチックな夜の幕開け

 How to Reach?日本からフィリピンまでは直行便で約4時間。マニラ、またはセブ、ボラカイ島からエルニド・リオ空港へは空路約1時間5分~ 1時間40分。空港近くの桟橋から、リゾートへは専用ボートで約40~50分。

こんな体験ができる!2億5000万年もの時を経た石灰岩の島々がポコポコと浮かび、独特な風景を生み出しているエルニド。ココは自然を思いっきり体感する過ごし方が正解! 無料のデイリーアクティビティが多く、なかでもおすすめはアイランドホッピング。ガイドと一緒にスネークアイランドやケーブ、ビーチへ訪れ、興味深い話も聞くことができる。ダイビングやプライベートなボートチャーターなども、有料ながらリクエストOK。

 
Information

●Pangulasian Island Resort[パングラシアン・アイランド・リゾート]
住所:El Nido, Parawan 5313 Philippines
TEL:+63-2-7902-5990
URL:https://www.elnidoresorts.com/ja/pangulasian-island/
日本での問い合わせ先:エルニドリゾーツ日本オフィス
TEL:03-5304-5814
※新型コロナウイルスによる渡航制限に関しては、外務省ホームページにて最新の情報を確認してください。

雑誌『Safari』12月号 P248~249掲載

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文=古関千恵子
text : Chieko Koseki
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