【パプアニューギニア/ロロアタ島】ロロアタ アイランド リゾート
一番近い南太平洋、パプアニューギニア。日本からの直行便ならば、約6時間半で首都ポートモレスビーに到着する。しかも、このホテルは国際空港から車で約20分、船で約15分と近く、最終日もギリギリまで旅の時間を有効に使えて至便性が抜群。それでいて、1島1リゾートで非日常感もたっぷり!
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- 海リゾートが呼んでいる! vol.20
海洋公園にも指定され、島の周囲にダイビングスポットが29カ所もあるダイビングリゾートとしても知られた存在。実は、前身のリゾートは40年以上もダイバーを受け入れてきた実績が。2019年8月に一新して再オープンし、スタイリッシュに生まれ変わったホテルなのだ。
一周歩いて1時間ほどの島の北側には、ビーチやプール、メイン棟などが集結。68の客室は、オーシャンビュールーム、水上スイート、水上2ベッドルームヴィラの3タイプ。いずれも白をベースにブルーを差し色に使ったマリンな色使いに、直線を生かしたデザインが印象的。標準クラスのオーシャンビュールームは45㎡で、海を望む広いテラスを設置。人気の高い水上スイートは、ベッドルームと水上デッキを合わせて59 ㎡あり、太陽を浴びてのんびりとした休日が過ごせそう。さらに広い2ベッドルームは、キチネットやランドリー付きで、ファミリーの旅にもおすすめだ。
島内は海岸線に沿って遊歩道が整備され、穴場ビーチやサンセットが美しい高台など、散策が楽しい。ビーチではパドルボードやカヤックを借りて、アクティブに過ごすことも。一方、ビーチクラブでチルするのも、お好み次第。もちろん、ダイビングリゾートとしての魅力も継続。珍しい生物やサンゴなど、街から近い海とは思えないほど。ノンダイバーなら、近隣のライオン島へスノーケリングトリップがおすすめだ。自然に触れつつラグジュアリー、理想的なリゾートの誕生だ。
“ブーツレス・ベイ”と“ザ・ビーチクラブ”、2つのレストランで供されるのは、南太平洋からインスパイアされた多彩なインターナショナル料理。地元の食材を使っている
島の東海岸にオーシャンビュールームと、水上スイートが点在。オーシャンビュールームはメイン棟内
テラスのスペースがたっぷり。海を眺めながら、過ごす時間が長くなりそう
爽やかな白をベースに水色のアクセントを添えた、海を感じさせるインテリア
ブーツレス湾に隣接した、メインプールは多角形。ビーチベッドを並べた浅瀬エリアも
ポートモレスビーの市街地から約30分。島の北側に桟橋が張り出し、メイン棟やパブリックエリアが集中している
How to Reach?ポートモレスビー・ジャクソン国際空港から、車で約20分、ボートに乗り換えて約15分の、1島1リゾート。島から街への無料シャトルボートもある。離島へ渡ると、国内線の遅延が心配だが、空港近くなので安心。
こんな体験ができる!バリアリーフのエッジにある海洋公園内のロロアタ島では、カヤックやシュノーケリングなどマリンスポーツが盛ん。なかでもダイビングは29カ所ものスポットがあり、沈船や沈飛行機、サンゴ、珍しい生物などバラエティ豊か。人気は、ナイトダイブのヒカリキンメの群れ。これは目に発光体をもつ魚で、夜の沈船内のあちこちに現れ、やがてひとつに集まり、光の帯に。その光景は、天の川のように幻想的!
●Loloata Island Resort[ロロアタ アイランド リゾート]
住所:PO Box 5290, Boroko, NCD, Papua New Guinea
TEL:+675-74112766
URL:https://www.loloataislandresort.com/
※新型コロナウイルスによる渡航制限に関しては、外務省ホームページにて最新の情報を確認してください。
雑誌『Safari』11月号 P230~231掲載
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text : Chieko Koseki