ネバダ州の大自然で遊びつくす! Vol.1
ラスベガスといえばアクティビティ!?
「大自然の中でアクティブに過ごしたい!」もし、こんな条件で旅先を探しているなら、おすすめなエリアがある。それがネバダ州ラスベガス。「うん?カジノがしたいわけじゃないよ……?」とお思いでしょう。いやいや、実はラスベガスこそ大自然を舞台にアクティブに遊べる最適なところ。というのも、ラスベガスを拠点にして、クルマで1時間ほど走るだけで、信じられないほど美しい大自然が広がっているからだ。その絶景の中で、カヤックやジップライン、サイクリングといったアクティビティが楽しめるというわけ。次のバカンスの第1候補に是非いかが?
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雄大なコロラド川で絶景カヤック!
数多くあるアクティビティの中でまず紹介したいのが、コロラド川でのカヤック。コロラド川といえば、アメリカを代表する河川のひとつ。コロラド州からはじまりユタ州、アリゾナ州、ネバダ州、カリフォルニア州へと続いていき、その全長はなんと約2330km! そんな大河コロラド川で心ゆくまで川遊びを満喫しようというわけだ。
今回移動に利用したクルマは、アメリカらしい大型のバン
まずは、ラスベガスからクルマで出発。国道93号線をとおり、ヘンダーソン、ボルダーシティを抜けて、お隣のアリゾナ州へ。コロラド川はラスベガスのあるネバダ州とアリゾナ州の州境を流れている川なので、場所によってはアリゾナ州にお邪魔することにも。で、1時間ほどして到着したのが、“ウィロー・ビーチ マリーナ”。
峡谷に挟まれた場所にある“ウィロー・ビーチ マリーナ”
“ウィロー・ビーチ マリーナ”があるのは、ブラックキャニオン地域。上流に足を延ばせば、あのフーバーダムが構えている峡谷だ。ここでは、カヤックのほか、カヌーやパワーボートなどで遊べる。今回は、ブレジン パドルズという会社にツアーガイドを依頼。2人乗りのタンデム艇をオーダーして、安全のためのライフジャケットを着用後、川へと入水!
タンデム艇ならスピードも出るうえ、会話も楽しめるので初心者には向いているかも
この周辺は川幅が広く、流れを感じないほど静かなところ。そのため、カヤック初体験の人でも安心して漕ぐことができる。ガイドにオールの漕ぎ方を教えてもらいながら、ゆっくりと進行。すると次第に両岸に岩山がそびえる壮大な景色が広がっていく。う〜ん、なんという迫力! アメリカらしい大自然に思わず圧倒されるはずだ。
川底がくっきりと見えるほど、川の水は透明度が高い。小魚などの姿も見られる
漕いでいる途中には、いくつかの立ち寄りポイントも。時間帯によっては、川の水面がエメラルドカラーに見える洞窟や川の水位を監視する小屋などがあり、ガイドが説明をしてくれる。なかでも、面白いスポットがリバー ゲイジャーズ ハウス サイト。カヤックを岸に寄せた後、短いトレッキングをしてたどり着くことができるここは、小高い丘の上にあるため、絶好のインスタ映えポイント。カヤック中は、スマホを落としてしまう心配もあるため、なかなか撮影できない〜なんて、心配もあるけど、ここならゆっくり撮影ができる。
ここはかつてフーバーダムを作るための測定所で働いていた人々が住んでいた住居跡だ
天気がよければ川面に岩山が映る美しい風景が撮れるはず!
左が今回ガイドをしてくれたセス。UFCなどの格闘技好きで、桜庭和志選手など日本人ファイターも好きだとか!
カヤックも漕いでばかりだと疲れるので、休み休み進むのがベター。陽が当たると暑いので帽子とサングラスは必須アイテムだろう。訪れたのはシーズンが終わる頃の11月だったので観光客はまばら。春から夏にかけてのハイシーズンでも日本人観光客はそれほど訪れないそうだ。まだ日本では知られていないラスベガス周辺でのカヤック遊び。是非挑戦してみてほしい。
ネバダ州ラスベガスのさらなる魅力を知ってみると、実際に訪れてみたいと思うでしょ!? ステイ先はラスベガスで選べばよいとして、あとはフライト。残念ながら現在、日本からラスベガスへの直行便は就航していない。そのためシアトルやロサンゼルス、サンフランシスコで乗り換えるのが一般的。そこで、おすすめしたいのが、〈デルタ航空〉の成田−シアトル路線(2020年3月29日から羽田ーシアトル路線)。まるでビジネスクラスのような新しいシートカテゴリー、“デルタ・プレミアムセレクト”を利用すれば、ワンランク上の空間で快適なひとときが過ごせるからだ。で、その気になるサービスとは?
デルタ・プレミアムセレクトは、長距離国際線のビジネスクラスとエコノミークラスの中間に設けられた新しいキャビン区分
まず、注目したいのがゆとりあるシート。シートピッチ(間隔)が最大約96.5cm、シート幅も約48.3cmもあるので、従来のビジネスクラス並みの快適さが味わえる。足元には可動式のレッグレストを完備。長距離移動ともなるとリラックスしたいので、足を伸ばせる工夫がなされているのは嬉しいところ。さらに頭部のヘッドレストは両端が曲がるので、睡眠時には大助かり。
リクライニングが最大約17.8cmなので、長時間座っていても疲れ知らず
機内の楽しみといえば、食事。デルタ・プレムアムセレクトなら、プレミアムクラス向けの特別な機内食が楽しめる。選べるメインディッシュはビジネスクラス「デルタ・ワン」と同じ内容で、ミシュラン二つ星の和食店〈一汁二菜うえの〉の上野法男シェフ考案・監修の和食メニューなどもあり、その日の気分で好きなメニューを選ぶことができる。なお離陸前にはアルコール類を含むウェルカムドリンクが提供される。
食事はアレッシィ社製のオリジナル食器で提供される。小鉢なので持ちやすい
〈トゥミ〉のケースに、NY発のスキンケアブランド〈マリン・アンド・ゴッツ〉の製品などを入れた充実のアメニティ
機内ではテキストメッセージが無料で送受信できるので、とても便利!
気軽に選べて、上質なサービスが受けられるデルタ・プレミアムセレクト。このほかに、映画、テレビ番組、音楽などが楽しめる個人用オンデマンド型エンターテインメントシステム“デルタ・スタジオ”では、最新のハリウッド映画はもちろん、話題の邦画や日本語吹き替え版も豊富にラインナップ。もちろん機内Wi-Fiサービスも完備。う〜ん、こんなに充実していると、目的地に着いても降りたくなくなる!?
●ウィロー・ビーチ マリーナ
住所:25804 Willow Beach Rd, Willow Beach, AZ 86445
URL:https://www.willowbeachharbor.com
●ブレジン パドルズ
住所:The Hoover Dam Lodge 18000 US-93 Boulder City, Nevada 89005
URL:https://www.blazinpaddles.com
●デルタ航空
TEL:0570-077733(予約センターナビダイヤル)
URL:delta.com/
URL:www.deltasky.jp(デルタスカイ・オンライン)